武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場ロン 7・13

2007年07月14日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 7・13
島、絵美、銀さんが話し込んでいる。さて今夜はどんな話になるやら。
「このままでは自民は40台前半の敗北、場合によっては30台の惨敗まである」
「最近だけでも、松岡、年金、久間、赤城問題と連続不祥事だ、それに柳沢発言は、いまだに尾を引いている」
「そうなれば、安倍内閣総辞職、党役員連中も辞任だ」
「その後、自民の総裁選はどうなる?」
「談合はできないだろう」
「手を上げた者が、全員出る、そして議員総会で決戦投票だ」
「町村、麻生、谷垣、額賀だろう」
「しかし、ひょっとして大穴が出る目もある」
「誰?」
「かつての自民党のプリンス」
「そうか、加藤紘一を忘れていた」
「それは意外にあるな、最後の切り札か」
「自民の剣ヶ峰で、救世主になるのは加藤かもな」
「自民党の体質はカメレオンだから、国民の色にすり寄ってくる」
「前々回の総裁選挙では、橋本、亀井、小泉が出て、あれよあれよと言う間に、小泉が総裁になってしまった、あのカメレオン体質は変らない」
「菅直人が、それを自民の延命装置だと言って悔しがったが」
「いずれにせよ、国会運営は大変だ。加藤は、そういう意味ではソフトだし、もともと能力があるから」
「少し、テンポがずれているけどね」
「それは、東大法卒、外務省官僚、2世議員のバカボン系の所以だな」
「そこまで言ったら、自民党の本部に出入りできなくなるぞ」(笑)
「自民も頭を冷したほうがいい、長期政権の驕りが出ている」
「官僚は政治家を馬鹿にしているから、やりたい放題だ。政と官の緊張感が欠けている」
「厚労省、保険庁、農水省が騒がれているけど、財務省、外務省、国交省もひどい」
「何が悪いのかな」
「世界のボーダーレス政治・経済についていけなくなった」
「例えば、キャリア官僚は、28歳で地方の税務署長、警察署長、県庁の課長クラスへ出向だ。こんな明治時代のやり方をやっていてはいけない」
「若手官僚は、そこで世の中を誤解してしまう」
「政治も、自民の中堅・若手で、意気のいいのが少ない。やはり、2~3世議員が多くなって、ボンボン化している。天下国家を語るのではなくて、お友達サークルになっているから迫力が無い」
「赤城も、今回の事件で政治生命を失ってしまった。彼も東大法卒、農水官僚、3世議員のバカボン系だ」
「それは感じるわね、取材していると、誘って来るのが多いし」
「いや、絵美の場合は、誘いじゃなくて、男と見ているから大丈夫」
「・・・?」
「一方では、松岡と宗男は叩き上げだから、金にこだわった。結果、自殺と裁判中の身だ」
「そして、地方が変わりつつある。市町村合併で、議員が少なくなっているから、従来の組織選挙ができない、それに公共事業費が従来の3割くらいに落ちているから、建設関係が動かない」
「年金台風が来襲して、その怒りが自民へ向かっているか」
洋子ママが歌い始めた。We are all alone.
この歌の意味は、君と僕の二人だけの世界というラブソングだ。
(ムラマサ、少し酔った)


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