退勤は午後6時半を過ぎました。朝の勤務開始から、ほぼ12時間、行き帰りに各1時間。
やはりこれはダメだ。正しくない。
退勤は午後6時半を過ぎました。朝の勤務開始から、ほぼ12時間、行き帰りに各1時間。
やはりこれはダメだ。正しくない。
In the near future, Major is the first of her kind: A human saved from a terrible crash, who is cyber-enhanced to be a perfect soldier devoted to stopping the world's most dangerous criminals. |
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3月中頃から、映画の公式サイトやYoutubeでかなりたくさんの予告編、特報が公開されている。また、これらに1995年の「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の音声をかぶせた、fan-madeの映像作品(?)もかなり「公開」されていた。
公式サイトでも5本のtrailerが公開されている。Paramount Picturesのサイトでには、5分近いBehind the Sceneのようなものまである。1995年の作品やStand Alone Complexからのエッセンスを「両手いっぱい」取り込んだような映像で、「こんなたくさん公式サイト、映画サイトで見せて、大丈夫なのか」と心配になるほどだった。
公開日午後、見に出かけた。いつもどおりMovixさいたまである。
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近未来。少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、事故に遭い、脳以外は全て義体となった。
少佐が指揮するエリート捜査組織公安九課は、サイバーテロ集団に果敢に立ち向かう。少佐は捜査するうちに、自分の記憶に「何か」がおきたことに気づく。
・・・そこに真実がある。
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少佐(スカーレット・ヨハンソン)
普段着の時も、光学迷彩突入時の姿も、かなりよく似合っている。
少佐は事故により全身義体化された。過去の記憶も「fragments」(断片的)という状態。
少佐は九課の中心人物である。彼女は自分の本名をMira Killianと伝えられている。
・・・ミラ? 草薙素子じゃない?
このこと自体が複線になっている。だからこれ以上書かない。
BATOU(ピルー・アスベック)
途中から例の目になる。イメージはかなり1995年の作品に近い。
アラマキ[荒巻課長](北野武)
ミスキャストではと思っていたのがアラマキ役である。予告編でもわかるのだが、ほぼすべてのセリフが日本語。なんとなくだが、アクター北野武は「悪人」が似合うと感じた。
クゼ・ヒデオ(マイケル・ピット)
本作の敵役である。
彼の正体と過去が、少佐のそれが交錯する。本作の謎、ある種の闇がそこにある。
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本作は、そこここに過去作(多くは1995年作品)からのシーンが見られる。それはアニメの実写化だけではなく、設定を借用、オマージュも含まれる。
予告編でも公開されている会談への少佐の突入シーンは、1995年作品が元になっている。そこにいる芸者ロボットは、TVアニメで出てきたものそのものだ。
BATOUのイヌ好きは、この作品でも引き継がれている。
イノセンスの「ミスも、ミセスもいらないわ」の、ハラウェイ検視官らしきキャラクターも出てくる。
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アメリカでの公開1週間の評価(https://www.rottentomatoes.com/)
・興収3位
・映画レビュー評価は平均5.6/10
・評価すると、評価しないの割合では46%が評価
・映画ファン62%が”liked”
レビューを書いた人は、これまでの攻殻作品全体のイメージから見ると、本作のストーリーラインがシンプルだと思うだろう。だからあまり評価が高くない。Critics Consensusにも、同様のコメントが出ていた。
盛りだくさんすぎる感じも、なくはない。でも、よくここまで作ったなあと思った。SF作品として、単純におもしろく出来ている。僕は10点満点ならば6.5かな。