武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場 ロン  12・25

2009年12月26日 | 人生の意味

新宿酒場ロン  12・25
島、絵美、銀さん、洋子ママが揃った。皆、貧乏暇なしで忘年会が遅れた。
「今年も終わりだが、年末という感じがしないな。時間の経つのが早い」
「あっと言う間の1年、これで年を食って、死んでいく人間のはかなさ」
「何言ってるのよ。辛気臭いこと言わないで、乾杯」
「何に乾杯?」
「皆様の健康よ。そして宝くじが当たるように。3億円当たったら、この店たたんでヨーロッパへ移り住むわ」(笑)
「ヨーロッパね。でもあそこは日本人が住むところじゃない。3年くらいなら面白いけど」

「さて、鳩山スキャンダルだな。昨日、会見をやったけど、どこのホテル?赤プリ?」
「じゃなくて、平河町のホテル・ルポール麹町」
「皆、心の中では白けている。失業、ボーナス無し、先が見えない不景気・・・」
「それで浮世離れをした12億6千万円の贈与。6億円余りの贈与税を払うと釈明した鳩山だったが」
「田園調布の豪邸も、母・安子さんからのプレゼントだって」
「セレブはセレブで良いけれど、問題は脱税の狡さということだな。マルサの税の取立ては厳しいが、相手が大きいとマルサも手が出せない。脱税が1億円を超えると、逮捕という国税庁の内規があるけど、鳩山はお目こぼし」
「検察も駄目だった。秘書をいじめただけで、ママとボクは安全地帯」
「そういうモラルハザードは国にとって危険だ。それでなくても官僚のモラルハザードは日本を危うくしている」
「検察も官僚だからね。小沢金脈に黒い霧がかかっているが、今の樋渡総長でやれるかどうか」
「小沢の一の子分、石川知裕を強制捜査でやるかどうか、霞ヶ関は思案中だとさ」
「石川が小菅ホテルにチェックインしたら、小沢は窮地に追い込まれる。昔の角栄対検察の構図だな」
「中国にひれ伏し、媚韓派の小沢は韓国朝鮮人に参政権を与えようとしているが、それに赤門帝国のコアは反発している」
「天皇をテレビの前で乱暴な言い方で批判し、中国に無理やり会わせ、韓国を訪問させても良いなどと李明博に喋ってきた」
「しかし、中国の習近平と天皇が会見した部屋の中央に、中輪の黄色の薔薇を宮内庁は飾ったけど、あの花言葉は(あなたには誠意がありません)」
「あれは天皇側の見事なしっぺ返しだった。拍手喝采」
「さすが、皇室には知恵者がいる」
「チベット、ウイグルを弾圧し、人々を殺害した実務責任者が習近平だったから、その汚れた手で天皇陛下に謁見するなど、本来は許されない」
「小沢の本性は親中韓で反米ということだな」

「話を鳩山に戻そう。鳩山は過去に、秘書がやったことと言い逃れをした政敵を激しく攻撃し、議員辞職に追い込んだ。それが自分のことになると、ママのスカートの中に隠れる」
「ママのスカートの中は暖かいということだ」

「鳩山の今後の命運は?」
「内閣支持率の数字次第だな。30%を切れば危ない。自民は総選挙をせよと言っているが、それはない。やれば民主は負ける。だから新総理だが、意外に代わりがいない」
「候補を挙げると、管直人、岡田克也、前原誠司あたりだが、何かもうひとつだし、反小沢的だから、小沢は首を縦に振らない」
「管直人は、今はおとなしいが、総理になれば独自路線だろう。小沢の言うことは聞かない」
「とすると、ついに、小沢の出馬ということもあるのではないか」
「しかし、それでまとまるかどうか。反小沢は小沢アレルギーがあるから、小沢が出るなら、それを機に民主党分裂まである」
「小沢はそれも計算に入れているかもな。かつては「一市コンビ」で公明党とは蜜月時代もあったから、山口公明党とくっつく可能性はある。そして自民党の半分を切り裂いて、取り込む」
「とすると、政界再編だな。後世の政治史において、鳩山スキャンダルは政界再編の起爆剤になったと書かれる」

★自民党。
ハニー谷垣もよれよれだ。この人、一国の宰相タイプではない。せいぜい官房長官で司会進行役だろう。そもそも、この男、金融再生委員長という財務大臣に次ぐ要職にあった頃、旧長銀に我々の税金7兆円を注ぎ込み、挙句の果ては米国のファンド、旧リップルウッドにたった10億円というタダ同然で売った売国商人だ。しかも瑕疵担保責任付きという秘密条項が後になって暴露された。この小難しい「瑕疵担保うんぬん」の意味は、旧長銀の持っていた債権(貸していた金)が不良債権になった場合、日本政府が無条件に買い取るという「泥棒に追い銭」だった。
さて前置きが長くなったが自民党離党問題、またまた参院議員(香川)の山内が自民党を離党する。 3人目だ。
離党1号は来夏に改選を迎える田村耕太郎(46)鳥取。田村は「変わろうとしない党には従えない」として、一方的に離党した。

長谷川大紋(66)茨城の離党表明はさらに衝撃だった。「党執行部に不満がある」と言い放って離党。また、比例公認が内定していた全国土地改良(野中広務)の南部明弘が、小沢一郎から予算約5000億円を半減にするぞと恫喝され、公認辞退。
そして山崎拓や衆院落選組を来夏の参院選に擁立する動きが自民党にあるが、ハニー谷垣の自殺行為だ。
さてさて、来夏の参院選までは、新党が立ち上がることを予言しておこう。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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