イチローの夢

イチローがオールスターで大活躍を見せ、久々ににっこりだ。
それに初のＭＶＰ、初のランニング・ホームランと素晴らしい。
先日、相手選手から、理由無き暴行を受け、両軍１５分間にわたって乱闘になったが、あれを見ていると、アメリカ人は最後には腕力に訴えるという本性が見えてくる。
イチローも、なぜ暴力を振るわれるか分からないと嘆いていたが、人種差別の社会であるからそうなる。
さて、イチローはシアトル・マリナーズと５年間の契約延長に合意したそうな。
総額１億ドル（１２２億円）の大型契約で、年俸は何と２４億円に上り、ヤンキースの松井秀喜が結ぶ４年総額５２００万ドル（６１億円）を大幅に上回る、
イチローは今季が４年契約（総額４４００万ドル、４７億円）の最終年で、契約を更新しなければ、シーズン後にフリーエージェントになる道もある。
もう彼は、日本のプロ野球に見切りをつけているから、日本のチームでプレーすることはない。
少し寂しいが、それでいいのだと思う。
人は自分の希望するところで、羽ばたく夢を叶えればいいのだ。
日本のプロ野球もアメリカのマイナーにならないように、もっと夢があるプロ野球を作らなければ駄目だ。
夢とは、野球を支える暮らし・文化の領域まで関係してくる。
このままでは、ますます日本のタレント達はアメリカへ流れて行くだろう。
（ムラマサ、静かだ）