タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

またまた雨に泣かされる?

2014年05月15日 | 日々雑感
昨日からの雨は上がりましたが、タカ長観察地の上はキリ状態、ハッキリしない天気です。

雨に泣かされるというのは今日の天気のことではありません。今日も天気が良ければ渡り観察に出かけるつもりでしたが、今日の予定がくるっても何ということはありません。一昨日よい思いをさせてもらったので、ハッキリいえば今シーズンは終わってしまっても問題ないのです。

               画像はネットより借用

天気に泣かされるというのはそのことではありません。

来週初め仲間たちと久住山に登る予定なのですが、その日の天気が雨マークになっているのです。

3月に佐賀に行くときも、4月に有明海に行くときも、5月に関西の鳥友と探鳥に行くときも雨で予定をキャンセルしました。

そしてまた今回も雨マークです。この予報どおりの天気になると、わざわざ雨の降る日を選んで久住に行くことになります。

その上今回は宿泊関係の予約なども済ませているので、、、、、、、そして皆が楽しみにしているプランなので、いまさらキャンセルすることも出来ないのです。

             画像はネットより借用

とにかく何があっても行くだけは行かないといけないのです。その上で現地での行動を決めることになりますが、今回だけは雨の中を歩くことになりそうですね。

ぐずぐずいっても仕方ありません。何しろ相手はお天道さんのことですから、、、、、、、。

それにしてもこれだけ続くとぼやきたくもなります。本当に、、、、、。


本日は休養日

2014年05月14日 | タカの渡り
昨日は多くのハチクマが移動したようです。シーズンの間に何度かこのような日があります。

私たちの仲間には「第一波」とか「第二波」と言う人もいます。その言い方をまねれば昨日は「第二波」だったようです。

その第二波が去った今日は朝から曇り、午後からは雨予報が出ているので、常識的に考えれば多くは飛びません。そのことは皆分かっているのですが、それでも数名の人が観察地に集まりました。昨日の話をしながら余韻を楽しんでいるのですね。

    

タカが飛ばないので無謀にもこのようなものに挑戦しました。花蜂の撮影です。

小さくて、動きが速いので何とかゲットできても全部ピンボケでした。

      

    

でもまぁそれなりに、、、、、、それと分かる程度に写ったものを紹介しました。

    

    

ハチクマはほとんど飛ばなくてひとり1羽程度ですが、観察地の前にオスが止まってくれました。チョッと距離はありましたが、例のカメラで撮るとハチクマのオスであることが分かる程度の写真は撮ることができました。証拠写真とすれば合格ですね。

    

飛んでいるのも撮りましたが、今日の天気ではいい写真は撮れません。立派なカメラを持っている仲間は撮ることさえしませんでした。

何でもかんでもカメラを向けるのは素人の特権、安物カメラを持っているものの強みかも分かりませんね。

タカ長としては練習しているつもりですが、いくら練習をしても昨日のように近くをバンバン飛ぶと、このカメラでは対応できません。

かといってデジイチ用のレンズは短いし、、、、、、、、

などなど考えながら雨が降り始めた昼過ぎまで観察地にいました。これと言った成果のない、ただ何となく観察地にいた休養日です。


パニックだぁ、疲れたぁ、、、、、

2014年05月13日 | タカの渡り
昨日の雨も上がり、、、、、今日は出る日だぁ、、、、、、と言うことで早朝から障子岩に登りました。

登ってみると、、、海のほうは一面の霧、、、、、、

    

    

雲海の上に見えるのは安芸の宮島の弥山です。右のほうは岩船山。こうしてみるとチョッとした高山に登った気分がします。

やがてこの霧が山の斜面を登ってきたので、霧のため観察不能の時間が10時ころまでつづきました。

    

そして、、、1羽2羽と飛び始め、下の観察地と電話連絡していたら、、、、

何と何と、バンバン飛び始め、左も右の、、、近くも遠くも、、、、どこを見てもハチクマが飛んでいる状態になり、、、、

最初は10羽、この群れが16羽でその次が21羽で、、、、、、と数えていましたが、とてもとても独りでは対応できなくなり、、、、、

    

    

写真もじっくり撮れる状態ではなくなりました。

帰宅してからパソコンに今日の画像を取り込み、あらためて見ると、、、、、何?何????

これまでと変わらないではないか。写真的には障子岩で撮った意味があまりないような、、、、、。

それもそのはずです。大写しに撮れるハチクマは近くを飛ぶわけですから、見た目のスピードは速くて、このカメラでは対応できないのです。そのため近くのハチクマではなく、わざわざ遠くのハチクマを撮る羽目になったので、こうした結果は仕方ないのです。

この状態になることが分かっていたら、もちろんデジイチを持って行き、近いハチクマに的を絞って撮るのですが、、、、

それが事前に分からないのがタカの渡りですから、今日の結果も仕方ないですね。

    

   

    

と言うことで今日の写真を適当にならべてみましたが、これまでとかわりばえしませんね。

この障子岩の前方に古刹の避雷針が見えます。パニックになった時間はもちろんですが、午後になってもその上でハチクマが帆翔していました。

ここはハチクマを撮る大砲組が集まるところですが、仲間の話によると今日は写真を撮っている人はいなかったそうです。

今日あそこにいれば傑作が撮り放題だったはずですが、そんなものなのですね。

    

障子岩の上ではヘビ君が日光浴をしており、そのそばで観察する時間がかなりありました。

下に下りると、最近観察地をご無沙汰している仲間の愛犬、チャーリー君がやって来て、仲間ともども旧交をあたためました。

チャーリー君はいいけど、ヘビ君は嫌ですね。だからとってたたき殺すこともできませんから、いやいや一緒していたというわけです。 

明日こそは

2014年05月12日 | タカの渡り
朝から雨になりました。そのため自宅で休養中です。

それにしても昨日は飛ばなかったのですね。何名かの人で見ている観察地の記録が20羽に満たないのですから、タカ長ひとりが14時まで見てハチクマ8羽とツミが2羽という成績は立派なものですね。

と強がりをいっても仕方ないですね。本当はもう少し見たかったのが本音なのです。

    

明日は仲間たちとの裏山歩きの日ですが、天気が回復したらタカ長ひとり、早朝から障子岩に登ってハチクマを待つつもりです。

このように朝日を受けたハチクマやら、、、

    

口をあけて飛んでいるハチクマやら、、、、

    

頭上近くを飛んでゆくハチクマを撮りたいのですが、思い通りにことがはこぶでしょうか???

    

せめてこの程度、向かい側の尾根から近づいてくるハチクマをゲットしたのですが、、、、、。

雨上がりの明日は多くのハチクマが飛んでくれる、と言うことを期待してのわがままな行動ですが、この願いはかなえられるでしょうか?

雨の休養日、チョッとした野暮用をしながら自分勝手なことを考えているタカ長です。



右窓から~記録達成だぁ、、、、

2014年05月11日 | タカの渡り
右窓に行ってきました。

その右窓から見る風景です。

    

これは観察地の方向を見たところです。画面左に観察地が見えます。もう少しアップすると、、、、、、

    

中央に白い建物のようなものが大小2個見えますが、左側の小さな白い点のところが観察地です。向こうに見えるのが安芸の宮島です。

空気がクリアだと朱の大鳥居を見ることが出来ます。

    

ハチクマはこの左窓のほうからやってきます。左斜面で帆翔して高度を上げ右窓の上を流れていく、と言うのが渡りのパターンですが、、、、

結論から言うと本日はそのパターンはゼロ。観察できたハチクマの数も一桁、2回以上帆翔したハチクマもゼロ。

渡りの時期に来てこれだけ成績が悪いのは初めての経験です。と言うことで、悪い意味での「新記録達成」(?)というわけです。

      

そのような状態ですから、左窓に現れたタカを識別してから撮影していたのでは間にあいません。とにかく見えたらシャッターを切る。識別はその後のことです。

そのようにして撮った写真ですが、左からトビ、ミサゴそしてハチクマです。

そのようにして準備をしてやっと撮れたハチクマです。



本日一番の出来ということですね。あっという間の飛び去るので何枚も撮ることができません。

   

これがその次の出来ということでしょうか?とにかくこの程度の写真が何枚か撮れただけです。他は例によってピンボケだったり、、、、

   

一気に飛んでゆくので画面の中央にゲットできなくてこのようになったり、、、、、。

それでもこのように見られるのは良いほうで、多くの場合は撮るのも見るのも後追いになりました。

      

それもわざわざ遠くなってから撮る感じですから、タカ長のウデではこのようなものしか撮れませんでした。

    

南側を流れるものも高度が高くて写真になりませんでした。このようなハチクマでも、もう少し高度が低くて、安芸の宮島か広島湾の海をバックにしていたらそれなりの写真になるはずですが、、、、、、、。

とにかく今日は不作でした。結果論で言えば昨日のほうがよかったようです。

時間が取れればあと1~2回は右窓に行くつもりですが、、、、、、いいことあるかなあぁ、、、、、、、、。

ムチャトリ・ピンボケ特集です

2014年05月10日 | タカの渡り
今朝は右窓へ行くか、それともタカ長観察地に行くか迷いました。しかし、昨日のゼロ記録を見て、何となく右窓は明日にすることにしたのです。

右窓で、ほとんど飛んでこないタカを待つのはつらい気がしたのですが、、、、、、、結果は失敗???今日は右窓方向でもけっこう飛んだようでした。

明日は予定通り右窓へ行くつもりですが、明日もし飛ばなかったら、タカ長の作戦は完全に失敗したことになりそうです。

    

今朝の観察地。花の季節もそろそろ終わりを迎えているようですね。しかし、クリアに晴れました。

例によってここで春観察されるタカは「遠い、小さい」もので、目が光って写るのは、、、、

    

こんなものですね。観察地の住民のキジバト君、すっかりなれて足元にまでやってきます。

   

肝心のハチクマですが、まぁまぁ撮れたとしてもこの程度です。写真に撮ったといっても遠いものですから、思いきり、無茶苦茶にトリミングしてやっとハチクマと分かる程度、もちろん大ピンボケです。

そのような写真をコメントなしで貼りつけます。

      

     

      

      

      

      

よくもまぁこれだけならべたものだと思われるでしょうが、、、、、、これがタカ長ブログのよいところなのです。よそ行きの写真ではない普段着の写真???

と言ってもこれだけ悪いと、お前のはそれ以前の問題だと言われそうですね。その、、、、、問題以前の写真をもう1枚貼りつけて本日は終了です。

   

明日は右窓に行って、これ以上の写真を撮るつもりですが、夕方から用事があるので、その写真を紹介する時間が取れるかどうかは???です。


大万木山(おおよろぎさん)の白い花

2014年05月09日 | 山歩きから
白い花を求めて大万木山へ行ってきました。まずその位置です。

    

上に見える半島が島根半島。よく見るとその下に宍道湖、そして松江市。中央に赤く見えているのが大万木山です。

その山に行ったのは大万木山の白い花、サンカヨウを見るのが最大の目的でした。

   

国道54号線を走り、頓原の町から登山口へ。そして渓谷コースを登ります。登山口近くは緑が濃く、季節がすすんでいることを思わせます。

しばらく登ると展望が開け、、、、、

    

遠くに三瓶山を見ることができました。左奥、遠くに見えているのが三瓶山ですがお分かりでしょうか?

ゆっくり登り山頂で昼食。下山は滝見コースをつかいます。山頂のすぐそばにある避難小屋からサンカヨウの群落が見られるのですが、、、、、

このあたりのサンカヨウはやっと花をのぞかせた程度、、、、、、、

    

    

聞くところによると、今年は花が遅れているようです。タカ長の認識では、今年はサクラも早かったし、そのほかの花も何となく例年より早い気がしたので、この時期に行ったのです。しかし、タカ長のもくろみはどうやらはずれたようですね。

でも、少し下の、毛無山への縦走路にはいったところでは、、、、、、

    

    

ご覧のように咲いていました。これだけ見られれば満足です。

登山道をはずれた斜面にはもっともっと咲いていましたが、その近くまで踏み込んで撮影するようなことはしていません。遠くから眺めるだけで十分でした。

    

    

WIkipediaによると、このサンカヨウは本州の中部以北から北海道、大山、サハリンに分布していると書かれています。

島根県の大万木山にことなど書かれていませんが、この記述からみると、少なくとも本州中部以西では珍しい花と言うことになります。

現地であった人の話では、運の悪い人は3回来ても4回来てもこの花に逢えない人もおられるようです。そのことを思えば、1回目で見ることが出来たのですから、満足しないといけませんね。


右窓へ

2014年05月08日 | タカの渡り
各地から寄せれる情報をみると、いよいよハチクマのシーズンが到来したことを思わせます。

このところいろいろあって観察地をご無沙汰していますが、ハッキリしなかった週末の天気が良さそうなので、そろそろ「右窓」に登ってみようかと考えているところです。

「右窓」と言うのは観察地で言っているだけで、そのような名前の山があるわけではありません。正しくは「窓ヶ山の東峰」のことで、観察地から見ると窓ヶ山西峰の右側に見えるから「右窓」と言っているだけです。

    

その右窓から見る左窓です。左下に魚切ダムの堰堤も見えています。

これまでの経験では、右窓の岩の上に座って待っていると、タカは左窓の左肩に現れ、そこで帆翔して高度を上げて、右窓の上を東に流れていくパターンが多いようです。

魚切ダムの堰堤が見えるあたりから帆翔して高度を上げるものや、あまり高度を上げないで目線より下を一気に流れていくタカもいます。この場合は広島湾の海をバックに流れていくことになるので、写真的には面白いのですが、何しろ速く流れていくので、タカ長のウデでゲットするのは難しく、何とか撮ることができてもほとんどの場合は後追い写真になります。

    

    

この写真は3月に撮影したノスリです。タカ長のウデとカメラではこれで上出来だと考えてたのですが、、、、

ゆっくり帆翔している場合、カメラぶれに細心の注意をはらって撮れば、もっともっとシャープな写真が撮れることを先日経験しました。

       3万円のカメラだから、とか

       タカ長のウデだから、とか、、、、

そのように言い訳をしないで、もう少しシャープな写真を撮ってみたいと考えるようになっています。

天気が良さそうな週末に、期待を持って右窓に登り、その思いを実践してみたいのですが、、、、、、、。


今日もハッピー

2014年05月06日 | 山歩きから
今日は朝から晴れました。文字通りの五月晴れ。

その五月晴れの下を仲間たちと山歩きです。行ったのは広島県の最高峰、恐羅漢山です。

尾根に出ると風もあり、その風を受けると寒いくらいでした。稜線上にもところどころ雪が残っているのですから、多少は寒さを感じてもおかしくはないのですが、、、、、。

   


このように晴れた山を歩き、、、、、

   

   

いつもとは下山コースを変えて、スキー場の中を下りました。少しだけ歩行距離を短縮(?)

   

花も鳥も、これと言った、特記するほどのものには逢えませんでしたが、、、、、、

でもまぁ、上の写真に見るような、大きな風景とさわやかな風を感じながら歩いたのですから、やはりハッピーですね。

ハッピーと言えばもうひとつ。

帰る途中に、広島県の天然記念物の大きな杉を見ました。

   

これは「梶の木の大スギ」の幹の部分です。このスギは満身創痍の状態ですが、まだ命を保っています。

   

これは「洗川の谷渡り台杉」です。

タカ長は良く知らないのですが、広島県では有名な木なのでしょうか?仲間の何人かは写真だけは見た、と言うようなことを話していました。

山を歩き、大きな木を見ることが出来て、今日もハッピーな一日でした。

   都合により明日の更新はありません。明後日は出来るはずですが、、、、、。

花の季節に

2014年05月05日 | 山歩きから
タカ長観察地でのタカの渡り観察は続けられていますが、今日のタカ長は休養日です。

と言っても、明日からいろいろな予定が続いているので、休養日といっても昼寝をしているわけではありません。具体的なことは書きませんが、今月は予定を入れすぎているような状態ですから、このブログの更新も毎日は出来ないかも分かりません。

   

今は花の季節です。先日行った大潰山はツツジの山として知られているのですが、チョッと早く行きすぎたようでした。まだ花が咲き誇っていない感じだったのです。

ネットで見ると関西のほうには全山ツツジというような山があるようですね。また、韓国のヨスにも全山ツツジというような山があるようです。ツツジは珍しい花ではないので、他にもツツジの名山はたくさんあるはずです。

その点でいえばこの大潰山は地味なもので、全国的な名山とはお世辞にもいえないようです。しかし、廣島の山好きには捨てがたい山なのです。

   

週末の金曜日にはサンカヨウの白い花を求めて、島根県の大万木山に行きます。これまで何度か登っている山ですが、サンカヨウに照準を合わせた山行きは今回が初めてなのです。

ネット情報を参考にしてこの日に決めたのですが、当たるか当たらないか行ってみないと分かりません。何度も書いているはずですが、花の時期をピタリと当てるのは易しいようで難しいのです。少なくともタカ長はそのように感じています。

   

大潰山の山頂近くではアセビの花が咲いていました。今が見ごろといった感じです。もちろんわが裏山ではとっくに散っている花です。

お目当ての花をはずしてガッカリすることもありますが、その逆に思わぬ花に出遭って大もうけした気分になることもあります。

それがあるから花の季節の、花の多い山を歩くのが楽しいのかも分かりませんね。