<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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とっても失礼な言い方かも知れないが、
「どうでもいい人ほど長生きする」
というのは、もしかすると事実かもしれない。
とりわけ脳みそのおめでたい人は日頃ストレスもなんにもなく、好き勝手に暮らしているため病気にもならないし、血圧が上昇して「プチッ」と血管が切れることがない。

これに対して、知的で感性豊かで、それでいて精力的に動く人は長生きできない。
ここ数年、歌舞伎界でバタバタと病に倒れたベテラン人気役者の皆さんがそれに該当する。
また、ビジネス界でもスティーブ・ジョブスのような人もきっとそういう分類になるのだろう。

そういう意味で村山富市という人はおめでたい。
どういう神経をしていて、どういう脳みそをしているのかわかないが、この人が今91歳であることを考えると、きっとそういう人なんだろうと思ってしまうのは正常な日本人だろう。

例えば内閣総理大臣を務めていた時、神戸で大地震が発生した。
揺れは十数秒で収まったが、その破壊力は凄まじかった。
ビルは倒れ、崩れ、民家は倒壊。
電車は脱線し、高架部分はほとんど壊れた。
木造家屋からは火災が発生。
屋根の下敷きになった人は助けを求めたものの、生きながら焼け死んだ。
「助けて~、熱い~」
と叫び続けた老婆の話。
「俺のことを覚えてくれ。お前は逃げろ」
と言って土になった大学生。
そんな話は20年経った今も神戸や神戸に関係した人々からは耳にする。

その時、時の首相村山富市は総理官邸で居眠りをしていて、地震を知ったのはNHKの朝のニュースで。
日本中が神戸の震災で「えらいこっちゃ!」となっていたけど、総理官邸だけは平和だった。
伊丹に陸上自衛隊。
隊員の官舎も当然甚大な被害を受けたが、そこは後に東北はもちろん世界中で人命救助に活躍し頼りにされてる自衛隊。
自分の家は家族にまかせ、隊列をそろえて出動命令を待っていた。
それを止めたのが村山富市。

「憲法9条がある。自衛隊の出動は認めない」

この一言で6000人以上が亡くなった。

「病院船を神戸港に派遣する」と言ってきたのは、後にTOMODACHI作戦で活躍した米海軍。
これも、

「憲法9条があるのでお断りする」

と言ったのが村山富市。

その村山富市はきっと日本が大嫌いだから大勢を皆殺しにしたのだ。
嘘もつくし、国民に恥もかかせる。
「日本は侵略国家でした」
と談話を発表。
以後20年。
日本国は犯罪国家の濡れ衣晴らしに苦労をした。
今もしている。

その村山富市が中国の抗日記念式典に出かけるのだと言う。
もしかすると村山富市のケースは「病身者の長命」というあれかもしれない。
病はもちろんオツムの病。
ちなみに大手タイヤメーカー一族のあの人もきっと長生きするに違いない。





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