民主党の党首選挙は菅直人総理と小沢一郎元幹事長との一騎打ち。
どちらも国民の空気を読めないことでは共通していて、「やっぱり民主党もアカンかった」と思わせる失望感を日本列島全域に及ぼしている。
結局は菅首相も市民運動家出身のアマチュア政治家の域を出ていなかったわけだし、叩かれても嫌われても復活しようと画策する小沢代議士も妖怪以外のなにものでもなく、日本の政界は「お化け屋敷」か、と思わせる失望感で溢れている。
失望感といえば私のお気に入りの外国ミャンマーも似たようなもので、ここは総選挙が迫っている関係で、今日から11月まで観光客の入国を原則制限。
私が時々使っていた現地ビザは発給させなくなるのだという。
現地観光業者のみなさんにはハリケーン以来の打撃だろう。
ミャンマーは旧西側の国々から「軍事政権のトンデモ国家」扱いされていることは御存知の通り。
但し、同じ西側諸国から経済発展の象徴のように讃えられている同じく軍事政権のトンデモ国家である中華人民共和国との違いは、ミャンマーは総選挙を実施した経験があるということ。
実際、国民投票の「こ」の字も考えない中国よりははるかにまともな国に思えるのだが、そこは人口たったの7000万人。
市場性とこの国のイギリス嫌いが災いして意地悪されているのが気の毒でもある。
で、前回の総選挙もこの国の人の良さがでているというかなんというか、馬鹿正直にちゃんと選挙をしたらスーチー女史率いる政党が多数得票を得てしまったために、軍政が慌てて無効にしたのが、いけなかった。
今回の総選挙、どうなることやら,ビルメロ(ミャンマーを大好き日本人のこと)な私としては見守りたいと思っているところだ。
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