タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山での休み方

2017年08月24日 | 山歩きから
今日も朝から太陽がいっぱいのタカ長邸(?)です。

拙宅は日当たりと風通しは良いので、早朝から陽光が部屋の中まで入りこみ、、、、、暑い、暑い、、、、、。

午前中はエアコンを使わないようにしていましたが、この暑さではその決まりもあってないようなもの、10時にはエアコンのスイッチをオンにしました。

そのような中で、今朝も超若い友だちと遊び、、、、チョッと疲れて、、、その友だちがママと帰ってくれるとホッとして、、、、

明日になると来てくれるのを待つことになるのです。しかし、明日は山行きの日ですから、その友だちと遊ぶことはできません。

彼は9月上旬までいるので、もう少し遊ぶことが出来ますが、、、、

人さまの孫を見ることで「来てうれし、帰ってうれし」のジジ心を体験させてもらってます。

    

今日も至仏山の写真を使っての更新です。

山歩きに休憩はつきものですが、本などで指導されていることとタカ長の感覚には微妙なづれがあるようで、、、、

あらためて、手元にある本を読んだり、ネットを見たりしました。資料を20以上は見ました。

その結果ですが、、、、、50分歩いて10分休憩もしくは25分歩いて5分の休憩、、、、、と指導されているのが一番多いようですが、、、、

結論的に言えば、、、書いた人それぞれがそれぞれの言い方をしていて、、、、例えば、、、1+1=2 というような絶対的なものはないように感じました。

    

山の歩き方を見ると、どの本を見ても「ゆっくる歩くこと」「特に最初はゆっくりあるく」と指導されていて、、、

歩き始めの元気なうちにガンガン歩いて距離をかせげ、、、、などという間違った指導をしている資料は1点もありません。

当たり前と言えば当たり前のことですが、それと比べると休憩の取り方には人それぞれの考え方があり、、、、、最大公約数的なものはあっても絶対的なものはない、、、、と言うように感じました。

そのためリーダーによってリードの仕方が微妙に違い、そこにリーダーの個性が表れるようにも思えます。

一番多かった50分歩いて10分休む、、、、という考え方も、、、、その考えの裏と言うか、、、、その歴史を見ると、、、、

文明開化のころ西洋からもたらされた軍隊の行進時の、隊列を管理するための方法が学校現場に行き、、、、その考え方がいつの間にか全土に広まっているような気がして、、、、

何分歩いたら何分休む、、、、と言う、時間で区切る方法は好きになれないのです。

確かに、登山でも隊列を管理することは必要ですが、それ以上に必要なのは体調の管理、、、、特に高齢者には体調管理が必要で、体にかける負担をできるだけ少なくする歩き方、休憩の取り方を模索すべきなのです。

    

時間で区切らないとしても、、、、本によったら、、、30分か1時間に1回としながら、、、体力の消耗は激しい夏はこまめな休憩が必要、、、、と指導している本もあります。

また、急登を15分も20分も休まないで登るとモタないので、、、、早めの休憩をするよう指導した文章もありました。

いずれも、これだけでは著者の真意が分からないのですが、、、、、

前者は疲れのことも休憩する意味も勉強していないように思えますし、表現もあいまい、、、、後者には歩くペースの指導ができないからそのようなことを言いたくなるのでは、、、、とリーダーに文句の一つも言いたくなります。

30分歩いたところが水でビシャビシャだったらもう少し先に行って休んでもよい、、、、と言うようなことが書かれた本もありました。

これなどコメント不要、、、、お前馬鹿かぁ、マジメに書け、、、、、と言いたいだけです。

今日の記事は、、、、歩き方、休憩の取り方についての教科書を書くつもりではないので、、、やや、皮肉っぽく書いています。

マジメに考えたら、、、山の歩き方や休憩の取り方は、易しいようで難しいのかもわかりません。

後期高齢者になって、、、、80歳が近くなって、、、、その中で適切な歩き方をするためには、、、、本当は、、、いろいろな本に相談する前に、自分の体に相談するべきなのかもわかりませんね。

それが難しい人は、、、、気心知れたリーダーと歩くのが一番、、、、身近に自分のフィーリングにあるリーダーを見つけられた人は幸せ、、、と言うことになりそうです。