タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山歩きの付録

2017年04月15日 | 山歩きから
私たちの山歩きはグループを立ち上げたころから「道草登山」です。

一生懸命歩くことに集中するような山歩きとは無縁です。しかし、継続は力のたとえのように、皆さんの脚力はかなりのものです。

道草登山と言う言葉のイメージとは違うかも分かりません。

と言っても、外に向かって自慢するほどのものではありませんが、、、、、、。

    

道草の対象は、、、、やはり、山に咲く花を見るのが一番です。

その次が鳥でしょうか?

鳥は小鳥類でワシタカ類に興味を見せる人は少ないですね。でも、タカ長がタカに関心を持っていることは皆さん知っているので、何か飛ぶと「タカだ、タカだ!」と声をかけてくれることが多いのです。

しかし、、、「タカがかぁかぁ鳴きながら飛んでいるね」と返事をしてあげることも多くて、、、

山グループでは識別ができる人はほとんどいません。

上の写真は昨日の竜頭山の山頂で仲間が見つけてくれた鳥で、、、、

太陽の下、逆光、そして帆翔はほとんどしないですぐに流れていったので、連写しても数枚しか撮れなかったものです。

遠くを飛んだので思い切りトリミングしているのですが、これはクマタカでいいのでしょうか?

    

歩いている時でも何かが空を飛ぶとその鳥に目が行くのはタカ長がホークウォッチャーのはしくれだからでしょうが、、、、

このような写真が撮れるところを飛んでくれることはほとんどありません。

だから、このようなチャンスに恵まれると嬉しいですね。

これは荒谷山で見たハイタカですが、これなど最高の付録ですね。

    

飛んでいるタカを識別していたら撮り逃がすことがあるので、先ずシャッターを押すようにしているのですが、、、

それが思い通りできなくて、双眼鏡を覗きながらあれこれ考えることが多いのは、タカ長が鳥撮りさんではないからでしょう。

これは裏山で撮ったものですが、その時は高圧線が声を上げるほどの強風が吹いていました。

そのため通常の飛び方も出来なくて、そのうえ後ろ向き、、、

この写真をPCで拡大してみてオオタカかなぁ、と思ったのですが、、、、、、

公式記録をとっているのではないので、識別が違ってもタカ長的には問題ありません。

それを気にしていたら付録の有難さを満喫できません。

要するにこのような付録があることが嬉しいのです。

付録と言えば9日にオオルリの初認。13日は裏山でコマドリの声を聞きました。

コマドリが裏山で繁殖するわけではありませんが、渡り途中の鳥の声を思わぬところで聞くのも、山歩きの付録と言えそうです。