無邪気で不器用な少女メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花「夜間飛行」を見つける。
この花は、「赤毛の魔女」により、魔女の国から盗み出された種から芽吹いたものなのだ。
一夜限りの不思議な力を得たメアリは、魔法大学・エンドアへの入学を許されるが、あるうそをついたことから大事件に発展してしまう。
最初に映画館でチラシを見たのはGWの頃。映画を見に行くたびに、目力のつよい主人公に見つめられるような気がしていた。監督が『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌、主人公メアリのCVが杉咲花、メアリが出会った少年ピーターが神木隆之介。これは見逃すわけにはいかない作品である。7月27日、超過勤務の振替で2時間早く職場をでて、いつものMOVIXで見てきた。
+++++ +++++
魔女宅、ラピュタ、ハウル、ポニョ、アリエッティ。
そこここでなんとなく見かけたような絵が出てきた。
「ジブリ風の楽しいシーン」を「堂々」かつ「あっさり」魅せちゃった感じがする。
魔法大学...ホグワーツだな。
+++++ +++++
主人公メアリ(杉咲花)
声の感じがピッタリだと感じた。
メアリが森の中に入ると、青白く光る花を見つける。赤毛の魔女に盗み出された花の種から芽吹いた、夜間飛行である。この花のために、不思議な力(魔女の力)を得たメアリが...というお話しである。
メアリは自分が魔女という感覚はない。普通の女の子である。両親よりも1週間ほど先に、大叔母の家に引っ越してきた。このものがたりはその家と、周りのいかにもイギリスの田舎という場所で起こる。
ものがたりのラスト近く、赤毛の魔女と大叔母の関係があかされるけど...書かないことにしよう。
+++++ +++++
ジブリ作品ファンは、いろいろ言いたいことがある作品かな。でも、過去作品にこだわらなければ、普通に楽しめる作品。
好みで言えば、風景描写は、アリエッティの方が好きだ。
SEKAI NO OWARIによるED. いいと思う。
おすすめである。