★島田紳助の謎。
シンスケの点と点を、それぞれ繋ぎ合わせてみた。
シンスケは会見で、自ら「芸能界引退」を申し出たというが、本当にそうだったのか。
シンスケの「正直な話」を聴いていると、「謹慎処分」に相当しても、「引退」という二文字はどうしても解せない。
しかし、それが吉本からの「解雇処分」であったとすれば、ストーリーの辻褄が合ってくる。つまりシンスケは芸能界という甘い楽園から追放されたことになる。
その直接の理由は、菱の代紋との黒い交際であることは間違いないが、ここ5年におけるシンスケのパワーは異様に肥大化し、シンスケ・ファミリーという一大シンジケートを築くまでになった。ところが一方、その裏面では、お笑いトップのシンスケという顔より、東京・大阪での飲食店経営、沖縄ビジネス、民主党キムチ政治家への支援などを見るにつけ、吉本にとって「脅威」になりつつあったのではないのか。
お笑いは、安く、軽薄に、茶の間の電波芸人であれば善なること、というのが吉本の浪花商売ではないのか。その矩(のり)をはずした時の芸人の末路とは。
キー局のレギュラー6本、特番司会をこなし、芸能界にシンスケ・ファミリーを形成し、我が世の春を謳歌、テレビCMを入れて軽く10数億円の稼ぎを吉本に計上し、シンスケの個人収入は年間5億円を超える。
さてシンスケの裏パートナー、日本最大の組織暴力団・山口組ナンバー4の「筆頭若頭補佐」という肩書を持つ最高幹部。 東大阪に本拠を置く構成員600名の極心連合会・会長の橋本弘文こと在日朝鮮人の姜弘文。胸に光る菱の代紋は山口組最高幹部にだけ許されるプラチナ製のバッジだ。6代目山口組の組長は泣く子も黙る武闘派の司忍。
そして十数年前、シンスケに追い込みをかけた右翼は大行社(稲川会系)であったが、渡辺二郎を介して依頼を受けた極心連合会の姜は、仲裁に割って入り、街宣突撃隊の大行社を黙らせたという。
ところが一方、シンスケの会見とは異なり、極道の妻とは親密で、スナックで撮った一緒の写真が何枚も警察によって押収され、シンスケが極道の妻に宛てた直筆の手紙まで見つかっている。この極道の妻はシンスケのいる沖縄まで遠征しているというから、穏やかではない。
そしてシンスケを追っていくと、阪神の金本知憲が登場するのだが、暴力団を使い投資会社の男を監禁・脅迫したとして、キムは8月16日に刑事告訴されている。
シンスケの沖縄ビジネス、沖縄に土地やビルを取得、不動産商売を展開している中で沖縄ヤクザとのトラブルはなかったのか。
一方、最近の菊の紋章の動きは、「暴力団排除条例」の制定に動き、組織暴力団との対峙を強めている。
シンスケ、引退会見前に連絡を取ったのはダウンタウンの松本、そして和田アキ子、だったが、和田は携帯には出なかった。
ここまで述べてきたオールキャストをぼんやり見ていると、何やらチョスン・キムチの匂いがしてくるのだが。
さて、残暑はこれからだな。
(ムラマサ、鋭く斬る)