今日は 母親が入所している グループホームAに 行ってきました。昨年末から ずっと 週末毎に 雑用有り、大雪等悪天候有り、体調不良もあって 延び延びになっていた 定期的(?)訪問。もちろん 母親の健康状態、暮らしの様子を 見に行くことが目的ですので ちょこっと寄れば 済むのですが 車での往復移動時間だけでも 約4時間、なかなか ちょっくらちょいと 言う訳けには いきません。ゆっくり 本人と話が出来そうな時間帯は 入居者みんなが昼食を終えた後から 3時のおやつまでの間のようでしたので あらかじめ 訪問を伝えておき 午前中に 自宅を出発しました。
予定通り 午後1時過ぎに到着しましたが 食堂兼リビングルームでは テレビを見ている入居者有り、出張歯医者による歯治療中の入居者有り、黙って座っている入居者有り、さまざま。
母親はというと 他の女性入居者と共に 洗濯物をたたむ作業中。なにかやっていないと 落ち着かない性格が分かっていて スタッフが与えていた作業に違いありません。作業を終らせてから 車椅子で 空いていたテーブルに移動し お茶を飲みながら 話掛けたり 話を聞いてやること 約1時間。いつものこと いくつかの断片的な話を 繰り返し繰り返しの堂々巡り。ますます 記憶が 狭まっているように感じました。ただ 消化器系、循環器系とも 内臓は すこぶる健康の様子。別れる際の握手にも まだまだ 力がありました。
次回は もう 少し暖かくなってからの訪問と決めています。外出許可をとり 周辺のドライブ、花咲く公園散歩等に 連れ出したいと思っています。子供として 今の母親に対して 出来得る せめてもの務めを 果たしていかなくてはと・・・・。
認知症グループホームとは 小規模な生活の場で 少人数(グループホームAでは 9人)を 単位(ユニット)とした 共同生活する形態をとって 食事、掃除、洗濯等を スタッフと共同で行い 日々 家庭的で落ち着いた雰囲気の中で 生活を送ることを目的とした施設。そうした生活を送ることによって 認知症状の進行が抑えられ 家庭介護の負担軽減に資することにもなると考えられています。
いろいろなタイプのグループホームが有るようですが グループホームAは 入居条件=原則65歳以上、介護度=要支援2以上、要介護1~5、認知症可。2階建の建物で 1階9室9人、2階9室9人、それぞれの階が 1単位(ユニット)として 共同生活をしているという施設です。現在の入居者の9割以上が 女性のようですが 食事、掃除、洗濯、四季折々の行事、誕生日会、散歩、買い物、クラブ活動等々、365日 一緒に暮らしている 入居者とスタッフは 家族同然の関係になっていることが分かります。