タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島から(1)

2017年04月21日 | タカの渡り
朝の2時に起床して、フロントガラスがぬれる霧雨の中を走ってきた甲斐がありました。

角島の天気は思ったほど悪くなく、時間の経過とともに回復し、、、、、

それにともなってハイタカの渡りは順調に続きました。

545羽。この観察地の新記録です。

それまでの記録はタカ長がそのむかしカウントしたものですが、、、

その記録を若い仲間たちが破ってくれました。

祝新記録。

    

写真をたくさん撮りましたが、もちろん整理はこれからです。

道の駅に来て、ピンボケ写真を削除して、、、

それから更新をしています。

    

多くのハイタカがあの海を渡って行きましたが、、、

今日渡りすぎて、明日はパラパラ、、、とならないように願っています。


角島ぐらし(1)

2017年04月21日 | タカの渡り
タカ長はこのところ毎年山口県の角島に行っています。

最近は短期探鳥になっていて、今年は4月21日から2泊3日で行きます。そのため「予約投稿」します。

    

タカ長が初めて角島に行ったのはこの角島大橋が出来る前のことです。先輩に連れられて行きました。

橋が開通してからはハイタカの渡り観察のため毎年のように行くことになりました。

タカ長たちのグループがこの観察地を開拓した、と言っても大きな間違いはないような気がします。

そのころの生活拠点はこの角島大橋のそばの駐車場でした。期間も少し長期で、自分では「路上生活者」ならぬ「駐車場生活者」気分でした。

サクラの咲く前に角島に行き、観察を終えて帰るころ、美祢の町のサクラが満開になっていたことを何度か経験しました。

    

この駐車場からの風景も素晴らしく、特に太陽が沈むころが最高でした。

しかし、好天の日ばかりではなくて、この橋の1/3くらいしか見えないくらいの黄砂がやって来たこともありました。

このところ黄砂は珍しいものではありませんが、それだけ濃い黄砂になるとニュース性があるのか、テレビカメラが取材に来ていました。

この駐車場生活も天気が良い時は問題ありませんが、雨になるのみじめな気分をシッカリ味わうことになります。

特に独りの時は嫌なものでした。

    

観察地から離れた駐車場で生活していたのは、アワビの密漁者と間違われるのを嫌ったからです。

無用なトラブルを避けるためにこの駐車場から観察地に出勤(?)していました。

いまでは地元の仲間の努力で、タカの渡りもそれなりの「市民権」を得て、観察地で車中泊することが可能になっています。

    

車を出るとそこが「観察地」と言うのはとても有難いことです。

しかし、そこで何日も生活する気になれなくて、、、、

仲間の到着に合わせてタカ長も行くつもりなのです。

このようなところで独りで車中泊するのが億劫になっているのも、考えてみれば加齢現象かも分かりませんね。