(CNN) The 2019 Nobel Prize in Chemistry has been awarded to John B. Goodenough, M. Stanley Whittingham, and Akira Yoshino for their research in improving battery technology.
大きな話題の’19年ノーベル化学賞。日本の旭化成名誉フェロー吉野彰さん選ばれたことは、もちろん喜ばしいが、ジョン・グッドイナフ(John B. Goodenough)、スタンリー・ウィッティンガム(M. Stanley Whittingham)両氏にも祝意を表したい。
ノーベル財団のプレスレリース(英文)を印刷、授業で生徒に配布。少し読んでみた。
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ある生徒の発言。
『センセ、この人すごい名字
『どれ?
『最初の人、「ぐっどいなふ」でしょ
言われて、見てみた。
『センセ、どんな意味
『知らないよ、僕は名字研究家じゃないし。
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そうは言ったが、調べてみた。
綴りを見ると、「ぐっでん-おう」または「ぐでのう」のようにも思える。10文字で母音が5文字も、読みにくい原因かもしれない。
ノーベル財団のプレス発表をYouTubeで確認した。発表者の発音は [ˈgu̇d ][ i-ˈnəf ]と聞こえた。やはり「ぐっどいなふ」でいいようだ。
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Surname Databaseというウェブサイトを見つけた。Goodenoughという名字を調べてみると、ヒットした。
This is an English medieval nickname surname. It has two possible origins.
The first is from the perpetual use by the nameholder of the phrase 'good-enough', to the point where his peer group called him by it, and the second explanation and most likely explanation is that it described a 'good lad,' one who was good enough at what he did.
イギリス中世のニックネーム由来の名字。由来の可能性は二つ。
一つ目は、いつも(くちぐせで)「good-enough(よい)」と言っていた人物が、仲間から「good-enough」と呼ばれるようになり、ニックネーム化。やがて名字になった。
二つ目は、「よい若者」という意味。
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ノーベル賞から雑学が増えました。質問してくれた生徒に感謝です。