”風薫る”とくれば五月だろうか。青空の下、花を見ているだけで幸せな気分になる。ナンテ言うと私を知る人からは”何いってんの、似合わないことを”と言われそうだ。それでも庭の花々は美しい。5月にかけての花々である。
先ず、フジである。手作りの棚の上を容赦なく伸びた蔓にこれでもかと言わんばかりに花が付いた。左はよく見かけるフジだが山藤の類だろうか。右に咲く黄色い花モッコウバラもこれから力いっぱいに咲く。右側は門に延びた藤でダルマフジの名ではないかと思う。大きな花房で迫力がある。通りがかりの人が聞く”フジ?”。
玄関先に咲く花蘇芳である。まだ小さい木だが今年はそれなり花を付けた。そして右側は白い花蘇芳である。真っ青な空に白い花が映える。
こちらは同じような名前で成長すると似た花の芽生えである。左は一人静である。盛りが美しい花・散り際が楽しい花などあるが、芽生えが何とも美しい。そして右は二人静の今である。また成長した時に比べる形で紹介するが今はこれほど違う。心から楽しめる芽生えである。
門を入った左側に赤と白の花が広がる。赤い花はトキワマンサクそして白色はヤマブキである。どちらも気が大きくなり美しい調和を醸し出した。右は別の場所にあるヤマブキである。毎年のことながら白いヤマブキには違和感を覚える。ヤマブキ色から想像するのはヤマブキ色の小判そして・・・”お前も悪よのう”
こちらは可憐な花と映える花である。左はシャクヤクの1種の山シャクヤクである。”立てばシャクヤク、座ればボタン・・”のシャクヤクはこれだろうと思っている。そして右側はそのボタンである。”どちらか選べ”と言われたらどうします?
ここも淡い美とこぼれる美である。左はジューンベリーの花で右ははなももである。ジューンベリーは先日紹介した梨の花を少し小さくした感じである。右側のやまももは多くの木で花色が混じる。これにさらに紅い花が加わることもある。お隣の揖斐川町の”町の花”である。明日からゴールデンウイークが始まる。毎日が休みのような生活で連休の思いは少ないがゆっくりとした時間の流れの中で春を感じたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます