賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

一筋(ひとすじ)

2013年04月13日 | 椿・サザンカ
2008年3月29日に載せたツバキの中から同じ川崎市緑化センターでその後に撮った写真で3種を再掲載。

  
「一筋」は今年4月5日に撮影。
紅地に白筋の入る千重咲の小~中輪。花期は4月。江戸期からの古典品種。
外側の弁は大きく弁端は外曲、内側の弁は漸次小さくなり、弁端は内曲する。

  
2009年4月19日撮った「緋車」。
こちらも紅に白の縦筋が入る千重咲きの中輪。花期は3~4月。

  
江戸期からの古典品種「日暮」は今年3月10日に撮影したもの。
白~淡桃地に紅色の縦絞り、白覆輪の八重、筒しべの中~大輪。花期は4~5月。
15~16枚の丸弁が三、四重に重なり、平開咲きからゆるやかに反曲する。

初時雨(はつしぐれ)

2013年04月12日 | 椿・サザンカ
今回は2008年3月27日に載せたツバキの中から川崎市緑化センターで今年撮影した3種を再掲載。

  
「初時雨」は紅色の獅子咲きで中輪。花期は12~4月。
平開した12~13枚の外弁と、盛り上がった内弁に旗弁も混じって獅子咲きとなる。
ユキツバキ系で富山産。撮影は3月10日。


4月5日に撮影した移り白の「白雁」。
開き始めの花は全体が淡桃色を帯びています。
  
八重咲きの中輪で、こちらはだいぶ白くなっています。

  
「早咲卜伴」は4月5日に撮影したもの。
濃紅色の唐子咲き、中輪。唐子弁は桃色地に白の覆輪が入る。
1枚目は唐子弁が1本だけですが2枚目くらいになるのにどれくらいかかるんでしょうか。

出羽大輪(でわたいりん)

2013年04月11日 | 椿・サザンカ
2008年3月26日に載せた10種のツバキの中からもう3種を再掲載。


まずは川崎市緑化センターで今年3月19日に撮影した「出羽大輪」。出羽とついてますが中部産です。
桃色の一重、平開咲き、梅芯の極大輪。花期は10~3月。
厚弁で大輪のため下垂して咲くものが多い。
  
こちらは2010年3月22日の茅ヶ崎市・氷室椿庭園と2009年1月10日の薬師池公園で撮ったもの。
別名が「太平楽」(肥後)、「大盃」(関西)。白斑入りを肥後では「万歳楽(まんざいらく)」と呼ぶ。
雄しべはしばしば弁化する。

  
「玉垂(たまだれ)」は淡桃地に紅色の縦絞りが入る八重、抱え咲き、筒~割りしべの大輪。花期は4~5月。
丸みのある15枚ほどの花弁が三重に重なり、旗弁を混じえた乱れた雄しべを抱えて下向きに咲く。
今年の4月5日に緑化センターで撮影。ほぼ真下から撮ったものも載せました。

  
「鋸葉椿(のこぎりばつばき)」は紅色の一重、平開咲き、筒しべの小輪。花期は4~5月。
葉は長楕円形で小型、鋸歯(きょし)は切込みが深く細かい。江戸期から変わり葉ツバキとして珍重された古典品種。撮影は2011年2月26日の神代植物公園と2009年2月21日の緑化センターで。
(品種説明は淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)

大城冠

2013年04月10日 | 椿・サザンカ
2008年3月26日に載せた10種のツバキの中からまずは3種を再掲載。


川崎市緑化センターで2009年4月11日撮影の「大城冠」。
白色の八重、蓮華咲き、筒しべの極大輪。花期は3~5月。
咲き始めは宝珠咲きなのでしょうか。
  
こちらは2010年3月22日の茅ヶ崎市・氷室椿庭園と2011年薬師池公園で撮った「大城冠」。
20枚くらいの花弁が四、五重に重なり樋状の弁は咲き進むと弁間が透いて蓮華性を帯びる。
古くから名古屋城内に伝来した御殿椿の一つといわれてきた。
  
「太陽錦」は紅地に横杢斑の入る八重、平開咲き、筒~割りしべの極大輪。花期は3~5月。
「大虹」と似るが雄芯筒が異なり、筒しべが乱れて割りしべになることがある。2枚目がそんな感じかな。
緑化センターで2009年3月28日と今年4月5日に撮影。
  
「田主丸」は白地に濃淡紅色の縦~小絞りが入る八重咲き、筒しべの大輪。
今年4月5日に緑化センターで撮影。

ガールマグノリア “ジューン”

2013年04月09日 | 
4月5日の川崎市緑化センターから

シモクレンとシデコブシを交雑させた小型の園芸品種「ガールマグノリア“ジューン”」。

「ガールマグノリア」はアメリカで育成され、“スーザン”“アン”“ベティ”など女性の名がつけられている。
  
今回が初めての撮影かと思ったら2009年4月11日と3月28日にも撮っていました。

  
たまたま今年の3月28日に横浜市のこどもの国で「シデコブシ」を撮っていましたので、
町田市の薬師公園で2010年に撮った「モクレン」と、お世話になっている三場の親子共演です。

モクレン科の「シデコブシ」は中部地方の限られた地域にのみ自生する丈の低いコブシ。
花は玉ぐしに使う四手(シデ)の形をしています。(こどもの国の説明板から)

肥後大関

2013年04月07日 | 椿・サザンカ
肥後ツバキを2種。

  
「肥後大関」は4月6日の薬師池公園・椿園で撮影。
朱紅色の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。
肥後ツバキの中では最も大輪の部類に入る。

  
2008年から訪れているこどもの国・椿の森で4月1日にようやく撮れた「肥後日光」。
濃紅色の一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期は3~4月。
「日の丸」の実生。

薬師堂の花まつり

2013年04月06日 | 祭事・イベント
今日(6日)は雨が降る前にと町田市の薬師池公園へ。

薬師堂の旧参道に稚児衣装のこどもたちが。
昨年に続いて薬師堂の花まつりの日に訪れたんですね。
このあと私は椿園で撮影を。

しばらくして先ほどの参道のほうから何やら唱えている声が。
お寺の檀徒さんたちを先頭に帰ってきたようです。
昨年の続きのような場面ですね。

続いて今日の主役の稚児さんたちと家族の方々。

そして、あの白像さんもしっかりと後ろを守っていました。
風がちょっと強かったですが、雨が降らなくて良かったですね。

専徳庵

2013年04月05日 | 椿・サザンカ
横浜市のこどもの国・椿の森から。
  
「専徳庵」。
淡桃~桃色の一重、筒咲き、筒しべの小輪で花期は10~3月。
「加賀侘助」の自然実生で親に似て外弁に紅色のぼかしが少し入る。
(淡交社刊の「新装版 日本の椿花」から)

  
同じく椿の森のF地区から「安見児」。
遊歩道が整備された今年の4月1日と遊歩道がなかった頃の2011年4月10日に撮影したのですが、
上記の「日本の椿花」によれば「安見児」は淡桃色の一重、筒咲き、筒しべの極小輪とあります。
ここのは白色ですし、花も小輪か、もうちょっと大きかった気がします。はたして…。
  
実は、町田市の薬師池公園椿園で2011年の1月23日にひらがな表記の「やすみこ」を撮っていました。
淡桃色にしてはやや色が濃いですが、こちらの方が上記の品種説明には近いようです。
「安見児」の花期は10~4月でヤブツバキの選抜種だそうです。


昭和の曙

2013年04月04日 | 椿・サザンカ
横浜市の「こどもの国」椿の森から初めて撮った品種を2種。


昭和の曙」。
  
極淡桃色の八重、抱え~蓮華咲き、筒しべの中輪。花期は4月。「曙」の実生といわれている。

  
「宝珠」は移り白の宝珠~千重咲きの小輪。花期は4月。富山産。
2年ほど気になっていた品種で、やっと1輪だけ宝珠の状態の花と巡り合えました。

絞羽衣(しぼりはごろも)

2013年04月03日 | 椿・サザンカ
横浜市の「こどもの国」椿の森から初めて撮った品種を。

  
3月23日に行ったときに椿の森A地区の外周道路に面するあたりで、
  
「絞羽衣に似る」と幹に書かれた樹が2本、どちらも花が咲いていました。

「絞羽衣」は淡交社刊の「新装版 日本の椿花」にも掲載されていたので、
あるかどうか分からないけど探して見ようかと4月1日に椿の森を再訪。
  
あるとすればやはりA地区かなと探し回った結果、幸いにも花が咲いていたおかげで発見。
  
「絞羽衣」は白地に紅色の縦~小絞りが入る八重、蓮華咲きの中輪。花期は3~4月。新潟産。
「羽衣」「百合椿」の交配実生品種で、樹が大きく育つほど蓮華性が強く出る。

こどもの国

2013年04月02日 | 
4月1日はチャリンコで横浜市のこどもの国へ。

駐輪場に着いたのが10時半頃でこどもの国駅には電車が入っていました。

まもなく電車は出発。満開の桜の間に電車を入れて本日の撮影スタート。

駅からこどもの国へ続く道路の桜もご覧の通り。

入り口前、チケット売り場は小学生や家族連れ、そしてジィジ、バァバで大賑わい。

中央広場。

中央広場左側には屋台の車が10台ほど出ていました。

左上に見えていた自由広場からの桜の様子。

中央広場のチューリップ。

この日も風で花びらがだいぶ舞っていましたが、今日の雨でさらに散ったことでしょうね。

友の浦

2013年04月01日 | 椿・サザンカ
3月23日の横浜市こどもの国のつばきまつりで展示されていた中から。

「友の浦」。
紅色地に白覆輪の八重、大輪。花期は2~4月。2005年に発表された新しい品種のようです。
ツバキ協会の支部長さんが提供したものだそうで、たぶん椿の森には植えられていないと思います。
  
こちらの「友の浦」は2年前に鉢植えで購入したもの。
地色は桃色ですが気に入っていたのに、残念ながら枯らしてしまいました。

  
もう一種が「女鹿山(めがさん)」。濃緋赤色の一重、筒咲きで中輪。
椿の森のF地区で所在は確認しましたが樹に花は咲いていませんでした。