タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

雨が上がると

2015年03月19日 | タカの渡り
昨日から降り続いていた雨はほとんど上がったようです。

といってもスッキリ晴れるのは明日以降になるようですが、、、、、、

    

この予報を見るとその先は好天が続くようですね。気温も上がって花の季節もまもなくやってきます。

この二日間の雨でくさったようになった(?)タカ長も明日からは忙しくなります。

まず明日は、、、、、

    

先日下見に行った蓮華山に仲間たちと行き、、、

登山のあとは蕎麦屋に行き、そして二井寺山や中山湖を観光する予定です。そしてそのあとは、、、、、

    

タカ長にとってのタカの渡りの季節です。どこか高いところに行ってノスリの渡りを見て、、、、

    

もちろんハイタカも見ることができるはずです。

そのようなことをしながら月末に予定している鷹ノ巣山の下見に行って、、、、、、

というようなことを考えているので明日から5~6日連続で山靴を履くことになりそうです。

小さな山歩きでもこれだけ続くと疲れてくるので、思い通り歩けるかどうかは分かりませんが、とにかく今はそのつもりです。

    

ハチクマが私たちの裏山に渡って来るのはまだしばらく先になりますが、、、、、

その日のために例の50倍のカメラで自主トレしておかないといけませんね。

先日行った忠四郎山では一瞬の遅れでノスリを撮り逃がしましたから、、、、、、、。

春らしくなって

2015年03月17日 | 山歩きから
春本番の陽気になりました。

寒さでかたくなった心身をほぐすには最高の天気になったようです。

というようなことかどうか知りませんが、本日の裏山歩きは仲間からのリクエストにこたえて桜尾根を登りました。

このコースはいつも登っている椿尾根コースよりは少しだけハードなコースで、トレーニング不足になっている人には少しきつかったようです。

といっても先頭グループと大きく遅れるわけではありません。わずか何分かのことです。

ということは、きつい時はゆっくり登れば良いということですね。私たちの裏山程度の山ならその遅れは数分のこと、その程度の時間なら何とでもやりくりできます。

    

桜尾根の登りも落葉樹の森は明るく、よく見ると私たちの出発点である下界を確認することができます。

    

主稜尾根の落葉樹も葉を落としたまま、この時期は明るい尾根歩きを楽しむことができます。

この稜線から見る北の山には雪が見えませんでした。白い世界も後退しているようです。

    

その尾根歩きの間に障子岩で休憩しました。

そのとき遠くでノスリらしいタカが1羽、そしてハイタカ属が2羽飛んでいるのを双眼鏡で確認しましたが、、、、、

残念ながらこちらには来てくれませんでした。

ということでこのような写真だけです。パソコンで思い切り拡大してみると鳥ともゴミともわからないような黒い点が三つ写っていました。

これがそのタカかも分かりませんが、、、、、

いずれにしても遠すぎてカメラでゲットできませんでした。

        

ゲットできたのはこのようなもの。

花より団子ならぬ、タカよりキノコかも分かりません。

キノコは多く採れないとしても、これから花やら鳥を楽しむことができる季節になります。

春らしくなって裏山歩きが楽しい季節になりましたが、、、、、

いい季節は短くてあっという間に暑さを感じるようになるのでしょうね。それまでの短い春、思い切り歩きまわることを考えています。


下見には行ったけど

2015年03月16日 | 山歩きから
相棒とHさんと3名で忠四郎山の下見に行ってきました。

といっても超マイナーな山なので知らない人がほとんどのはずです。ということでまずその場所、、、、、、

    

広島県大竹市にある604mの山ですが、これを見ると大体の場所はご理解いただけるはずです。右端に見えているのが安芸の宮島です。

この山には十数年前に登ったことがあるのですが、そのときは南側から登りました。こちらから登ると標高差もあり、ルートも迂回しているので一日コースになったように記憶しているのですが、、、、、

しかし、北側から登るのは初めて、そしてむかしのことはほとんど記憶していないので今回の下見登山になったわけです。

    

その下見登山を終えての印象は、、、いいようなよくないような、、、、、、ということです。

良かったとハッキリいえないのは山頂からの展望がまったくダメになっていたからです。木が繁って展望はゼロ。昔はこのあたりから大竹の市街地を見下ろしたような記憶があるのですが、、、、、

この画像は山頂の少し手前の、展望岩と案内されていたところから撮ったものです。遠くに見えているのが安芸の宮島です。

    

左のほうに弥山、駒ヶ林が見え、右端のピークが岩船山です。いずれも私たちにはなじみの峰です。

    

こちらは山口県方面の展望ですが、こまかいところは私にはよく分かりません。

松の枝先のところ、遠くに見えている山は本州の西端か九州の山か、、、、、というような気がするのですが、本当のところはまったく分かりませんでした。

画像の中央を飛んでいるのはタカではなくてカラスです。これがタカだったら少し点数が上がるのでしょうが、、、、、。

    

こちらは私たちになじみの傘山です。その右向こうのほうに見えているのがわが裏山方面の山になります。

これだけの展望があるので救われますが、、、、、、

これがなかったらダメな山になってしまいそうです。

    

小さな山なので山頂で昼食には早すぎました。下山の途中に西大鉢山に寄り道をし、、、、

それから先はルートがハッキリしないのでもと北道をひき返し、、、

下山してから牧場の端の小さな広場で昼食をとりました。

    

もちろん空を見ながらの昼食でしたが、カラスしか飛ばないといっていたら、とつぜん、、、、、、

目の前の稜線近くをハイタカが飛んできて、あわてて撮ったらご覧の通り。松の向こうに姿を消す直前に1枚だけ撮れましたが、、、、、

これではどんなにひいき目にみてもタカの写真とはいい難いですね。

もう1羽、渡りらしいノスリを見つけたのですが、気がつくのが遅くて撮り逃がし、、、、、

ということで鳥の面ではいいことナシの下見登山でした。しかし、、、、

食後はのんびりと横になり、、、、春の光を感じることができたので、まったくの無駄足とはいえません。

それに、、、、、

    

これを見るとアップダウンの多い厳しい山のように見えますが、全体の標高差は百数十メーターしかないのですから、、、

累計標高差も1000mにならないのですから、、、、、楽といえば楽な山なのです。

というようなことで、本日の下見は、、、いいようなよくないような、、、、、、というわけです。



    

    

春を感じながら

2015年03月14日 | タカの渡り
独りで障子岩に登ってタカが渡って来るのを待ちましたが、、、、、、

タカの面では不作、期待していたノスリは1羽も見ることができませんでした。

    

しかし、未明の雨が上がった山の斜面を雲が昇り、、、、その雲の表情を楽しむことができました。

バックの山が平凡な里山なので絵になりませんが、それでも時々刻々かわる山の表情を見るのは楽しいものです。

    

この木の芽はまだ動いていませんが、、、、

北よりの風を避けることのできる岩の上は寒さを感じることもなく、、、、、

いつ渡って来るか分からないタカを待つのも苦になりませんでした。もう寒くはないのです。

    

待つこと1時間余、やっとタカが現れました。遠い、高い、ということで識別が困難なタカですが、、、、、

 
      

ハイタカ属のタカを云々するほどタカ長の能力は高くないので、ここでは写真の紹介だけにとどめます。

このハイタカ属をふくめてタカ長が見たタカは6羽。

お目当てのノスリを撮ることはできませんでしたが、、、、、、、

    

ひと頃よりはずいぶん強くなった日差しと、優しくなった風を感じながら、障子岩の上でのんびりした時間を過ごすことができて幸せでした。

障子岩のまわりの木の芽はまだかたいのですが、白樫の大木(といってもほとんどの人には分からないでしょうが、、、、)まで下りると木の芽が動いていました。

もうすぐ春ですね。


光の春に

2015年03月13日 | 山歩きから
きれいに晴れました。今日の裏山は終日快晴状態です。

そのなかを仲間たちと歩きました。

いつもの道を登り、、、、、

    

いつもの森をぬけ、、、、、

    

さくらの里に行きました。春とは名ばかりの風が吹いていましたが、、、

ここも光がいっぱい、、、、、

花があふれるのは一ヶ月先になりますが、その「花の春」が近づいていることを予感させる光の春でした。

    

この時期の落葉樹の森は、森床まで光が届き、、、、

    

その森でのんびりとした時を過ごしたくなるのですが、、、、、

本当のところは風が冷たくて、長居はできないような状況です。

この晴れがウソのような雨予報が出ていますが、これからは一雨ごとに暖かくなり、、、、、、

もうすぐ本格的な春がやってくるのですね。


ゼロではなかった

2015年03月12日 | タカの渡り
タカを見るつもりで先日紹介した68番鉄塔に行ってきました。

おおよその場所は地図上でも分かっているのですが、もう少しハッキリさせたくて「旅レコ」をもって行き、一応記録することに成功しました。

    

これがその記録です。赤い線の下側が出発点の観察地、上の端が68番鉄塔のところです。そこでスイッチを切りました。

これを見ると標高は360mになります。



鉄塔管理のためなのでしょうが、ずいぶん派手に切り払われました。

こちらは71番鉄塔の方向、春の渡りの飛来方向、秋の飛去方向と言うことです。



こちらは秋の飛来方向、ということでしょうか。

パノラマ写真にしているのですが、左の木の向こうに見えているのが窓ヶ山で、その右に向山。この画像の右端に遠く見えているのが鈴ヶ峰です。



カメラ位置を動かして窓ヶ山方面を撮ってみました。こちらからの視界も広いものがあります。

このように視界が広いので独りですべてを見ることはできませんが、、、、、

秋の渡りの時期に来るといいものがみられそうな予感がします。

    

実は現地についてカメラの準備ができていないときにいきなりノスリが現れ大慌てでしたが、、、、、

    

鉄塔のそばで撮影した証拠写真も何とか撮ることができました。そして、、、、

    

もうひとつはハイタカ。これは少し遠くて文字どおりの証拠写真ですが、これでも初列が6枚ハッキリ写っています。

ハイタカはもう1羽みることができましたが、これは低く来て山ヌケ状態で写真には撮ることができませんでした。

本日の収穫は以上の3羽のみ、1時間だけ現地でみて帰りました。

ゼロではなかったので大満足です。

    

このように秋の観察が面白そうなところですが、、、、、しかし、、、、、

展望がよいということは日影がまったくないということで、ハチクマの季節に長時間ここで観察できるかどうか、暑さ嫌いのタカ長としてはチョッと自信がありません。

でも、ハチクマが近くを飛んでくれたらそのような危惧は吹っ飛ぶのですが、、、、、、。

天気の神に見放された???

2015年03月11日 | 山歩きから
私たちの山グループが生まれて今年で20年になります。

この間大小をあわせると1200回以上の山歩きをしていますが、全体的に見ると晴れ男、晴れ女が多いのか、天気には恵まれていたと認識しています。

とはいいながら、何かのタイミングがあわないと雨続きというようなことが過去何度かありました。この冬もそのひとつだと言えそうです。

    

私たちは心身の鍛錬のために山を歩いているのではないので、寒い時期の山歩きや、高山での山歩きは、天気の良くない日は無理しないことにしているのです。

そのようなことを基本にしていても、冬の瀬戸内地方は天気が良い日が多くて、山歩きの支障になるようなことは少ないのですが、、、、、

    

このところは私たちが山を歩く日が狙い撃ちされているようで、、、、、

山口県の降松神社(下松市)をめぐる山歩きは2回延期する羽目になっています。

こうなると天気の神に見放された、とはいわないまでも、意地悪されているようで、、、、、、面白くないなぁ、、、、、。

そして次の予定です。

    

    

金曜日は良いとしても、めったに予定しない日曜日の山がまた狙い撃ちされるような予報が出ています。

このような予報が金曜日まで変わらないようだったら日曜日の山歩きは中止することになるでしょう。

このような状態がつづくと、、、、、

    

まもなく咲く花の下で一杯やりながら厄落としをしないといけませんね。本当に、、、、、、。

昨日も今日も冷えこんで真冬並み、そろそろ花の季節が来てほしいと願っています。


雪が降る、、、、、

2015年03月10日 | 山歩きから
マレーシアからとつぜんメールが入りました。

文面は「今でも覚えておられますか?」という簡単なものですが、、、、、、

これだけでもマレーシア美人からだと嬉しいのですが、、、、、、そして本当はその美人からですが、、、、

フレーザーヒルの小さな、しかし、由緒あるホテルからですから、要するに営業のメールですね。そのむかしチョッとしたロマンスがあったのなら嬉しいけど、、、、、

そんなものタカ長にあるはずがないですね。そのときはタカカノほか数名で滞在したのですから、、、、、、、。

ということで、覚えている証拠にそのときの写真、皆で撮った記念写真と彼女の子どもの写真を添付して返事を書いておきました。

    

さて今日の裏山歩きです。気温が下がって雪が降っていました。

稜線に上がると風も強いはずですから、いつもの道をいつものように大杉集落まで行きましたが、、、、

わが町のチベットと悪口を言われていた大杉は北風も吹いて寒かったですね。

    

本日の参加者は寒さのためか少なくて、女性が4名男性が3名、、、、、、

            

ということで女性優位、男性軍は女性の後をついて、、、、、、、というような山歩きになりました。

そのようにして撮った写真を順不同でならべてみます。

    

    



    

    

荒谷林道では鳥を探しながらゆっくり歩きましたが、、、、、、

この面でも収穫はナシ、歩数をかせぐための山歩きでした。ということで本日の歩数は15,500歩。この数字だけは満足しています。


鳥友(とも)あり、遠方より来たれど

2015年03月09日 | 日々雑感
昨日の好天から一転して雨になりました。

その雨の中、北九州から鳥友がやって来ました。

ともあり、遠方より来たれど雨ということですね。

昨日のように天気が良ければ当然観察地に出かけているところですが、この雨では渡りは見られないので、、、、、、

    

タカカノがお気に入りのお好み焼き屋さんラスタ(楽素太)に行っていろいろな話をしました。

この鳥友はなかなかのファイターで、皿倉山や高塔山でかんさつされています。お年は、、、、、うら若き乙女とはいいがたいのですが、タカ長たちよりはうんと若い、次の世代の人なのです。そのため彼女たちに期待するところ大、ということで、、、、

いろいろ話しているとついつい先輩面が出てきたり、、、、、、、上から目線の話になったり、、、、、

でもまぁ、一応先輩ですから許してね。

    

本日はスペシャルを食べました。味の良いのはいうまでもないことで、ここではそのことを話題にしませんが、、、、

彼女が見ている皿倉山の記録をネットで発信したらカメラマンが増えて、、、、

せまいところに三脚が林立して問題になったとかいうマナーの問題は看過できませんね。私たちがやっている渡り観察は、当事者にとってはとても大切なことですが、世間一般から見ると超マイナーな趣味で、そもそも市民権を得ている趣味といるのかどうか、、、、、

とにかくそのようなものだから、わがもの顔で観察したり撮影していると一般の人との間でトラブルが発生することがあります。皿倉山のように観光客が多いところでは問題が起こりやすいのでしょうね。

    

皿倉山の例を他山の石として気をつけたいものです。

そのような話ばかりでなく、若い人には海外にも目を向けてもらいたくてタイの話をしたら、かなり関心をもたれたようです。

タカ長も見たころがある、文字どおり天の川のようなあの渡りを是非見てほしいと願っています。

アウトドアー派には気がめいるような雨でしたが、遠路はるばる訪ねてきてくれた鳥友のおかげでルンルン気分になりました。

ともあり、遠方より来る、また嬉しからずや、、、、、ですね。ありがとう!

鳥を見に出かけましたが、、、、

2015年03月08日 | バードウォッチング
きれいに晴れました。暖かくなりました。

ということで、朝ヤボ用を済ませたあとタカカノと鳥を見に出かけましたが、、、、

結論から言うと拙宅の庭で鳥を見ていたほうが収穫があったかも分からないという状態でした。

つまり、収穫ゼロ。

    

    

行ったのは先日マヒワの群れを見た荒谷林道の下の部分、、、、

ここでも過去いい思いをさせてもらった記憶があるのですが、、、、、

    

    

本日はまったくダメでした。

ご覧のように環境的には悪くないと思われるのですが、とにかく鳥がいなくて、、、、

    

    

小鳥の食堂も開店休業の状態でした。「ヤシャブシ屋」さんも「ヌルデ食堂」も、、、、そのほかの食堂もお客さんは本当にゼロ。

ということで鳥の写真は1枚も摂れないまま帰宅しました。

午後はタカ長観察地に出かけました。

こちらはノスリが三桁になったといって盛り上がっていましたが、タカ長の目には遠いものばかりで、、、、

    

何とか写真に撮れたものを見るとピンボケばかり、、、、

この面でも収穫がなかったようです。

    

今日は春を思わせるような陽気で、日影に入って鳥を見たい気分でした。しかし、、、、

この陽気も今日だけ??? 火曜日ころから冷えてくるようですね。

観察地のサクラのつぼみも固く、花情報を出せる状況ではありません。そろそろ春が恋しくなってきましたが、、、、

春が実感できるのはもう少し先になりそうですね。