鳩山と小沢。
鳩山由紀夫の影が日に日に薄くなり、対して小沢一郎の傲慢な顔が日に日に、ふてぶてしくなる。この嘘つきの奴ら。
今の内閣首班は鳩山ではなく、小沢のシャドーキャビネットではないか。総選挙まで民主党は「コンクリートから人へ」 と声高に叫んできたが、今や再び「人からコンクリート」へのリメイク再現を見ているようだ。
小沢一郎と与党幹事長の3名は、新幹線の拡充と公共事業費の増大を強く内閣に迫った。田中角栄、金丸信の土建屋の流れをくむ小沢の真骨頂だが、土木利権に巣くう薄汚い輩だ。
一方、マニフェストの目玉であった子供手当てについて、所得制限をかける動きになってきた。所得制限をどのように仕切るのか、800万円とも2000万円とも聞こえてくるが、800万円ならば90%の家庭が子供手当てを受け取れ、2000万円なら99%が受け取れる。単純計算で、10%をカットすれば目安で5千億円ほど浮くだろう。
本ページは、15歳までの子供手当て一人年間31万円には賛成だが、それほど財政に四苦八苦するなら、当分は月2万円、年間24万円でも良いのではないのか。
そして長妻大臣の「所得制限は、やりたくない」という考えに賛成だ。
その反面、公立高校の授業料無償化には反対だ。なぜ、これを急ぐのか。高校授業料で困っているという声を聞いたことがない。公立高、月1万円の授業料は決して高くない。家庭が貧困で成績優秀者なら、奨学金制度もある。また定時制高校も昔も今も機能している。高校生を持つ35〜50歳の親が貧困だというのは別の問題だ。母子家庭なら国が無償で母子援助をすれば良い。足長奨学金もある。
おそらく鳩山と小沢は、韓国朝鮮人学校(朝鮮校)に対する金銭援助を企んでいるのではないのか。パチンコ献金の毒が回っている民主党では、有り得る話だ。
そして昨日、官邸で鳩山は、マニフェストの違反ではないかと記者に聞かれて、
「臨機応変に、ある意味で国民の思いというものも、あるいは経済状況等、様々変化する可能性もあるわけです。それに応じた、柔軟性というものも重要だ。まさにそれが求められているのが政治ではないでしょうか」。
まるでチンプンカンプン。何を言いたいのか、鳩山さん。
人の心は、何か誤魔化そうとする気持ちが生じると、言語が意味不明になる。
禅問答でもあるまいに、赤門卒というのはこういうレベルということか。
★小沢一郎。
この中国礼賛者で反米主義者の小沢。独裁者は独裁を称賛するということか。
小沢よ、中国の名誉市民にでもなったらどうか。
昨日の17日、天皇陛下が習近平に対する特例謁見について、羽毛田信吾・宮内庁長官を改めて激しく批判したと漏れ聞こえてきた。
小沢は、羽毛田長官を指し、「あいつこそどうかしている。天皇の権威をカサにきている」と批判。このヤクザの物言い。ガマ蛙を潰したような顔を持つと、言辞もこのようになるということか。慶応もどうした。福沢諭吉が泣いているぞ。
天皇陛下に仕え、天皇を守る宮内庁長官を「あいつ」とか「ナントカ」呼ばわりしている小沢一郎なる「ヤクザ者」の言動は、まことにけしからん。党首である鳩山が、部下の小沢に何の注意もできないというのは、総理の権威も指導力もない。
★小沢の民主主義。
小沢はしきりに、国民に選挙で選ばれた国家議員はオールマイテイのような言い方をし、数の力を誇示する。しかし、我々が民主党に票を入れ、民主党を圧勝させたのは、3党連立を望んだからではない。逆に国民新は党首、幹事長が落選し、社民党は自民敗残の流れに乗る事もできず、党勢を拡大できなかった。
そういう連立など犬にでも食われろ。
★菅直人。
この人、大人しくなった。この前、ドン亀と怒鳴りあいをやったが、また沈黙は金なりか。
最近の菅の顔を見ても、副総理というより、仕事を探している中年フリーターのような雰囲気で精彩がない。
この人、野党で鋭く政権批判をする立場だったら良かったが、副総理なとどいう高い地位に就くと、切っ先が鈍るということか。それを世間では 「位討ち」 と呼ぶ。
(ムラマサ、鋭く斬る)