天皇陛下が数年後を目処に退位の意向を伝えられた。
この天皇陛下のご退職に日本中が驚愕している。
私も驚いている。
なんでも現役の天皇陛下が退位するというのは過去200年の無かったことでもちろん現憲法下では初めてのこと。
もし本当に退位されるのであれば憲法の改正を含む講師典範の見直しが必要ということで、もしかするとこれは憲法改正派が2/3を占めた今回の参議員選挙を念頭に置いた陛下からの「憲法を見直しなさい」というご意見ではないかと思っている人もすくなくない。
私もそういう感じがしている。
英国の女王が中国の国家主席ご一行を「なんて下品な人たちでしょう」と聞こえるように言ったのとは方法は違うが似ていなくてもないと思えるのだ。
天皇がご高齢またはご病弱の場合、皇太子を摂政に置くことは一般的だ。
実際に近代においてもご病弱であった大正天皇の晩年、昭和天皇が摂政を務められたことは多くの国民の知るところでもある。
現皇太子殿下はすでの50代後半でもあり、皇太子妃の雅子様も最近は公務にご出席されるようになってきている。
市井の者であれば現役管理職バリバリの年齢でもある。
天皇陛下が多くの病を抱え、高齢で執務も大変ということであれば、人情として国民の側からしても退位のことも考える必要のある時代ではないだろうか。
それに本当の意味として、陛下は皇太子殿下が国の象徴としてちゃんとやっていけるのかどうか、生きているうちに確認しておきたい。
もしかするとそんな意味もあるのではないかと思ったのであった。