3月25日の横浜市のこどもの国・椿の森から。
1輪だけ咲いていたのは「篤山椿(とくざんつばき)」
純白の一重、筒~ラッパ咲きの小~中輪。花期は3~4月。
葉は楕円~卵形の中型で葉面はやや波曲。樹は横張性で強健。
花は椀咲きから少し開いてラッパ咲きとなり、弁質が厚いため長くこの形を崩さない。
先細りの雄しべが花全体を引き締め、花に清雅な気品をもたらす。
伊予小松藩の儒者・近藤篤山の遺愛の椿で、小松市の近藤邸に母樹がある。
(品種説明は淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)
この日が初めての撮影。葉と花に傷みが見えてるのが残念です。
また参照した写真よりも雄しべが開き気味で葯も大きく、雰囲気が違う気もするのですがね…。
1輪だけ咲いていたのは「篤山椿(とくざんつばき)」
純白の一重、筒~ラッパ咲きの小~中輪。花期は3~4月。
葉は楕円~卵形の中型で葉面はやや波曲。樹は横張性で強健。
花は椀咲きから少し開いてラッパ咲きとなり、弁質が厚いため長くこの形を崩さない。
先細りの雄しべが花全体を引き締め、花に清雅な気品をもたらす。
伊予小松藩の儒者・近藤篤山の遺愛の椿で、小松市の近藤邸に母樹がある。
(品種説明は淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)
この日が初めての撮影。葉と花に傷みが見えてるのが残念です。
また参照した写真よりも雄しべが開き気味で葯も大きく、雰囲気が違う気もするのですがね…。
3月25日の横浜市のこどもの国で行われていた「ツバキまつり」の展示品から。
「紫泉(しせん)」は暗紅色の一重、筒咲き、筒しべの小輪。 花期は3~4月。
愛媛県大洲産のヤブツバキから選別した品種。花弁は肉厚でしわがなく、雄しべは先細りで上品。
類似の「永楽」よりも花弁が短く筒しべは先細りで葉は広い。
「最小白花(さいしょうしろばな)」。
白色の一重、筒咲き、筒しべの極小輪。花期は2~3月。花仙山の実生で福岡産。
開きかけていたのが「嵐山(らんざん)」。
会場でいただいたパンフでは、一重のラッパ咲き、筒しべの小~中輪。
花期が春とありますので2~4月くらいでしょうか。
3種とも展示で初めてみた品種で、椿の森にも植えられているのかどうかは不明です。
「紫泉(しせん)」は暗紅色の一重、筒咲き、筒しべの小輪。 花期は3~4月。
愛媛県大洲産のヤブツバキから選別した品種。花弁は肉厚でしわがなく、雄しべは先細りで上品。
類似の「永楽」よりも花弁が短く筒しべは先細りで葉は広い。
「最小白花(さいしょうしろばな)」。
白色の一重、筒咲き、筒しべの極小輪。花期は2~3月。花仙山の実生で福岡産。
開きかけていたのが「嵐山(らんざん)」。
会場でいただいたパンフでは、一重のラッパ咲き、筒しべの小~中輪。
花期が春とありますので2~4月くらいでしょうか。
3種とも展示で初めてみた品種で、椿の森にも植えられているのかどうかは不明です。
東京・町田市の薬師池公園椿園に今年は2月11日、3月3日、17日と行きましたが、いずれも寂しい状態。
椿園全体に強い剪定を施したので花数が少なくなるのは予測していたとはいえ、
さすがに3月17日は期待して行ったのですがね。
途中から小雨が降りだし急ぎ足で一通り見回りましたが、まだまだでした。
そんな中で初めてお目にかかった2品種を。
「医王寺(いおうじ)」。
濃い紅地に白斑の一重、盃状咲きで筒しべの中~大輪。花期は2~4月。三重県に原木がある。
名札に書かれていたのは「秋空(あきぞら)」。
NET検索で見つけたのは「秋の空(あきのそら)」で、その説明だと、
桃紅地に白斑が入る一重、筒咲き、筒しべの小輪。初秋咲き、「秋の山」の白斑変り。
1994年に中村訥郎氏が発表した品種とあり、たぶんこれがそうじゃないかと…。
椿園全体に強い剪定を施したので花数が少なくなるのは予測していたとはいえ、
さすがに3月17日は期待して行ったのですがね。
途中から小雨が降りだし急ぎ足で一通り見回りましたが、まだまだでした。
そんな中で初めてお目にかかった2品種を。
「医王寺(いおうじ)」。
濃い紅地に白斑の一重、盃状咲きで筒しべの中~大輪。花期は2~4月。三重県に原木がある。
名札に書かれていたのは「秋空(あきぞら)」。
NET検索で見つけたのは「秋の空(あきのそら)」で、その説明だと、
桃紅地に白斑が入る一重、筒咲き、筒しべの小輪。初秋咲き、「秋の山」の白斑変り。
1994年に中村訥郎氏が発表した品種とあり、たぶんこれがそうじゃないかと…。
前々回で2010年3月27日のこどもの国ツバキまつりに展示されていたサルウィンツバキを紹介しましたが、同じ日に展示されていた洋種椿を2種。
まずは「タイニー・プリンセス」。その日、椿の森で咲いていた花と展示会場の花。
昭和34年現 天皇・美智子皇后御成婚を記念しアメリカで作られた園芸品種(福山市平家谷つばき園)だそうです。
白に、紅色覆輪、二重咲き、小輪(椿華園)、白地弁周ピンク・半八重・小輪(ささい園)が検索で見つけた説明。
こちらの2枚は2009年3月21日の撮影。
「タイニー・プリンセス」は町田市の薬師池公園・椿園にもありまして、
2009年4月5日に撮ったのがこちら。
ツバキまつりで展示されていたもう一種が「Lammertsii」。
椿の森にある樹にかかっている名札は「ラムマーツィ」、展示では「ラマッツイ」と表記されていました。
「Lammertsii」もアメリカ産で、白色の一重、小輪。こちらは2009年3月21日に撮影。
まずは「タイニー・プリンセス」。その日、椿の森で咲いていた花と展示会場の花。
昭和34年現 天皇・美智子皇后御成婚を記念しアメリカで作られた園芸品種(福山市平家谷つばき園)だそうです。
白に、紅色覆輪、二重咲き、小輪(椿華園)、白地弁周ピンク・半八重・小輪(ささい園)が検索で見つけた説明。
こちらの2枚は2009年3月21日の撮影。
「タイニー・プリンセス」は町田市の薬師池公園・椿園にもありまして、
2009年4月5日に撮ったのがこちら。
ツバキまつりで展示されていたもう一種が「Lammertsii」。
椿の森にある樹にかかっている名札は「ラムマーツィ」、展示では「ラマッツイ」と表記されていました。
「Lammertsii」もアメリカ産で、白色の一重、小輪。こちらは2009年3月21日に撮影。
町田市の薬師池公園・椿園の過去データから「紅」ではじまる3種。
2009年3月15日と同年4月5日の「紅嵐」。
紅色の牡丹~獅子咲き、散りしべの中~大輪。花期は4~5月。
雄しべの弁化の程度や内弁と旗弁の発達具合で唐子咲きや二段咲きに咲くことがあり、
旗弁に白の縦絞りが入ることもある。
「紅嵐」撮ったのはこの年だけで、その後は見かけていません。
同じく2009年3月15日に撮っていた「紅鏡」。
濃い紅色の牡丹咲き、割しべで内弁と混在する。中輪。花期は3~4月。
「紅鏡」は 毎年撮っていて、こちらの1枚目は2010年3月20日、2枚目が2011年4月2日のもの。
最後に「紅車」。撮影したのは2011年5月4日のこの1輪だけ。
濃い桃色の八重咲き、割しべの中輪。花期は4~5月。
咲きはじめは花心に宝珠を残すが、後に外弁が反曲して宝珠部が開き貧弱な雄しべを現す。
2009年3月15日と同年4月5日の「紅嵐」。
紅色の牡丹~獅子咲き、散りしべの中~大輪。花期は4~5月。
雄しべの弁化の程度や内弁と旗弁の発達具合で唐子咲きや二段咲きに咲くことがあり、
旗弁に白の縦絞りが入ることもある。
「紅嵐」撮ったのはこの年だけで、その後は見かけていません。
同じく2009年3月15日に撮っていた「紅鏡」。
濃い紅色の牡丹咲き、割しべで内弁と混在する。中輪。花期は3~4月。
「紅鏡」は 毎年撮っていて、こちらの1枚目は2010年3月20日、2枚目が2011年4月2日のもの。
最後に「紅車」。撮影したのは2011年5月4日のこの1輪だけ。
濃い桃色の八重咲き、割しべの中輪。花期は4~5月。
咲きはじめは花心に宝珠を残すが、後に外弁が反曲して宝珠部が開き貧弱な雄しべを現す。