僕は試験問題を基本的に、両面印刷1枚(A3サイズ)+解答用紙1枚(B4サイズ)で作成します。こうすれば考査問題袋(試験問題と解答用紙は、袋に入れて、考査金庫・ロッカーに保管することになっている)に、複数枚入れておいても、試験監督の先生が一目でわかると考えてです。
また、問題については、片面をみれば問題と設問が記載されているようにデザインすることにしています。これも、試験中表裏を見ながらでは生徒が面倒だと思うし、ばさばさうるさくないようにするためです。
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「先生、問題A3なんですね・・・・・」
たまに、監督の先生に言われることがあります。
国や都道府県、民間も含めて国際規格のAサイズになって10年近くになります。でも、現在も学校の現場(特に先生たち)には、考査の時はまだまだB4サイズ利用が主流です。
僕も授業ハンドアウトはA4サイズで原稿を偶数枚作り、B4に縮小して印刷しています。
理由?
…紙がもったいない気がするから。
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A4で天地左右余白を30mm程度取ると、実際の印刷面積(字や図表がある部分)はB5とあまり変わらなくなります。ワードでも一太郎でも、A4のデフォルト設定は確かそれくらいのはず。県教委から来る文書も、余白がありすぎる。MOTTAINAI....
A4(A3)を使うならば、もう少し情報量を増やさないと。。。。 いつの間にかびっしり問題を作り、縮小したらさすがに読みにくいということで、試験の時、問題用紙はA3になりました。
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広島テレビのウェブサイトに「暮らしの疑問」というコーナーがあり、そこでに「コピー用紙のA4・B4。AとBの意味は?」というページがあります。よくまとまっているので、一度読んでみてください。
また、「ファイリングの部屋」というウェブサイトの、「13-1.用紙のサイズ」にも、紙の大きさについての記載があります。これもよくまとまっています。
これらを読むと、江戸時代の記録がB5に近い大きさなのはなぜなのかわかります。(半紙を二つ折りにして和綴じにしてある)