タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島ぐらし(2)

2017年04月22日 | タカの渡り
今日も予約投稿です。

角島に通うのはタカの渡り観察のためです。

そのタカはほとんどがハイタカです。

と言ってしまえば簡単ですが、そこまで言い切れるまで少し時間がかかりました。

観察者の能力が上がったこともありますし、観察機材の進歩もあり、より詳細なことが分かってきているのです。

    

機材で言えばカメラ。

タカ長が31,200円で買ったカメラでもこれくらいの写真が撮れるようになりました。

大砲を持つ意欲も財力もないタカ長には、このカメラの出現は革命的でした。タカ長のウデではこのカメラで多くのタカを撮ることが出来ませんが、、、

それでも何とかゲットした写真を見ると、かなりの確率でタカの同定や、成鳥とか幼鳥の区別が出来ます。

    

あまりマジメでないタカ長はそのようなことより、、、

角島らしく、朝日を背後から受けながら海に飛び出して行くところを撮りたいとか、、、

海をバックに低いところを渡って行くハイタカを撮りたいとか、、、

そのような散文的なことばかり考えながらカメラを握っています。

    

いつもいつもハイタカが低く飛ぶわけではありません。

当然ヒマな時間はありますが、そのような時でもミサゴが飛んだり、トビが出てきたリ、、、、

トビでも海をバックに飛んでくれると、渡りがヒマな時はカメラを向ける気になります。

    

広島では見向きもしないような鳥でも、ここでは何となく絵になるようで、、、、、

とにかく、飛んでいる鳥を見ていたら退屈することはありません。

そのようなところが角島ぐらしのいい所かも分かりません。

    

4月の10日ころになるとサシバの飛来を見ることがありますが、その様子を写真にゲットしたことはありません。

また、近くの牧崎でハチクマがこのような感じで低く飛来したのを見たことがありますが、その時はそれらしいカメラを持っていなかったので撮ることは出来ませんでした。

角島ではヤツガシラなど、いわゆる珍鳥を何種か見たこともあります。

タカの渡り観察と小鳥類の探鳥を両立させるのは難しいものがありますが、、、、、

それでも珍鳥に遭遇するチャンスがあるのも角島ぐらしのいい所かも分かりません。