全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

TOPTOURは東急Gではない!

2015-04-03 20:00:00 | 全英連参加者 2015

 〇備忘録〇

 「TOPTOURは東急Gではない?」(2014-10-27)で取り上げた、トップツアー株式会社と東武トラベル株式会社の合併。新会社が1日発足。

東武トップツアーズ看板  東武アーバンパークライン大宮駅改札への通路にある、東武トップツアーズ営業所。
 以前ここは「東武トラベル」の営業所。1日から変更である。 


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通算5000件へ

2015-04-03 04:00:00 | 全英連参加者 2015
5000ロゴ  ブログの投稿記事数が、5000件に近づいている。

+++++ +++++

 gooブログでは、編集画面の下の方に以下のような表示が出る。

 1~30件/全****件

 この件数は、〔公開、下書き、(公開)予約〕の合計数。3月当初、それは4942件だった。4月になり、その数は4980件である。
 暦年ごとの投稿記事数は、以下のようになる。

CY Ent
2005 276
2006 467
2007 588
2008 440
2009 527
2010 564
2011 540
2012 509
2013 492
2014 460
2015 117
Total 4980

 CY:暦年
 Ent:投稿記事数(entries)
 2005年は3月のブログ開始から。2015年は4月当初のもので、公開でないものも含む数字。

 2007年がやや多い。
 2005年(開設年)と2015年を除いた9年間は、509件/CYである。

 計算上は5月1日に5000件になる。予定外のエントリがあれば、4月中に公開のエントリが、No.5000である。

+++++ +++++

 ビックリである。5000件である。
 ブログの開始は2005年3月13日。10年ちょっとで5000件だ。正直、あきれている。でも、あきてはいない。


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平成27年度埼玉県公立高等学校入試 英語リスニングテスト分析

2015-04-02 04:00:00 | 教師の仕事 2015

 平成24年度から一本化された埼玉県公立高等学校学力検査。4年目の今年も、英語実音テスト問題の音源CDを借り受け、リスニングテストの分析をしてみた。
 今回の分析ポイントも、前年度問題形式との比較。変更の有無、wpm*の確認である。一本化して3年経過。4年目はどうなるのか注目していた。

***** *****

 3月2日(月)14時20分、英語学力検査の開始チャイムが鳴る。その数秒後「放送を聞いて答える問題」が始まる。この問題が終わらなければ、他の問題に手をつけることは、実質的に不可能なのは、毎年同じである。
 平成27年度入試も、試験は全部で7問、求められる解答数が11である。

 問題1から問題3
 会話を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一、ヒントの図表がついている。
 問題4と問題5
 それぞれ「ある場面」を説明する英文を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一で、英文の答えが出ている。
 問題6
 Kazuoと留学生Lindaの会話を聞いて、三つの質問(日本語で掲出されている)に日本語で記述する問題である。
 問題7
 Masakoが祖父についてスピーチをしている。スピーチの内容に対する質問を聞き取る。その答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一問題で、英文の答えが出ている。

 基本的な構成は、昨年までと全く変更がない。

***** *****

 使用音源
 平成27年度 英語録音CD1枚

 計時使用機材
 WMP12と一般的なCDプレーヤーを使用。
 計時はWMPによる。ストップウオッチも使用。
 ・・・毎年同じ作業である。

 分析手順
 ①原始的だが、語数とセンテンスの数をカウントする。
 ②何度も聞き直し、wpmを計測する。
 ③問題~問題の間のポーズを計測する。
 ④はじめから、「以上で問題は終わりです」までの、実時間を計測する。
 ⑤去年と対比を行う。

 ①から④は手作業(耳作業)である。
 ・・・ここも昨年と同じである。

+++++ +++++

 以下、音源CD構成と計時データ

 トラック1 音量調整のための放送
 試験当日朝に試聴のために用いる。
 (試験とは関係ない。)

 トラック2 無音
 トラック1をかけたままにしていると、しから(注意さ)れる。
 (間違えて、問題を誤放送させない配慮。)

 トラック構成も昨年度と同じである。

 トラック3(0:31)
 0:00- 「放送を聞いて答える問題」のアナウンス。

 トラック4(1:30) 問題1
 0:01- 問題1から問題3の解答方法の説明
 0:24 問題1放送 1回目
 0:47 問題1放送 1回目終了
 0:50-53 問題1 Question1回目
 0:57 問題1放送 2回目
 1:20 問題1放送 2回目終了
 1:23-26 問題1 Question2回目
 問題1は、AとBの会話である。A→Bが2回。Takeshiが日曜日の行動についてこたえている。23秒で話者2、総語数59語である。
 このペースで会話が続いたとすると、23秒は1分の38.3%なので、59を0.38で割る。
 155wpmとする。(165)
 カッコ内は、H.26データである。以下同じ。

 トラック5(0:51) 問題2
 0:02 問題2放送 1回目
 0:17 問題2放送 1回目終了
 0:19-22 問題2 Question1回目
 0:27 問題2放送 2回目
 0:42 問題2放送 2回目終了
 0:44-47 問題2 Question2回目
 問題2も、AとBの会話である。A→Bが2回。AはForest Zooの係員、Bはお客さん。AはBにコアラの居場所を教えている。15秒で話者2、総語数41語。
 このペースで会話が続いたとすると、15秒は1分の25.0%なので、41を0.25で割る。
 164wpm(166)

 トラック6(1:01) 問題3
 0:02 問題3放送 1回目
 0:22 問題3放送 1回目終了
 0:24-27 問題3 Question1回目
 0:31 問題3放送 2回目
 0:51 問題3放送 2回目終了
 0:54-57 問題3 Question2回目
 問題3も、AとBの会話。A→Bの回数も同じ。男女の姉弟(?)が妹の誕生日プレゼントを購入しに来ている。20秒で話者2、総語数50語。
 このペースで会話が続いたとすると、20秒は1分の33.3%なので、50を0.33で割る。
 150wpm(120)

 トラック7(1:09) 問題4
 0:02 問題4と問題5の解答方法の説明
 0:23 説明終了
 0:28 問題4放送 1回目
 0:38 問題4放送 1回目終了
 0:40-43 問題4 Question1回目
 0:48 問題4放送 2回目
 0:58 問題4放送 2回目終了
 1:01-04 問題1 Question2回目
 この問題は「ある場面」についての説明文を聞き、それについて解答を求めるものである。10秒で話者1、総語数26語、センテンス数4。
 このペースで発話が続いたとすると、10秒は1分の16.6%なので、26を0.16で割る。
 156wpm(144)

 トラック8(0:48) 問題5
 0:02 問題5放送 1回目
 0:14 問題5放送 1回目終了
 0:17-20 問題5 Question1回目
 0:25 問題5放送 2回目
 0:37 問題5放送 2回目終了
 0:40-43 問題2 Question2回目
 問題5も問題4と同じパターン。12秒で話者1、総語数32語、センテンス数4。
 仮にこのペースで発話が続いたとすると、12秒は1分の20%なので、32を0.2で割る。
 160wpm(143)

 トラック9(2:37) 問題6
 0:01 問題6の解答方法の説明
 0:13 説明終了
 0:16 問題6放送 1回目
 1:16 問題6放送 1回目終了
 1:25 問題6放送 2回目
 2:25 問題6放送 2回目終了
 問題6は、最初の方にも書いたとおり、KazuoとLindaの会話である。60秒。総語数158語、センテンス数26。会話のやりとりが16回である。Kazuo→Lindaが8回である。
 このペースで会話が続いたとすると、60秒は1分の100%なので、158を1.00で割る。
 158wpm(150)

 なお、トラックの長さは2:37だが、録音は2:25で終わっている。最後の問題までの間10秒ちょっと空白になる。

 トラック10(4:14) 問題7
 0:01 問題7の解答方法の説明
 0:22 説明終了
 0:23 問題7放送 1回目
 1:35 問題7放送 1回目終了
 1:37-43 Question 1
 1:51-56 Question 2
 2:04-09 Question 3
 2:16 問題7放送 2回目
 3:28 問題7放送 2回目終了
 3:32-37 Question 1
 3:45-50 Question 2
 3:58-4:02 Question 3
 問題7は、Masakoが祖父についてスピーチをしている。そのスピーチを聞き、内容について答える問題である。72秒で話者1、総語数175語、センテンス数19。
 このペースでスピーチが続いたとすると、72秒は1分の120%なので、175を1.20で割る。
 145wpm(157)

 なお、問題7(トラック10)の4:10のところで、「放送を聞いて答える問題」の終了が告げられる。午後2時20分の英語試験開始のチャイムから、ここまでが12分30秒ちょっと。残り試験時間が37分程度。
 リスニングテストの配点は100点満点中28点である。

+++++ +++++

 WPM比較
 平成24年度から一本化された入試、3年間実施した結果が、4年目の問題作成に何か影響を及ぼしたのか。比較用を作成してみた。

Questions H24 H25 H26   H27  
1 words 36 56 55   59  
seconds 13 21 20   23  
wpm 166 160 165 164 153
2 words 45 36 72   41  
seconds 20 16 26   15  
wpm 135 135 166 145 164 Δ
3 words 39 26 42   50  
seconds 16 11 21   20  
wpm 146 141 120 136 150 Δ
4 words 37 40 26   26  
seconds 14 13 11   10  
wpm 158 184 141 161 156
5 words 37 28 43   32  
seconds 14 11 18   12  
wpm 158 152 143 151 160 Δ
6 words 187 218 173   158  
sentences 22 35 27   26  
seconds 73 81 69   60  
wpm 153 161 150 155 158 Δ
7 words 212 204 213   175  
sentences 18 21 19   19  
seconds 79 86 81   72  
wpm 161 142 157 153 145

 words:語数
 sentences:文の数
 seconds:英語の流れた時間(単位:秒)
 wpm:1分間でどのくらいの語数を聞き取ることになるか。
    は、3年間の平均値である。
    のΔは、平均値よりも数値が増加したもの、▼はその逆である。

 平成24年度から平成26年度の3年間と比較した場合、wpmの数値が増加した問題が4、減少した問題が3である。

 平成26年と比較すると、、、
 問題1:易化
 問題2:ほぼ変化なし。
 問題3:かなりはっきり難化
 問題4:難化
 問題5: 〃
 問題6: 〃
 問題7:易化
 何となくだが、平均をとるよりも、対前年度比で少しずつ調整しているように見える。

***** *****

 計時は難しい。音声のスタートが0:01か0:02か悩む。1秒の差が、wpmに影響するからだ。いいわけがましいが、誤差が存在することを、理解した上で参考にされたい。

 〔雑感〕 いろいろ考えました。

 〇問題1~問題3は会話を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題。四者択一、ヒントの図表がついている。
 〇問題4と問題5はそれぞれ「ある場面」を説明する英文を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一で、英文の答えが出ている。
 〇問題6は会話を聞き、日本語の質問について日本語で答える。問題7はスピーチの内容に対する質問を聞き取り、最適なものを選ぶ。

 問題形式は異なる。しかし、一部の問題(平成27年問題2)を除き、wpm数値にそれほど顕著な差がない。ほぼ同じような速度で生徒に問題を聞かせている。違うのは、英語の放送を聞く時間の長短である。
 顕著なwpmの差がないとすると、生徒が集中力を維持できるかで、正解率が左右されると考えていいだろう。
 高校に入学してくる彼ら、彼女たちに対応する僕たち英語教師は、何に気をつけるべきだろう。Teacher Talkのスピード、大事。でも、長さへの配慮が必要ではないだろうか。話す長さの調整により、理解度をよりよい方向に向けられるかもしれない。簡潔明瞭、短く話す。生徒のリスニングのベンチマークとして、まず短時間、集中して英語を聞けるようにする。そんなことからスタートするのはどうだろう。

+++++ +++++

 なお、音声問題の音声データは、埼玉県総合教育センターウェブサイトで公開されている。(新しいウインドで開きます。)
 http://www.center.spec.ed.jp/
 (メニューの「入試情報・説明会案内」から)
 ・平成24年度~平成26年度のリスニング(音声問題)を公開中である。
 平成27年度も公開済み。3年分の公開ということになれば、平成24年度のデータは削除(非開示)になる。興味のある人は早めに確認されたい。
 ・英語以外も公開中。

 今年も分析をするために、東京新聞ウェブサイトの『首都圏公立高校入試特集ページ』を参考にした。問題を見るのならば、このサイトを利用するといい。関東地方の公立高校入試問題を、PDFでアップロードしている非常によくできたサイトである。毎年使わせてもらっている。特記する。
 アドレスはこちら。(新しいウインドで開きます。)
 http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/index.html

 昨年のエントリはこちらです。
 2014-04-30
 「平成26年度埼玉県高校入試・英語リスニングテスト分析

 *このエントリにおけるwpmの出し方(考え方)については、以下を参照されたい。
 2010-03-11
 「wpm


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平成27年度がはじまります。

2015-04-01 04:00:00 | 教師の仕事 2015
 さくら

 今日は着任の辞令交付式です。

 教員生活のカウントダウンクロックを起動します。 

 行ってきます。。。
 (いや、緊張するなあ)


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