武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場ロン 8・5(小出裕章先生・講演)。 靖国へ行こう。

2011年08月06日 | 人生の意味

新宿酒場 ロン (8・5)

島、本宮、絵美、銀さん、洋子ママが金曜日の夜、新宿に集まった。

絵美が今日(8・5)、福島市で行われた小出裕章先生の講演会に出て、東京に帰って来たばかりだった。

「どうだった、小出先生の講演会」

「満員だったわ。そして8割以上は主婦が占めていた。講演が終わって質問するのは女性がほとんど、小出先生、新幹線で帰る時間ギリギリまで質問攻めにあっていた」

「しかし、話の内容はネガティブなものだったから、福島市の人々は内心そうだと思っても、がっかりしたんじゃないかしら」

「どういうこと?」

「福島県全体の放射能除染はもう無理だと小出先生は言ってた。しかし学校校庭の土は最低5センチは剥ぎ取って欲しい、そうすれば90%の放射能は除去される」

「そして田畑の除染はもう無理、だから福島県民の選択肢は、遠くへ疎開するか、そのまま福島に居残って、被曝を受けながら生活する、その二者択一しかない」

「へェ~、それはきついな」

「そして衝撃的だったのは、今回の福島原発が撒き散らした(核分裂生成物)、いわゆる放射能の量は、少なくても広島原爆の100発分だと小出先生は明らかにした」

「えッ!、100発分? そんな話、聞いてないぞ」

「そして(SPEEDI)の話も出たけど、つまり放射能拡散予測よね、原発事故が起きた場合、放射能がどのように飛散するかを何十年もかけて、コストも100億円かけて、原発事故を想定して準備していたSPEEDIのデータを政府は隠した」

「ああ、あれか、本当は3月15日近辺には発表しなければならなかったが、結果的には2ヶ月間隠し続けた」

「当時、補佐官で今は原発大臣の細野豪志が(国民のパニックを恐れて発表しなかった)と抜かしていたが、もはや犯罪だな」

「3月11日に日本は変わったと小出先生は言ってた」

「原子力村といわれる、経産省・原発官僚、歴代自民党政権、民主党の無能、電力会社の独占体制、そして東大、東工大、京大の腐れ学者らの悪の連環構造が、日本崩壊の原因を作ったということだな」

「だから東大教授で原子力安全委員長の斑目春樹がうそぶく訳だ。(どうせカネでしょ、カネを2倍、5倍、10倍払えば、良いんでしょ。それで国民は納得するんでしょ)ということか」

「許せん」

 

★日本という祖国。

かつて日本という国は、祖国のために生命を捧げた若者に、靖国神社に祀ると約束した。戦場に立った兵士は(靖国で会おう)と言って、斃れ死んで行った。
しかし、日本の総理大臣は8月15日に靖国を訪れようともせず、祀られた246万余の御霊を慰霊しない。
祖国のために戦死した若者たちの慰霊所である靖国を、国の指導者が忌避するというのは世界広しといえど日本だけである。

 

さて読者の皆様、靖国には何も華美なものはなく、静謐な空気が流れているだけの、清楚な空間です。8月の都合の良い日に一度、靖国をお参りしてはいかがですか。

あるいは涼しくなった秋の日にでも。

皇居の傍にあり、地下鉄・九段下駅を降りると目の前に靖国の森が見えます。
日本の為に生命を捧げた御霊(みたま)もきっと喜ぶと思います。  

 

(特攻隊戦死者の辞世の句)

故郷に散るとも知らで我を待つ
老いたる母に如何に告げなん
  (中田茂少尉、特攻隊戦死)

 

うつし世の短きえにし母と子が  
今宵一夜を語りあかしぬ
  (緒方襄中尉、特攻隊戦死)

 

我が魂 故郷の山河に遊ぶなり

今宵ホタルになって帰りきたらん

  (武田中尉、特攻隊戦死)

 

(じゅうめい)

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