昨日の田原のサンプロ。
民主党副幹事長で今や小沢の側近といわれる細野豪志が出ていた。
まず天皇陛下の中国・習近平との謁見問題。
細野豪志の発言は、「羽毛田長官は、内情を暴露すべきでなかった。だから問題が大きくなった。(けしからん)」。
天皇を守るべき立場の宮内庁長官が、鳩山政権の横槍に異議を唱えるのは当然の義務だ。それを否定するというなら、天皇制を否定することだ。天皇制を議論するなら別のイッシューになる。
細野とか小沢は日本人をやめて中国か朝鮮にでも亡命したらどうか。だいたいが細野豪志なる「山本モナとの不倫野郎」に何かを言う資格は無い。
この天皇謁見問題の本質は、小沢一郎の「信」の無さであり、小沢からの圧力に怯えた鳩山と茶坊主の平野博文のだらしなさにあるのではないのか。
天皇をないがしろにして、人民弾圧の共産独裁の中国に媚びるなど、小沢民主党は亡国の政治だ。
★次に民主党マニフェスト。
子供手当ての所得制限をするという。
2千万円なら意味が無い。860万円の線引きなら混乱が生じるだろう。
またガソリン暫定税を廃止しない動きになってきた。あれほどガソリン値下げ隊なるキャンペーンを民主党は張り、暫定税を廃止すると言いながら、それを継続するとは詐欺ではないのか。それに、これだけ円高になってもガソリン価格が下がらないというのはどういうことか。どこかで甘い汁を吸っている奴がいる。
★高校無償化
この予算は約5千億円。
今の四苦八苦の大借金財政でやる意味はない。母子家庭の貧困家庭を援助すればいい。そして今の定時制高校の位置付けというのは何なのか。その理念が見えない。
★農業戸別補償。
この問題を語れば、本当はFTA問題と連動している。FTAのネックは農業問題なのだ。そして40%の食糧自給率というのは、先進国の中で日本は最低だ。
★茨城空港。
羽田をハブ化しなかった自民党。
自民の河野太郎はハブ化を推進したが、歴代の自民党政権と国交省官僚に潰された。そしてサンプロに出ていた自民党の茂木は、「羽田をハブ化できなかったのは、ひとつの象徴で、だから自民党は政権を追われた」と自嘲した。
そして番組の中で茨城空港を、なぜ作ったのかという疑問が出された。建設費500億円。来年3月の開港だというのに、日航も全日空も飛ばない幽霊空港。飛ぶのは韓国のアジアナだけ。韓国・仁川空港のハブ化で、茨城県民を韓国へ持っていく為の空港を建設しただけの無駄使い空港。
さらに茨城空港に新たな問題が発生した。作った滑走路に金属片が混入しており、アスファルトを剥がして、再度作り直すという。その費用7億円。
なぜ幽霊空港を必死になって作り続けるのか、そのカラクリは、ゼネコン、土木建設が喜ぶのはもちろんだが、政治家には1〜3%の政治献金が入り、そして指導権限を持つ官僚と役人にとっては、空港にまつわるナントカ安全協会、テナント組合、警備、空港管理などなどへの天下りが甘い蜜となって待っているからだ。それらの金を出しているのは我々の税金だ。
★今や上場企業会長の堀紘一が、今の民主党政権を評して、戦前の近衛文麿と東條英機の関係だと述べたのは、面白かった。
鳩山と近衛、そして小沢は陸軍大臣で大将の東條と重なるという。東條は陸軍を代表して戦争の道を突き進んだ。天皇の絶対権威の下、統帥権を乱用したのは軍部を代表した東條英機であった。
★「小沢帝国を目指す」
昨日、岩手の地元で小沢のパーティーが1600人を集めて行われた。
岩手2区の民主党代議士・畑浩治が小沢を囲む会で宣言した、「小沢帝国を作る」。
また、ある記者から大久保隆規の初公判に関する質問に関し、小沢一郎は答えた。「それは岩手県政に関係ない。聞きたければ、東京に出て来い」。
この傲慢、秘書の犯罪は小沢の犯罪ではないのか。小沢帝国の小沢ヒットラー。
ドイツ第三帝国、ヒットラー総統の最期は、ベルリンの地下室で、愛人エバ・ブラウンと拳銃自殺をしたのだが。
(ムラマサ、鋭く斬る)