<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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事情があって、この夏、只今のところエアコンなしの生活を送っている。

今年の夏はなかなか暑くならず、朝夕涼しい日が続いていたが、さすがに今夜は暑くてたまらない。
こうしてブログを書いていても汗が流れてくる。
ブログを書くことがスポーツになるとは思わなかった。

昨年の暮れから住まいを断片的に別の場所に移しており、そこは未だエアコンが設置されていない場所なのだ。
年末から年始にかけてはエアコンがなくても「暑い」などとはこれっぽっちも感じなかった。
むしろ2月ごろは「寒いのぉ~」とさえ思っていた。
そのうち、そのまま放っておいたら寒さも和らいできたのでエアコンがなくても快適だと感じるようになった。

その頃になるとエアコンの必要性はおろか、この世にエアコンがあるなどと思うことさえなくなっていたのだ。

ことろが今夜になるとエアコンがないだけで「暑い」ことが判明し、私はエアコンがないと生活できないエアコン中毒患者になっていることに初めて気付いたのであった。

エアコン中毒患者になると、まずエアコンが無いと眠れなくなる。
今から40年ほど前。
私がまだまだガキ出会った頃。
夏の最中、暑くてむしむしして入れば、裸になって「畳」や「コンクリートの壁」にべっちょ~と張り付いていれば涼がとれたものなのだったが、40歳を超えるオッサンとなった今では、さすがに家でも畳にべっちょ~はおろか、コンクリートにべっちょ~もできなくなっていしまっていたのだ。
だいたい、現代の住宅に畳の部屋は数えるほどしかない。

エアコンが無いと飲むと火照ってくるビールなど、恐ろしくて飲む気にもならず、暑いからといってアイスクリームばかり食べていると、頻繁に歯磨きをしなkればならなくなり、ますます暑くなってしまうのだ。

但し、エアコンがないと電気代が安く付くのだ。
どれくらい安く付くかというと、省エネ能力フォースターのエアコンよりも断然消費電力が少なく、安くつくのだ。

ということで、ここまで書いているうちに意識が朦朧としてきた。
その証拠に「朦朧」とワープロではスラスラと書けるのに、ペンでは書けないのだ。
書けるようになるためにエアコンを買うことにしよう。

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