先月末、今年度の自己申告校長面接があった。でも、今日の話しは、面接の件ではない。
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「校長、2月1日、〇〇先生と模擬試験の監督です。
「はい。
「僕たちは、別段監督料はもらっていないです。*1
「ええ。
「朝8時から、午後4時すぎまで、試験監督と後始末です。
「ご苦労様です。
「あの、勤務の振り替えって、できないんですか。
一般的に代休といわれているものと同じく、僕たちは勤務時間以外に仕事をする(形としては校長に命ぜられる)場合、残業手当がないので、代わりに別の日に休みをもらうことになっている。これを勤務の振り替えと称している。これがなかなかとれなくて、仕方なし夏休み中などに取る(消化する)ことになる。これが僕たち先生たちが、見かけ上休日が多い理由である。
「今回は進路指導担当だけで監督が足りますけど、このままもし受験者が増えれば、学年の先生にも、いずれ試験監督を頼まなくちゃならなくなります。
「……
「その場合、振り替えができますと言える方が、進路指導部としてはありがたいです。
「……
「管理職として、勤務の振り替えのことは、ちゃんとしないと、まずくはありませんか。
「そうですね。
「そうですよね。前任校では振り替え処理がありました。検討してもらえませんか。
校長先生、教頭先生と相談。
「全英連参加者先生、進路指導用務ということで、振り替えてもらってかまいません。振り替えの日は教頭先生と相談してください。
「わかりました。〇〇先生には僕から伝えますか。
「そうしてください。
「ありがとうございます。
当然といえば当然だが、無事終了。よかった。
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*1
英検等の監督を行い、監督料をもらうことはできる。この場合、兼業許可申請を行い、認めてもらわねばならない。監督料をもらった場合、勤務の振り替え等は認められない。