トクマルのオススメ!!
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皆様、想像がつくと思いますが、私、
クイーンといってもいくつかの曲を知っているだけで特に思い入れもなく、
本作はスルーするつもりでした。
でもあまりにも世間の評判がいいので、興味がわきました。
1991年に45歳でこの世を去っているクイーンのボーカル、
フレディ・マーキュリーの半生を描く作品です。
フレディ役はラミ・マレックですが、作中の楽曲はフレディ自身の歌声を使用しているとのこと。
つまりは口パクなのですが、全く自然で、言われてもわからないくらいです。
ロンドン。
インド系移民の彼が、学生ロックグループに加入し、やがてクイーンを結成。
曲はどんどん売れてツアーとレコーディングに追いまくられる日々。
そんななかで自身がゲイであることを自覚し、恋人と別れ、チーム仲間との関係は険悪になっていき、
孤独に陥っていきます。
そしてさらなる苦悩が彼を襲う・・・。
だけれども、彼は歌い続けることを決意して、
20世紀最大のチャリティコンサートである「ライブ・エイド」(1985年)のステージに立ちます。
ここのシーンがもう、圧巻。
75000人が入ったというスタジアムで、皆がフレディと共に歌う。
映画の力というよりも、音楽の力ですね。
そしてフレディという類まれな個の勝利。
涙、涙・・・。
私は帰宅してからYouTubeで本物のコンサート映像を見たのですが、
映画のほうが大画面と大音響の効果絶大、
ニセのフレディではあるけれど、ラミ・マレックの完コピで、やはり感動は大きい・・・。
これって変でしょうか?
まあ、はじめからそのように作られた映画ではありますので・・・。
それにしても、やはり見てよかったです!!
私のようにクイーンをよく知らない方にも、トクマルのオススメです。
<シネマフロンティアにて>
ボヘミアン・ラプソディ
2018年/アメリカ/135分
監督:ブライアン・シンガー
出演ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ
ヒーロー発掘度★★★★★
満足度★★★★★