★前原誠司。
日曜の朝、フジ報道テレビ。
民主党には「信義」とか「自由な言論」というものが決定的に欠けている。
虚偽と騙しの政治をやって、恥じることがない。そういう中にあって、一年生の横粂勝仁が正論を吐き、政治生命をかける、その意気やよし。
さて前原、高速料金と道路工事について、「東京外環や大阪の新高速道路は有料にします」と、ヌケヌケと言い放った。あれだけ、民主党は高速無料化と叫びながら前原は、いけシャーシャーと有料ですとは、よく言えたものだと驚いた。
なぜ有料なのか、なぜ人からコンクリートなのかの説明が全くない。道路公団は30兆円の借金を抱えていることは選挙の直前にずいぶん議論になったのだが、選挙に勝つと民主党は、「高速無料化なんて誰が言ったんですかね」という態度は、許し難い。
ゼネコンからの献金や裏金が欲しいということなのか。小沢がやって、俺がやって何が悪いということか。自民党と同じ、道路利権という甘い蜜に群がる口蹄疫の豚。
本ページは前原誠司を高く評価していたが、前原も丸出ダメ夫君だったか。
高速料金千円割引の余った分、1.4兆円を、新高速料金を認めるなら、つまり小沢が同意するなら、道路建設に使うと言い放った。
今度の新料金制度は8割方、値上げになる。特に首都高速は、ETCがなく現金の場合、700円から900円に値上げ。それではETCを付けたほうがいいのかと思えば、東名、関越、東北などの地方高速は、ETCを付けても特典はない。
そして社会実験と称して、誰も通らない自動車道路を無料にするのだが、それは赤字路線を我々の税金で補填する為の巧妙なカラクリでしかない。
そして前原誠司の木で鼻をくくった物言いは、何とかならんのか。
★次に、前原誠司の普天間。
前原は沖縄担当の大臣でもあるから、何を発言するのかと聴いたが、「鳩山さんは謙虚だから、普段ああいう言動です。何か変ですか」という前原の開き直りは、国民をバカにしている。前原誠司もダメ、長妻昭もダメ、枝野幸男もダメ。
夏の参院選では、民主党を壊滅に追い込む。
★小沢一郎。
このガマ、昔、御輿は軽くてパーがいい、と海部俊樹を総理に担いだが、今はルーピー鳩山、この薄らバカでなければ、小沢の言う事を聴かないということだろう。しかし、余りバカすぎて、口からヨダレを垂れ流しているぞ。
「ユーアイ、オモイ、マゴコロ」という言葉が、口蹄疫のヨダレのように。
★またアメリカの病気。
熱すぎるお茶を出され、やけどを負ったとして、スターバックスを相手にアメリカ人の客が損害賠償を求める訴えをニューヨーク州裁判所に起こしたという。今年5月3日の話。
客はニューヨーク・マンハッタンのスターバックスで「熱いお茶を、安全でない容器」で出され、それを口につけて、心身ともに苦痛を受けたという。
そして悪いのは店だとして、損害賠償を求めた。請求金額は不明。
アメリカでは、これまでにも同様の裁判が起こされたことがある。
その代表例が、1994年のホットコーヒー事件、コーヒーが熱かったとして訴え、マクドナルドに賠償金290万ドル(約2億7千万円)の支払いを命じる判決が出された。結果的には、賠償金を約64万ドル(約5500万円)に減額し、和解が成立した。こういうバカとしか言いようのない事を裁判に訴え、しかも裁判所が受け入れ、高額の損害賠償を認めるのだから、アメリカは病んでいる。
★アメリカ南部のメキシコ湾。
大量の原油が流出している。英国メジャーBPは、海底の流出箇所に巨大な箱を沈めてストップしようとしたが失敗。汚染は拡大し続けている。
4月20日、水深1500メートルの海底から原油をくみ上げる石油掘削施設が爆発し、これまでに(1130万リットル)の原油が流出した。南部沿岸の生態系に深刻な影響を及ぼし始めている汚染は、なお拡大し続けている。人工衛星が撮影したメキシコ湾の様子は、油膜はさらに拡大を続けている。
そしてミシシッピ・デルタを視察したオバマは、「過去に例のない規模の被害を環境にもたらす恐れがある」。 その油膜はアメリカ東海岸に到達する可能性も指摘され始めているそうな。爆発事故は韓国の現代重工がやったらしいが、アラブの韓国原発も大丈夫なのか。値段勝負の受注だから、手抜き工事が恐い。
★台湾。
日本の仮想敵は中国、北朝鮮、韓国だ。韓国には米軍が駐留しているから、余り心配はいらないが、この韓国朝鮮人は日本に敵愾心を燃やしているから要警戒だ。台湾は、今の馬政権は親大陸だから、中国本土とくっつけば脅威になる。実際、昨年の台湾国会では、今の台湾の総理が、事あれば日本と戦争も辞さない、と公言したのだから、穏やかでない。密室の密談ならいざ知らず、国会で堂々と公言するのだから、国際問題だ。当時の自民党政権は全く抗議すらしなかった。だから自民党も腐っている。日本の国会で総理が、台湾と戦争も辞さず、などと公言したら、台湾は大騒ぎになるだろう。また中国も黙っていまい。それだけ日本は舐められているし、国際外交は致命的にルーピー状態だ。
さて、尖閣諸島の領有権を主張する台湾は、世界各地の中国団体を結集して「尖閣列島防衛連盟」を結成するという。
米国から日本へ尖閣諸島の主権返還を決めた沖縄返還調印から40年となる来年6月、世界中から船などにより尖閣諸島上陸を目指し、中国、香港、台湾は、連携して尖閣上陸を決行するという。
こういうケース、日米安保の発動により、日米の軍隊は連合して尖閣防衛に当たるのだろうか。民主党よ、その見解を明らかにせよ、といっても朝鮮と中国大好きの民主党では馬耳東風。
★中国。
中国の軍艦が5月3日に奄美大島沖の東シナ海で、日本の海上保安庁の船を追跡したことについて日本が抗議したところ、逆に「中国の活動は完全に正当で合法だ」と日本に切れた。
現場海域は、日本が日中間の排他的水域(EEZ)と位置付ける日本側。日本政府は5月4日、中国政府に抗議したが中国は逆切れした。中国は軍事力に物を言わせて、日本の抗議など聴く耳持たぬということ。
(ムラマサ、鋭く斬る)