<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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阪急といえば関西では信頼の高級ブランドで通っている。
阪神はどうだか判断しかねるが、その阪急阪神のグループのうちホテルグループで食品の食材の偽装というか故意に違った産地のものを提供したことが発覚し、信頼が失墜しようとしている。
株価も下落。
今年は阪急電鉄創設100周年ということで、創業者の小林一三氏も草葉の陰で嘆いていることであろう。

最近は我が家でも食材の産地については大いに気にしている。
その気にしている原因にはいろいろがあるが、ひとつはフードマイレージ。
一般的には地産地消。
食材を運ぶために多くのエネルギーを消費するのをやめようね、という英国発祥の考え方だ。

幸いにも私の住んでいる大阪はまだまだ農産物が豊富だ。
例えば玉ねぎ、ナス、トマト、ほうれん草などは作付が豊富で、スーパーマーケットで北海道産の玉ねぎなどを見ると安くて美味しそうなのだが、やはりフードマイレージ的思想で行くと大阪産なので、少しく割高な大阪の農産物を買うようにしいている。
ちなみに大阪の農産物は大阪産と名付けられて売られているのもがあるが、これが大阪と周辺では人気で立派なブランドとなっている。
このブランドを起こしたのが、マスコミからボロンチョンに言われている橋下徹大阪市長。
しかし、この一点をとっただけでも彼は立派だと思うのだが、大阪以外ではその評価はボロンチョン。

話はそれたが、もうひとつは中国産ではないこと。

中国産と書かれた生鮮食料品は探すのが困難なくらいスーパーの陳列棚から見かけなくなってしまったが、それでも加工食料品や冷凍物には中国産が少なくなく、食の安全のために絶対に買わないように努力している。
しかし、これが外食となれば判断出来る材料に乏しいことから、中国産を使っていないであろう、信頼できるブランドの店で外食をするようにしている。

とのころが。
今回の阪急阪神ホテルズの行った行為は、そういう信頼を著しく傷つける消費者に対する背信行為。

阪神はともかく、阪急ブランドの復活と信用回復を願いたい大阪人の私なのであった。
なお阪神は根性のないグループのプロ野球球団の性根をなんとかするのが、名誉回復の再優先課題といえるであろう。

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