同町教委は27日までに、下野国の首長墓である車塚古墳(円墳、直径82m、7世紀~8世紀初め)で墳丘を取り巻く2重目の周溝を確認した。終末期古墳の2重周溝の確認は全国的にもまれで、県内では初めて。「県内の終末期古墳には2重周溝はない」という通説を覆す発見。
1重目の周溝とその外側の周堤までの直径は約122m。今調査で墳丘西側の周堤外側に3カ所のトレンチを入れ、幅約6m、深さ約1mの2重目の周溝が見つかった。2重周溝の発見で墳域が拡大し、直径は約136mにも達する。
県内でも2重周溝が確認されているのは宇都宮市の笹塚古墳(5世紀中~後半)など同時代中期までの4古墳だけ。今回の2重周溝発見で、町終末期の他の古墳にも2重周溝存在の可能性が出てきたという。
[参考:下野新聞]
過去の関連ニュース
2009.2.7. 宇都宮市・笹塚古墳 墓域総長が県内最大の前方後円墳と確認
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県内でも2重周溝が確認されているのは宇都宮市の笹塚古墳(5世紀中~後半)など同時代中期までの4古墳だけ。今回の2重周溝発見で、町終末期の他の古墳にも2重周溝存在の可能性が出てきたという。
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