武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

羽賀研二の闇

2007年07月03日 | 人間の欲望
黒幕が陰で笑っている。
羽賀研二に興味があるわけではないが、この事件を見ていると興味深いことが浮かび上がってくる。
恐喝事件、懲役10年以下の重い罪である。
今回の恐喝金額は約4億円、元世界チャンプ渡辺二郎、そして山口組、菱の代紋を背負ったやくざが2人。
カネの貸し手、つまり恐喝された人は山本と言う不動産事業の成功者だ。
そこに悪徳弁護士が登場する。
密室にならないように、ホテルの大きなレストラン・喫茶に山本を呼び出す。羽賀サイドの弁護士と相対する。背後には渡辺と菱の代紋、役者が揃った。
渡辺と菱は巧妙に山本氏に脅しをかける。それに恐怖して、弁護士立会いの下で、債権の和解示談書に実印・印鑑証明書付で署名・押印した。
これで、法的には完璧であるように見えるが、4億円の債権放棄を恫喝によって強要して、そのままで済むわけがない。
弁護士立会いというが、菱の刺青が入っている渡辺と、泣く子も黙る山口組の筋者が2人揃っていたとなれば立件は容易だ。彼らは否認するだろうが、4億円の債務を1千万円で帳消しにできる合理性は無い。
それに弁護士立会いと言うが、叩けばホコリが出る裏社会に巣くう提携弁護士に決まっている。
こういう奴らは、頭を隠して、汚いケツをそのままにしているからすぐにバレる。
羽賀と山本氏がどういう仲なのかは、全く興味は無いが、事件の内容はどっちもどっちだ。
されど、こういう絵図を描いた黒幕が気になるだけだ。
すぐに倒産するような怪しげな未公開株を購入させるという手口は、羽賀が考えられることではない。
錬金術の巧妙な罠。
久しぶりに見た元世界チャンプ渡辺は、無残にも、極道まっしぐらだったとは転落の人生だ。しかし、まだやり直せる。地道に生きることだ。
(ムラマサ、ツバメ返しで鞘に戻す)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする