鳩山由紀夫。
こういうタイプの人を何と言うのだろうか。
総理の息子とか孫とかが世襲のように総理の椅子に座るのは、もううんざりだ。
総理世襲が4代続いたが、結果的に浮かび上がったのは、日本の政治の退廃と堕落ということではないか。安倍、福田、麻生そして鳩山に共通するのは、「セレブお坊ちゃま」、一家言を一人前に吐くが、少しの困難でも芯がないから直ぐに腰砕けになる。
権力、金、世襲という出来上がったレールの上に乗っかり、周りからチヤホヤされて、権力の座に就いただけの「木偶の坊」。
宮沢賢治なら、「デクノ坊」でも頭が下がるが、鳩山あたりになると、「とっとと、失せろ」と言いたくなる。
あれだけ、ガソリン暫定税率で自民党を攻撃し、廃止するとマニフェストに載せ、声高に訴えながら、名前を変えて税率を維持するという。これは詐欺と同じだ。
自分では何一つ決められない「脱税マザコン総理」が、小沢一郎の一声で、小沢ヒットラーに友愛されてしまった。
★鳩山の偽装献金。
「ボクとママは悪くない。秘書の勝場啓二が勝手にやったこと」 という上申書を検察に出した。しかし官邸で記者に上申書を出したのかと聞かれ、「コメントはしません」と逃げた脱税マザコン総理。虚偽記載という法律違反を行い、5年で9億円、10年で18億円の贈与に対して、時効を考えれば近近の5年分、約4億5千万円の贈与税を払わなければならない巨額脱税犯の黒鳩総理、国税庁の内規では1億円を超えれば逮捕なのだが。
しかもこの鳩山由紀夫という人、最近でも7200万円の株売却収入の税務申告を行っていなかった。つまり巨額脱税の常習者。
本来なら国税のマルサが動くと同時に、鳩山の手首には金属の手錠と腰縄がかけられるはずだ。しかし法治国家といえども、時の総理をお縄にする訳にもいくまい。
本来なら総理辞任だ。
★鳩山と秘書。
鳩山は過去に、何人もの政敵に対して、「秘書がやったことと政治家は言い逃れるが、それは許されない。責任を取って自ら議員辞職をするのが当然だ」と声高に演説をぶっていたが、いざ自分のことになると、目を泳がせてママのスカートの中に隠れるのは、笑止千万。
★小沢一郎。
例え、横柄でも、傲慢でも、小沢帝国の独裁者でも何でも善い。権力を握り総理より偉い闇将軍になろうとも構わない。それが日本の為であるならば。
しかし問題は、小沢一郎という輩は性質(たち)が悪い。つまり信用に欠ける。日本丸の舵取りを任せる訳にはいかぬ。
理由ひとつ、630名、内140名の民主党国会議員の大代表団を引き連れて人民弾圧の独裁国家・中国にひれ伏すなど、許されない。故錦濤と日本の国会議員の一人ひとりの握手は、芸能タレントに群がる姿を見ているようで見苦しかった。これが民主党の選良たちだというのだから、砂を噛むように情けない。
二つ、マニフェストに載せなかった「外国人、韓国朝鮮人に参政権を与える」なとど言うのは売国行為であり、騙しだ。
三つ、天皇謁見問題について、「天皇が健康問題で会見できないというなら、他のことも止めろ。ナントカという宮内庁長官は辞めてから物を言え、皇室のルールが金科玉条なんてバカなことがあるか。天皇に聞いてみろ・・・」。
このヤクザな物言い。しかも密室で取り巻き相手に喋ったことではない。居並ぶ記者を前にして、テレビの前で横柄に、顔を尖らせて喋ったものだ。
こういうガマ蛙を潰したような顔を持つ輩が、総理大臣より偉い権力者だというのだから、猿に権力を持たせるようなものだ。
★
昨日、小沢は再び、宮内庁の羽毛田・長官を批判した。
「一役人が悪態をつく。とんでもない話だ。頭にきた」。
この卑しい物言い。顔は男の履歴書というが、ガマ蛙を潰した顔をぶら下げた下郎というほかない。
小沢が天皇をないがしろにするならば、天皇の楯となって羽毛田長官が小沢の前に立ちはだかるのは当然だ。強大な権力を手にした小沢一郎、戦前の軍部のように暴走を始めるのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)