歴歩

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奈良市・西大寺 8世紀後半の「くじ引き」の木簡を発見

2009年12月15日 | Weblog
 西大寺旧境内で、寺の職員が賭け事に使ったとみられるくじ引きの木簡(長さ約7~10cm、8世紀後半) 3点が市埋蔵文化財調査センターの調査で見つかった。
 「法王尓成(ほうおうになる)」「沙弥(注1)尓成(しゃみになる)」などと書かれており、「法師尓成」と読める一点には、裏に「此取人」と添えられていた。「これを取る人は法師に成る」の意味という。
 一番くじとみられる「法王」は僧道鏡を指すとみられる。
(注1) 沙弥は正式な僧になっていない出家者
[参考:奈良新聞、産経新聞]

過去のニュース
  2009.12.3 西大寺 旧境内から石上宅嗣の名や肩書きが書かれた木簡を発見
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