賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

こふじ

2012年03月31日 | 椿・サザンカ
3月25日の横浜市のこどもの国・椿の森から。
  
天辺のほうに1輪だけ咲いていた樹。
小ぶりの花だし、ちょっと遠いかなと思いながら撮影してから名前の確認に。

タグもついてはいたようですが、幹にも名前が直接書かれていました。


「こふじ」は昨年3月26日に行われたつばき祭りで展示されていて、ちゃんと撮っていました。
昨年は展示されていたものと森で咲いていた花を一緒に、何種か紹介しましたが、
それまで咲いている「こふじ」に巡り会えず、森のどこにあるかも分からなく紹介できなかったものです。
昨年いただいたパンフの品種データによれば、赤色の一重、椀咲き、筒しべの小輪。
花期は2~4月頃でしょうか。

篤山椿(とくざんつばき)

2012年03月30日 | 椿・サザンカ
3月25日の横浜市のこどもの国・椿の森から。

1輪だけ咲いていたのは「篤山椿(とくざんつばき)」
純白の一重、筒~ラッパ咲きの小~中輪。花期は3~4月。
葉は楕円~卵形の中型で葉面はやや波曲。樹は横張性で強健。
  
花は椀咲きから少し開いてラッパ咲きとなり、弁質が厚いため長くこの形を崩さない。
先細りの雄しべが花全体を引き締め、花に清雅な気品をもたらす。
伊予小松藩の儒者・近藤篤山の遺愛の椿で、小松市の近藤邸に母樹がある。
(品種説明は淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)
この日が初めての撮影。葉と花に傷みが見えてるのが残念です。
また参照した写真よりも雄しべが開き気味で葯も大きく、雰囲気が違う気もするのですがね…。

紫泉(しせん)

2012年03月29日 | 椿・サザンカ
3月25日の横浜市のこどもの国で行われていた「ツバキまつり」の展示品から。
  
「紫泉(しせん)」は暗紅色の一重、筒咲き、筒しべの小輪。 花期は3~4月。
愛媛県大洲産のヤブツバキから選別した品種。花弁は肉厚でしわがなく、雄しべは先細りで上品。
類似の「永楽」よりも花弁が短く筒しべは先細りで葉は広い。

  
「最小白花(さいしょうしろばな)」。
白色の一重、筒咲き、筒しべの極小輪。花期は2~3月。花仙山の実生で福岡産。


開きかけていたのが「嵐山(らんざん)」。
  
会場でいただいたパンフでは、一重のラッパ咲き、筒しべの小~中輪。
花期が春とありますので2~4月くらいでしょうか。

3種とも展示で初めてみた品種で、椿の森にも植えられているのかどうかは不明です。

瀬野川

2012年03月28日 | 椿・サザンカ
3月25日は今年になって初めて横浜市のこどもの国へ行きました。
「ツバキまつり」の初日、24日に行く予定だったのですが生憎の雨模様で1日延ばしました。
その日展示されていた中から「瀬野川」。
  
濃紅色の一重、やや長い筒~ラッパ咲き、筒しべ、佗芯の小~中輪。花期は1~3月。
広島県産のヤブツバキから採集した、佗芯ツバキとしては珍しく大きな花で瀟洒な百合咲きになる。
  
こちらの2枚は昨年の4月10日に椿の森で撮影。
ストック画像としてブログで紹介するべく準備をしていたものです。
2枚目の写真、上の花弁に不気味な姿が…

医王寺

2012年03月27日 | 椿・サザンカ
東京・町田市の薬師池公園椿園に今年は2月11日、3月3日、17日と行きましたが、いずれも寂しい状態。
椿園全体に強い剪定を施したので花数が少なくなるのは予測していたとはいえ、
さすがに3月17日は期待して行ったのですがね。
途中から小雨が降りだし急ぎ足で一通り見回りましたが、まだまだでした。
そんな中で初めてお目にかかった2品種を。

「医王寺(いおうじ)」。
濃い紅地に白斑の一重、盃状咲きで筒しべの中~大輪。花期は2~4月。三重県に原木がある。

名札に書かれていたのは「秋空(あきぞら)」。
NET検索で見つけたのは「秋の空(あきのそら)」で、その説明だと、
桃紅地に白斑が入る一重、筒咲き、筒しべの小輪。初秋咲き、「秋の山」の白斑変り。
1994年に中村訥郎氏が発表した品種とあり、たぶんこれがそうじゃないかと…。

フラテルナ

2012年03月25日 | 椿・サザンカ
  
横浜市のこどもの国・椿の森で2011年3月26日に撮影した「フラテルナ」。
中国原産で日本へは1960年頃に米国経由で渡来した。
別名が白鳩椿(シラハトツバキ)、学名はCamellia fraterna。
  
こちらの2枚は2009年2月8日の撮影。
白色の5弁で花径は4cm前後。花弁は平開し、咲きすすむと弁端が後方へ反りかえる。開花期は1~3月。

  
椿の森で2011年4月10日撮影の「フレグラント・ピンク」。ピンボケの2枚目は2009年4月4日に咲いていた花。
濃い桃色の八重~牡丹咲きで有香の小輪。

マソティアナ・ルブラ

2012年03月24日 | 椿・サザンカ

2010年3月27日に横浜市のこどもの国のツバキまつりで展示されていた「マソティアナ・ルブラ」。
  
2010年3月13日と2009年2月8日には椿の森で撮ったデータがありました。
濃紅色の千重咲きで大~極大輪。ベルギー産のようです。

川崎市の緑化センターで2009年3月20日に撮った「マソティアナ・ルブラ」は赤紫色でした。

  
2011年1月25日の「こどもの国・椿の森」の撮影データからも1種。
手書きで「ハピープリンセス」という名札がかかっていましたが、検索しても品種データは見つかりませんでした。

ピンク・シェル

2012年03月23日 | 椿・サザンカ
2010年3月27日に横浜市のこどもの国・椿の森から。
  
当日開催されていたツバキまつりで展示されていた「ピンク・シェル」。2枚目は森に咲いていた花。
淡桃色の獅子~牡丹咲き、大輪(いただいた展示品種一覧から)


椿の森で咲いていたもう一種が「バーバラ・クラーク(Barbara Clark)」。
ローズピンクの八重咲き、中~大輪。ニュージーランド産のようです。
こどもの国では2009年から毎年撮っていますが、
  
川崎市の緑化センターでも2009年3月20日に「バーバラ・クラーク」を撮っていました。
こちらのほうが間近で見られて状態もいいのが撮れています。

タイニー・プリンセス

2012年03月22日 | 椿・サザンカ
前々回で2010年3月27日のこどもの国ツバキまつりに展示されていたサルウィンツバキを紹介しましたが、同じ日に展示されていた洋種椿を2種。
  
まずは「タイニー・プリンセス」。その日、椿の森で咲いていた花と展示会場の花。
昭和34年現 天皇・美智子皇后御成婚を記念しアメリカで作られた園芸品種(福山市平家谷つばき園)だそうです。
  
白に、紅色覆輪、二重咲き、小輪(椿華園)、白地弁周ピンク・半八重・小輪(ささい園)が検索で見つけた説明。
こちらの2枚は2009年3月21日の撮影。

「タイニー・プリンセス」は町田市の薬師池公園・椿園にもありまして、
2009年4月5日に撮ったのがこちら。

  
ツバキまつりで展示されていたもう一種が「Lammertsii」。
椿の森にある樹にかかっている名札は「ラムマーツィ」、展示では「ラマッツイ」と表記されていました。

「Lammertsii」もアメリカ産で、白色の一重、小輪。こちらは2009年3月21日に撮影。

コーニッシュ・スノー

2012年03月21日 | 椿・サザンカ
前回のサルウィンツバキに関連した品種を。
  
2009年3月21日に横浜市のこどもの国・椿の森で撮影していた「コーニッシュスノウ」。
次の1枚は同年4月4日に咲いていた花。

ネット検索したところ札幌市にある百合が原公園のサイトに掲載されていました。
以下引用すると
‘コーニッシュ スノー’
学名:Camellia hybrid cv. Cornish Snow
系統:洋種・サルウィンツバキ×クスピダータ系
花径:小輪
産地:イギリス

  
2010年3月20日と2011年4月2日には、町田市の薬師池公園・椿園で「コーニッシュ・スノー」を撮っていました。
(それぞれの表記のままにしています)

ウイリアムシーとサルウィンツバキ

2012年03月20日 | 椿・サザンカ
横浜市のこどもの国・椿の森の過去データから。

2010年3月21日に撮影した「ウイリアムシー」。
  
ウイリアムシーはツバキと中国原産のサルウィンツバキとの交配種。
  
こちらがその一週間後、3月27日のツバキまつりに展示されていたサルウィンツバキ。
2枚目は同じ3月27日に椿の森で咲いていたサルウィンツバキの花です。

紅嵐

2012年03月17日 | 椿・サザンカ
町田市の薬師池公園・椿園の過去データから「紅」ではじまる3種。
  
2009年3月15日と同年4月5日の「紅嵐」。
紅色の牡丹~獅子咲き、散りしべの中~大輪。花期は4~5月。
雄しべの弁化の程度や内弁と旗弁の発達具合で唐子咲きや二段咲きに咲くことがあり、
旗弁に白の縦絞りが入ることもある。
「紅嵐」撮ったのはこの年だけで、その後は見かけていません。


同じく2009年3月15日に撮っていた「紅鏡」。
濃い紅色の牡丹咲き、割しべで内弁と混在する。中輪。花期は3~4月。
  
「紅鏡」は 毎年撮っていて、こちらの1枚目は2010年3月20日、2枚目が2011年4月2日のもの。


最後に「紅車」。撮影したのは2011年5月4日のこの1輪だけ。
濃い桃色の八重咲き、割しべの中輪。花期は4~5月。
咲きはじめは花心に宝珠を残すが、後に外弁が反曲して宝珠部が開き貧弱な雄しべを現す。

一人娘

2012年03月16日 | 椿・サザンカ
町田市の薬師池公園・椿園の撮影データから。

2009年3月15日の「一人娘」。

2010年3月19日の「一人娘」
  
そして昨年の4月2日に撮ったのがこちらの2枚。
白色の一重、椀咲き、筒しべの中輪。新潟県の民家で栽培していた品種で花期は3~4月。

鼓岡(つづみおか)

2012年03月15日 | 椿・サザンカ
町田市の薬師池公園・椿園の撮影データから。

2009年3月15日の「鼓岡」。

2010年4月3日の「鼓岡」
  
そして昨年の4月2日に撮ったのがこちらの2枚。
しべがしっかり見えて、この日の2輪は内弁に絞りのようなものが入っていました。
紅色の抱え性、八重咲き、ユキ芯の大輪。花期は4~5月で新潟産。

晩春咲きということで、昨年は4月24日にも咲いていました。

港の華

2012年03月14日 | 椿・サザンカ
2009年3月15日町田市の薬師池公園・椿園の撮影データから。

「港の華」。
  
淡桃色の重ねの少ない八重、ユキ芯状の極小輪。花期は3~4月。
ロゼフローラ(中国産)の実生品種で母樹に比べて弁数が2、3枚多く散性で花つきがよい。
(品種説明は淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)

同年の4月5日にも撮影していました。
「港の曙」「港の春」と同じく横浜市の村田祇臣氏のミニツバキ港シリーズの一種。

「港の春」は前回掲載後に状態のいい花を撮っていましたのでここで追加掲載します。