タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ハチクマ1号

2014年05月04日 | タカの渡り


今朝の観察地はクリアに晴れました。タカ長としてはめずらしく早朝より出勤。お目当てはもちろんハチクマです。

数のことをいわなければタカ長の思いは的中しました。とにかくタカ長にとっては今期初めてのハチクマを記録したのですから、、、、、。

   

   

これがそのハチクマですが、例によって遠くて小さくて、、、、それが一気に流れていくのでタカ長の視力とウデでは捕らえにくくて、、、、、、何とかゲットしたときには後追い姿になっています。これもまたいつものパターンだと言ってしまえばそれまですが、、、、、、。

それでもパソコンで見るとオスの、あの特徴ある顔が写っているように見えるのですが、、、、、、、。

朝のうち何度かこのパターンがあり、、、、、

    

頭の上で帆翔してくれると思えばサシバ。右の写真は葉桜の上を飛ぶサシバ、タカ長の力作(???)です。

ハチクマはシャイなので人を避け(何しろ観察者の数だけは多いのですから、、、、、)サシバは物事を考えないとか何とか、勝手なことを言い合って空を見つめていました。

   

これって何か分かりますか?

答えはツバメ。タカは遠くばかり飛ぶので、近くを飛ぶツバメにカメラを向けてシャッターを切ったらこのようなものが写っていました。もちろんこれはお遊び。

     

タカ長のいうピンボケはこの程度のものをいうので、、、、、、、ということはほとんどの写真は合格(?)。ではなくて、本当のところは7割は右の写真のようなピンボケだったのです。

タカ長のウデが鳥の動きについてゆけないのが最大の原因ですが、、、、、カメラのほうも鳥の動きに対応できないところがあるのかも分かりません。

   

   

   

でも、本当はやはりウデのようですね。



   

このように頭の上でゆっくりと帆翔してくれると、タカ長のほうもしっかりとカメラをかまえる時間が取れて、、、、

カメラのほうもピントを合わせてくれるのでしょうか、かなりトリミングしても思ったほど画質は落ちなかったようです。タカ長としてはこれで満足なのです。

ともあれ今日の観察、とにかくハチクマをゲットできて満足、満足。

明日も観察地に行く時間はあるのですが、、、、、天気はどうなるのでしょうか?




ぶなの森を下りて

2014年05月03日 | 山歩きから
今日も山に行きました。探鳥を主目的に臥竜山へ。

山はやっと芽吹きを始めたばかり、林道のそばには残雪もありました。夏鳥の季節も始まったばかり、と言うことでしょうか?

   

キリガ谷を登り、稜線のぶなの森を歩き、、、、鳥を探しましたが、、、、

   

ハッキリ見えた鳥はキビタキ、オオルリ、アオゲラ、サンショウクイ、ヤマガラ、シジュウカラくらいでしょうか。思ったほど見ることが出来ませんでした。

   

下りはウマゴヤ谷コース。ここを下りるのも本当に久しぶりのことです。

実を言うと、今日のコースを今月末に仲間たちと歩くつもりでいるので、その下見をかねての探鳥行となったわけです。

   

このように特徴の歩きは記憶に残るはずですが、、、、、、

何もかも忘れるくらいこのコースはご無沙汰しています。

今日は例のキャノンを持って行きましたが、野鳥の写真が撮れたのは、、、、、、、

   

このヤマガラだけです。せめてオオルリくらい撮りたかったのですが、すぐに飛びたって撮影のチャンスはありませんでした。

   



ウマゴヤ谷コースの森を出て光あふれる高原へ。

この光と爽やかな風を感じることが出来たので、お目当ての鳥は見ることが出来なくても満足です。

お目当ての鳥って???

それはアカチョウビンですよ。声は聞くことが出来たので、来ていることは来ているのですが、、、、、、。

花の山へ

2014年05月02日 | 山歩きから
   

廣島・島根県境にある大潰山に行ってきました。島根県浜田市と廣島をむすぶ国道186号線のそば、廣島では有名な大佐山スキー場の東側にある山です。

廣島では多少は知られた山ですが、全国的には超マイナーな山ということになるのでしょう。

      

      

この山は花の多い山として私たちは認識しています。そのためこの時期に何度かでかけてきました。

このようにスミレやショウジョウバカマ、キブシなどなど春の花を楽しむことが出来ますが、、、、、

私たちのグループのものはそれに加えてワラビや土筆などを採ることも忘れません。そのため山頂までの時間を十二分に見込み、11時ころ着くつもりでしたが、、、、、、 

   

私たちのグループはまもなく高貴高齢者を迎えるタカ長がリーダーをしている老人隊(と言ったら叱られるだろうなぁ、、、、)ですが、それにしては脚力があるのでしょうか、10時40分ころには山頂に着きました。

ご覧のような好天です。この山頂からは私たちの知っている山を何座も確認できるのですが、、、、、、、、、ネットで紹介したいほど形の良い山は見つかりません。

と言うことで山の紹介はナシです。

   

      

この山にはツツジが多くて、その花にあわせてプランしたのですが、今日は最盛期を少しはずしたようです。もう少し遅く来たら多くの花を楽しむことが出来たはずですが、今日は標高の高いところはつぼみが目立ちました。

   

花の時期に合わせるのは易しいようで難しいのです。

一週間先には島根県の大万木山(おおよろぎやま)に行きます。お目当てはサンカヨウの白い花ですが、当たるかなぁ???

   

今日は気温が上がり、暑さに慣れていない身体が重く感じられました。しかし、芽をふいたばかりの落葉樹の下を歩く気分は最高、春の山は良いですね。

6日には広島県の最高峰恐羅漢山に行きます。ここでも若葉を楽しむことが出来るはずです。

ここしばらくの間が私たちの春山シーズンですね。春山といえば残雪の山を連想しますが、私たちには花と若葉の山なのです。




新緑の裏山

2014年05月01日 | 山歩きから
花の季節はあっという間に終わりました。

標高の少し高いさくらの里も八重が少し残っているだけ、、、、、、、

   

次の季節に移っています。そのさくらの里ではキビタキがさかんにさえずっていました。あちらとこちらで、、、、、。

そうですね。わが裏山ではキビタキがやたらさえずっている感じです。オオルリもクロツグミも来ていますが、数的にはキビタキが群を抜いている感じですね。

   

   

サクラの季節は終わってもその後に続く花は咲いています。といっても「花の名山」と言われるほどの花があるわけではありません。この面でもごく普通の山です。

そのごく普通というところが良いのでしょう。特別な景色は何もありませんが、それでも数あるコースを選択して歩けば、その日その日の変化をつけることが出来ます。

   

   

いまは新緑が目立つ裏山ですが、それがいつの間にか深緑といわれる頃には、、、、、、

想像するだけで嫌ですね。タカ長の苦手な暑い暑い夏がやって来るのですね。

それまでの、、、、、つかの間のいい季節をしっかり楽しまないと、、、、、、。