新劇場版・新作である。4回のイベント上映後の公開なので、特に目新しさはない。安心して見れる作品。1995年の『攻殻機動隊』のプリクエルなので、登場人物も同じ。 20日(土)いつものMovixで見てきた。 |
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全身義体のリーダー・草薙素子の出生の秘密と攻殻機動隊の誕生。
草薙素子は何故自らの舞台を求め、戦うのか。なぜ過去ある”はぐれ者”たちは草薙をリーダーと認めるのか。(出典:映画パンフ)
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封切り前に『冒頭12分』として公開された、総理の暗殺事件。事件を追う中で、攻殻機動隊の始まりが描かれている。ストーリーは何を書いてもネタバレになる、困った作品だ。
『冒頭12分』を見てわかること。
・草薙素子が複数いる。
これは、相当なことだ。
東亜連合大使館人質を取った立てこもり事件が発生。これに対応するのは草薙の部隊である。部隊は圧倒的な能力で立てこもり犯を制圧する。
事件解決直前、人質が突然、拘束された犯人たちを銃撃しはじめる。ファイア・スターターの感染である。同時刻、総理爆殺テロが発生する。
犯人を追う中で、メンバーの部隊内での立ち位置。草薙との関係。チームとしての成長が描かれていく。
新劇場版の中や、Border:1234からの伏線に、答えが出されていく。アクションシーン、ストーリー展開とも一ひねりも二ひねりもある。
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エンディングに後々の作品へのオマージュがふたつある。旧作との連携がとれたように思う。