２００７年 未来予測

☆ウエブはさらに進化発展する。
未来から見た現在のウエブステージは、まだ小学低学年レベルであろう。
そういう意味においては、ウエブそのもの、様々なソフト、ハードに関するビジネスチャンスは星の数ほど潜在する。

☆日本の工業技術力
日本人は、あまり気づいていないが、日本の工業技術力は世界No.1であり、
将来的に日本に比肩できる国は無い。
但し、PCのOS,CPU,スーパーチップといった心臓部はアメリカに押さえられる。
＊ロボットの人間化、つまりヒューマノイドサイボーグ開発が進む。

☆アメリカの世界戦略
＊中国；アジアの覇者として対処するだろう。対中国戦略がアジアにおける最も重要なファクターになる。
＊北朝鮮：トランプゲームを面白くするには、ババが必要である。
アジアのヒール役として使うだろう。
朝鮮が暴発しない限りアメリカの軍事侵攻は無い。
＊中東：ブッシュ退陣まで、これからの２年間でアメリカ軍は撤退するが、最悪のケースは、イラクは内戦国家、あるいは分断国家になる。
撤退は、現在の占領軍の撤退であり、代わりに米駐留軍は現地に存続させる。　
それは中東における沖縄化である。・

☆アメリカの対日戦略
日本に対する金融、工業技術力コントロールを強化する。
アメリカンスタンダードの更なる徹底化である。既に日本は軍事、外交はアメリカのコントロール下にある。

☆北朝鮮
＊拉致問題は進展しない。　
進展する条件は、北朝鮮体制が残っても、クーデターなどで金王朝が崩壊したときだけである。
＊核兵器：現状維持が続く。

☆日本国内問題
＊経済格差は、ますます大きくなる。
＊パワーシルバーの出現：今年から始まる団塊世代退職による、新たなシルバービジネスが団塊グループを中心に展開する。高齢社会において、年金満額が出る６５歳まで働かなくてはならないと感じるパワーシルバー群が出現する。
＊熟年離婚：急速に増加する。但し、今年４月からの年金分割法は条件が厳しいから、完全フリー化する２００８年４月まで待ったほうがよい。
＊政局：今年七月の参議院選挙次第で、政界に大波乱が起きる。自民党、民主党の核分裂、そして再統合へと発展する。