武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

原爆は人道的なのか

2007年07月08日 | 国際外交の真実
北朝鮮もたまには面白いことを言う。
北朝鮮は、久間・防衛大臣が原爆投下をめぐる 「しょうがない」発言について
「ふぬけ者のたわごと、原爆投下は目的がどうであれ明らかにアメリカの非人道的犯罪だ」と批判した。
「アメリカの核犯罪行為を唯一の被爆国である日本の防衛大臣が擁護したのは、日本人から見ても嘆かわしい」などと論評しているそうな。
核を保有して、核兵器を恫喝の材料に使っている北朝鮮から言われると変な気持ちになるが、原爆投下による大量殺戮は非人道的犯罪だと言うのは本当だ。
ドイツには原爆を落とさなかった。それは同じキリスト教の白人国家であったからと歴史学者は論評する。
そして、同時に、アメリカのロバート・ジョセフ核問題大使は、広島・長崎への原爆投下について「原爆の使用が終戦をもたらし、連合国側の万単位の人命だけでなく、文字通り、何百万人もの日本人の命を救ったという点では、ほとんどの歴史家の見解は一致する」と語った。
何と残酷な論理だろうか。
戦争を終わらせる目的で原爆を投下したというのは詭弁である。
アメリカは、原子爆弾の実験データを取りたかったのだ。
だから広島・長崎の21万人の死者はそのための犠牲になった。
原子爆弾の名称が分からぬままに、ピカドンと人々は当時言い合ったそうな。
ピカドンを落とされて、21万人の女性、子供が灼熱地獄の中で死んでいった。
その核兵器の恐ろしさを日本は世界に訴え続けなければならない。
(ムラマサ、一閃)

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