タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島ぐらし(4)

2017年04月24日 | タカの渡り
昨日、予定通り無事帰宅しました。

予約投稿で「角島ぐらし」のタイトルの4回目でどのような報告が出来るか、タカ長自身も期待していました。

その結果は期待通りでした。

4月21日は午前2にに起床し、3時前に霧雨の中を出発しました。結論から言うと、この努力が報われました。

角島での観察の新記録更新に立ち会うことが出来たのです。

もし、のんびり出発して、遅い時間に角島に着き、記録更新の情報だけ聞かされるのは癪だったはずですが、、、、、

たとえ戦力にはならなくても、記録更新に立ち会うことが出来たので幸せでした。

    

4月21日は曇り予報でしたが、時間の経過とともに天気は回復して、一日でみたら「晴れ」と言っても良い天気でした。

しかし、タカ長が撮った写真としては22日、23日のほうは良さそうなので、そちらの写真を利用しながら更新します。

と言っても、写真的には、いつものことですがほとんどは失敗でした。

その度に「今のはハイタカが速く飛んだから、、、」とか、、、、「助手が早く知らせてくれなかったから、、、、」などなど、、、

いつものように若い仲間たちと冗談を言いながら観察を楽しみました。

    

4月21日の記録は、野球にたとえたら満塁ホームランを何本も打って記録更新、と言うのではなくて、単打単打をつないで点を取ったイメージです。

たまに二塁打くらいがあったくらいです。

早朝5時半頃から昼過ぎまでハイタカの流れが止めどなく続いた、と言うようなイメージの観察でした。

    

その日角島で観察していた連中は目のいい人ばかりで、彼らは裸眼でタカ長が双眼鏡でやっと見つけるようなタカを見ることが出来ます。

と言っていいくらい目がいいので、そのために数が増えた、ということがあるかも分かりませんが、、、、

本当のところはそれほど高い所を飛んだものは少なくて、その上空には適当に白い雲があり、タカを見つけやすかった、と言うようなイメージの一日でした。

    

このように書くとくそマジメに空を見ているように思われるかも分かりませんが、、、

本当のところは適当にマジメに、適当に不真面目に、、、、とにかく楽しくやっています。

下関方面に住んでいて、車で1時間以上かけて、5時半頃から観察するのですから、いくら若いとは言ってもマジメだけでは出来ないはずです。

適当に不真面目なところあって、楽しくやっているからこのようなことが出来るのですね。

    

タカ長もヒマな時間はトビと遊んだり、、、、、

何故かしら遊びで撮った写真のほうがシャープなようですね。

    

角島ぐらしのことです。

天気が良いと昼時間はこのように光る海を見ながらの観察になります。

が、注目してほしいのは彼らの服装です。冬もの、と言っても良いものになっているでしょう。

角島の観察地の気象条件は案外厳しいのです。

4月下旬になってもこの程度の準備をして行かないと、寒さのために十分な観察が出来ないことがあり得る、ということです。

    

4月22日は12時を過ぎてもこのようなものを着ていても暑さは感じませんでした。

そのようにして寒さを防いでいたら、吹く風も気持ちよく感じられのは春だからでしょう。

それにしてもハイタカの渡り、長期間続くものですね。

その渡りを見るのは角島が一番、日本一と言っても間違いないようです。