タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山歩1500回祝宴

2017年08月02日 | 山歩きから
昨日の広島は猛暑日、今朝も晴れて猛暑日の予感。セミが騒がしく鳴いています。

昨日の祝宴、山歩きをしたわけではありませんが、チョッとだけ疲れたようです。

そのため、昨夜は一度も目覚めることなく熟睡しました。

    

タカ長が50歳になったころ心境の変化がありました。

あと10年で定年退職だが、定年して家にいるようになって、、、、町内に友だちがいないのはまずいのでは、、、、

それまで町内のことなど考えたことが無かったタカ長が、その時初めて町内に目を向けたのです。

丁度その時、町内会の副会長をするように頼まれ、その時は心境が変化していたので二つ返事で引き受けました。

と言っても副会長としての実績はゼロ、、、、ただ一つあるとしたら、、、、

    

町内会長から指示されて、町内会のリクリエーションとして小さなハイキングを企画運営したことだけです。

そのハイキングの日、何となく登山ベストを着て出かけたのがその後の人生を決めることになりました。

その姿を見た人が「あなた登山経験があるのでしょう。町内にハイキングの同好会を作りたいので、その世話をしてくれませんか、、、、」

    

と言うようなことになり、最初は固辞していたのですが、断り切れなくなって山グループを立ち上げることになったのです。

山歩きは若いころから継続していましたが、そのことは近所の人さえ知らないような個人の趣味で、、、、

特に中年になって体力の衰退を実感するようになってからは、登山のことは秘密情報にしていたのです。

    

町内の人に内緒にしていながら、町内のハイキングの日に登山の服装で出かけるのは迂闊と言えば迂闊ですが、、、、

その迂闊な行動が山グループ誕生の原点になっています。

    

それまで山経験を持っていたタカ長ですが、町内会という地域社会の登山同好会の立ち上げと言う、それまで経験したことのないミッションに戸惑い、五里霧中のスタートになりましたが、、、、

1年過ぎ、2年たって、自分たちの活動が仲間に支持されていることを実感できるようになり、私たちの活動が軌道にのりました。

それから20年、気がついてみれば素晴らしい山グループが誕生していました。

    

このようなグループを作為的につくることは不可能で、すべては成り行きの所産ですが、、、、

このようなグループが出来るのなら、皆さまから乞われる前に自分からたち上げれば良かったと思うこともあります。

しかし、それもまた作為的、、、、、何も考えないで流れるがままにしていたのが良かったのでしょう。

    

そのような仲間たちに恵まれて歩いて来た山行きの数が1500回になるということで、昨日はその祝宴をしたのですが、、、、

その宴は素晴らしいもので、、、、、NHKに取材に来てもらって全国へ紹介したいくらいでした。

これは冗談ではありませんが、このような企画を取り上げるほどNHKもヒマではないでしょうね。

    

昨日の挨拶でも話したのですが、この1500回は私たちの終着点ではありません。単なる通過点です。

その次は、、、、とりあえず、、、2000回を目指して、適当にがんばることにします。

まだまだ老けてはおれません。本当に2000回を目指して歩きつづけます。

    

このグループの立ち上げに関与したタカ長がいうのはおかしいのですが、、、、

本当に素晴らしいグループになっているのです。

そのグループの中心に座らせてもらい、年金生活を過ごさせてもらっていることはとても有難いことで、、、、

その感謝の気持ちを伝える言葉が見つからないほどです。