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関市・笠屋石塚遺跡 奈良時代の鍛冶作業跡と住居跡が見つかり、「美濃国」と刻印された須恵器が出土

2011年12月17日 | Weblog
 関市教委は、同市鋳物師屋(いもじや)笠屋の笠屋石塚遺跡から、奈良時代の鍛冶の作業場跡1基(南北2・8m、東西3・2m)と竪穴住居跡14軒分などが見つかり、「美濃国」と刻印された須恵器などが出土したと発表した。
 鍛冶遺構は、重竹遺跡(下有知)に続いて同市では2例目という。
 刻印された須恵器は小破片で、「○濃国」とあった。岐阜市の老洞古窯跡(おいぼらこようせき)で作られたと考えられる。
 現地説明会が18日(日)午後1時半から開かれる。
[参考:毎日新聞]

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