タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ベトナム探鳥旅行11

2013年03月18日 | 旅行のことなど
大きく写せた鳥

カッティン国立公園での探鳥。昨日に続いて、大きく写せた鳥の紹介です。

   

遠くの木に止まって木の実を食べているこの鳥はシロクロサイチョウです。図鑑によるとサイズは69cm。

ガイドのマーさんによると、サイチョウの仲間はベトナムでは南部に行かないと見ることが出来ない、と言うことでした。私たちはこれまでベトナム北部のサパ、タムダオ、クックフォン、バクマなどでマーさんと探鳥をしましたが、もちろんこのときに見たことはありません。

   

私が初めてサイチョウを見たのは2000年3月にインドに行ったときだと思います。深夜ニューデリーのホテルにチェックインした翌朝、そのホテルのすぐ前で見ました。

サイチョウの仲間は、私の図鑑には12種類紹介されています。私たちがインドのホテルの前で見たのは、そのうちのどのサイチョウだったのか失念してしまいましたが、そのときのことだけは良く覚えています。タカ長にとっては「南国の鳥第1号」と言ってよいのかも分かりません。

   

カッティンでは毎朝決まって(?)50羽くらいの群れがゲストハウスの上を飛ぶようです。しかし、私たちは早朝からクロコダイル・レイクに出かけていたり、早朝探鳥に出かけていたのでその群れは見ていません。

体調をくずしてクロコダイル・レイクに行くのをキャンセルして、ゲストハウスの近くで探鳥していた仲間や、早朝探鳥を早めに切りあげてゲストハウスに戻った仲間が観察しています。その話を聞くと、そのサイチョウの出現は毎朝の定期便みたいな感じでした。

このゲストハウスに一週間程度滞在するのなら、早朝の探鳥はゲストハウスの前だけ、と言うことにしてサイチョウの出現を待つのですが、、、、、、現地2泊だけの滞在では何も出来ない感じがしました。

出来ることなら、探鳥旅行にはたくさんの時間を持って行きたいものです。