<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先週14日は大阪から日帰りで仙台出張。
朝7:25発仙台行きで出発して、夜10:40関空着のLCCピーチエアで帰って来た。
早朝から深夜までくたくたの出張なのであった。

天気は最悪に近い悪ぐらい。
仙台空港を離陸してから関空へ到着するまでの間、ほとんど揺れ続けで久々に「おお!」となる飛行なのであった。
なかでも着陸の30分前ぐらいが最も大きな揺れでちょっとしたジェットコースター状態になった。
ピーチエアのパイロットはLCCにも関わらず日本人が多く、この日も○○さんという日本人機長なのであった。
ピーチエアの設立と日本航空の倒産が重なったためなのか、噂によるとかなりのパイロットがJAL出身なのだという。
JAL出身のパイロットがANA系列のピーチに再就職。
これも空の神様がとりもつ縁なのであろう。
もともとANAファンの私もJALのパイロットは操縦に優れた人が多いんではないかというのが私の今の印象だ。
あの悪名高い123便事故でも、結局はアンコントロールに陥りながら一時間近く飛行を続け御巣鷹山への不時着を試みて4名だけとはいえ彼女たちの命を救ったのだった。

で、関空へ到着し、飛行機を降りて肌寒いエプロンを歩いてターミナルビルに入りスマホを見ると、広島空港でアシアナ航空が着陸に失敗したニュースが速報されていた。
「またかいな」
強い風で揺れたフライトが一瞬頭をよぎったが、二年前にあのB777でサンフランシスコに着陸を失敗した同エアランの事故を思い出したのであった。

事故を起こしたのはアシアナ航空のA320。
A320といえばB777と並ぶ「事故を起こさない飛行機トップ2」の飛行機だ。
B777はアシアナの起こしたサンフランシスコの事故まで20数年、死亡者がでる人身事故はゼロの旅客機。
あの事故を知った瞬間ボーイング社のスタッフは「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!信じられない!」と叫んだのだという。
無事故旅客機を設計したスタッフからしては自分たちの誇りをぶち壊されたような気がしたのであろう。
韓国人を信じたアメリカ人が悪い。
その後、B777はマレーシア航空の2機が意味不明の方向転換の後に行方不明、撃墜の悲劇に見舞われたが、その他の事故は未だに無く安心感いっぱいだ。
A320は先月ジャーマンエアの副操縦士による巻き込み自殺や2、3例を除くと全く安全な飛行機で、今回の下手くそな着陸による事故でも死者は出さないという優秀な設計なのだ。

なぜこうにもアシアナ航空は事故ばかり繰り返すのか。

その昔。
私が子供の頃、つまり40年以上も前。
「日本のエアラインは操縦士が軍人出身じゃないから下手くそなんだって。その点、海外のエアラインはあの大韓航空でも軍人出身だから日本より上手なんだそうだ」
というような噂がまことしやかにささやかれていた。
これも一種の反日教育だったのだろう。
大人になってわかったのだが、40年前といえば未だゼロ戦や隼のパイロットの生き残りが日本のエアラインの機長を務めている時代で、圧倒的に日本のエアラインの安全性は高かったのだ。
今もそれは変わらない。
ANAやJALのパイロットには航空自衛隊出身の人も少なくなく、その世界をリードする技量で私たちを東西南北運んでくれているのだ。

アシアナがこうもひっきりなしに事故を起こすのは飛行機に問題があるのではなく、韓国人そのものの性格にも原因があるのではないかと思ってしまう今日この頃なのであった。


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