県立考古博物館は、多可町中区坂本の坂本・土井畑遺跡(どいばたけいせき)で、弥生時代前期(紀元前3世紀ごろ)に水田耕作に利用した用水路とみられる溝が見つかったと発表した。 溝からは、弥生時代前期の壺の破片が出土した。
博物館によると、溝は東西方向に延び、長さ約25m、幅約60cm、深さ約30cm。
稲作に関連する同時代の遺跡としては加古川市加古川町大野の美乃利遺跡(みのりいせき)で水田跡が見つかっている。 加古川上流域で米作りが広まった時期を示す貴重な遺構としている。
また、古墳時代後期(6世紀後半)の竪穴住居跡が大小2棟分見つかり、博物館では調査区域(約2600平方m)外に集落があると推定している。 他に平安時代の建物跡の可能性がある柱跡約200個も溝の周囲などで見つかった。
現地説明会は3日午後1時半に開かれる。
[参考:神戸新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、兵庫県教育委員会HP]
博物館によると、溝は東西方向に延び、長さ約25m、幅約60cm、深さ約30cm。
稲作に関連する同時代の遺跡としては加古川市加古川町大野の美乃利遺跡(みのりいせき)で水田跡が見つかっている。 加古川上流域で米作りが広まった時期を示す貴重な遺構としている。
また、古墳時代後期(6世紀後半)の竪穴住居跡が大小2棟分見つかり、博物館では調査区域(約2600平方m)外に集落があると推定している。 他に平安時代の建物跡の可能性がある柱跡約200個も溝の周囲などで見つかった。
現地説明会は3日午後1時半に開かれる。
[参考:神戸新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、兵庫県教育委員会HP]