暖房が欲しい時期となりました。今や エアコンの時代なんでしょうが 我が家では エアコンが有るのは 居間のみで 他の部屋は 相変わらず 「石油ストーブ」を使っています。「ファンヒーター」も 使っていますが 「旧来タイプの石油ストーブ」も健在で 未だに 使っているというわけです。
今日は 押入れの奥から そんな石油ストーブ3台を 引っ張り出して 各部屋に配置しましたが 台所には 今年も 30年以上も前に 買った 「日立石油ストーブ OVH-220A型」を 宛がいました。乾電池を取り付けて レバーを押せば 点火する方式ではありますが もう 10年位前に 点火不能となり 以後は 「マッチ点火」 を 続けてきました。
早速今日も 「マッチ点火」を試みましたが 「しん(芯)」が 限界以下に後退しており さらに 劣化していて 「マッチ点火」も アウト。急遽 「しん(芯)の取り替え」をせざるを得なくなりました。これがまた 厄介な作業。先ずは ぼろぼろに変色した 「取扱い説明書」を探しだし、かなり前に 買い置きしておいた 「しん(芯)」を 探し出して 悪戦苦闘すること 1時間。なんとか 成功。早速 昨日 搗いた「餅」を 天板の上で焼き それが 昼食と あいなりました。
旧来のタイプの石油ストーブには いろいろと デメリットもありますが いくつかのメリットも
あります。
(1)災害等で長時間停電になった場合 ファンヒーターやエアコンは 使えなくなりますが
灯油さえあれば 使えますので 災害時の備品としても有効です。
(2)天板の上に 薬缶(やかん)を置けば 適度な加湿器の代わりにもなります。
(3)煮物等 長時間 煮詰めるような場合も 利用出来ます。
(4)金網を置き その上で 餅や干し芋等 を 焼いたり 温めたりすることが出来ます。
(5)ファンヒーターと異なり ホアッとした温かさが 広がります。
(6)なにはともあれ レトロな雰囲気が気に入っています。
分解する際 ネジ、ビスや接合部も 錆びついており 手こずり 「もはや これまでか?」と あきらめかかりましたが なんとか クリア。ここで また 生き返った ご老体 日立石油ストーブ「OVH-220A型」です。