<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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朝日放送の名物ローカル番組「探偵ナイトスクープ!」によく登場した林先生は辻調理師専門学校の先生であった。

「母乳でプリン」
「街中の池に住んでいる貝を料理」
「食べられるラーメンどんぶり」

など、様々な食物を編み出しては会場の笑いを誘っていたのであった。

4月末。
その辻調理師専門学校が破産していた。
正直ニュースびっくりした。
なんといっても大阪では辻調理師専門学校といえば、その分野では名門専門学校なのだ。
海外にも学校を持っていて、ここで修行した調理師は、それなりの信頼がある。

ここ数年少子化が影響して苦しい経営を続けていたというのだが、学校経営の難しさがここに滲みでているように思われる。
なぜなら報道によると2007年に生徒数のピークを迎えたと書かれていたからだ。
それからわずか数年での経営破綻。
少子化以外になにか原因があったのかもわからない。

なお、学校は東京の学校法人が引継で残るそうだが、関西人の私としては「また東京かいな」という気持ちは抑えられない。
「ダイエー」の専門学校バージョン経済事件のような気がするのだ。



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