愛媛県埋蔵文化財調査センターは15日、今治市古谷の多岐川上流域で、古墳時代中期(5世紀中頃)築造の未盗掘の小型方墳「古谷犬山谷古墳」を確認したと発表した。
古谷犬山谷古墳は、古墳時代後期(6~7世紀)の多伎宮古墳群の南西約100mに位置する。 今年3月に標高約112mの丘陵の尾根で発見し、8月から調査している。 斜面を削って整形した約10m四方の方墳。 2基の石棺が並んで発見され、それぞれ人骨や鉄製大刀などが出土した。
石棺は、北側が全長約185cm、幅約30~40cm、南側が全長約200cm、幅約45~50cm。 いずれも石棺の周りを石で囲い、石棺内部には小石が規則正しく並べられ、手厚く埋葬された様子がうかがえる。 成人を1体ずつ頭部を東に向けて埋葬していた。 南側の石棺の側壁などに赤い顔料が付着していた。
[参考:愛媛新聞、ITVあいテレビ]
古谷犬山谷古墳は、古墳時代後期(6~7世紀)の多伎宮古墳群の南西約100mに位置する。 今年3月に標高約112mの丘陵の尾根で発見し、8月から調査している。 斜面を削って整形した約10m四方の方墳。 2基の石棺が並んで発見され、それぞれ人骨や鉄製大刀などが出土した。
石棺は、北側が全長約185cm、幅約30~40cm、南側が全長約200cm、幅約45~50cm。 いずれも石棺の周りを石で囲い、石棺内部には小石が規則正しく並べられ、手厚く埋葬された様子がうかがえる。 成人を1体ずつ頭部を東に向けて埋葬していた。 南側の石棺の側壁などに赤い顔料が付着していた。
[参考:愛媛新聞、ITVあいテレビ]