賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

イングリッシュ・ローズ 「ワイルド・イブ」

2016年06月30日 | バラ
今回のバラも2008年6月1日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した

「ワイルド・イブ」。
イギリスのオースチンが2003年に作出したシュラブ。
3~8輪の房咲きで花の重さで枝は弓なりになる。樹形は半横張り性。枝にはとげが多い。
葉は濃緑色で光沢がある。耐病性に優れ、花壇では地面を覆うような使い方もできる。


サーモンピンクのカップ咲きから外弁が開き、カップ&ソーサー形から、やがてロゼッタ咲きになる。


咲き進むと花弁が盛り上がり色あせて、潜んでいた黄色味が花芯に現れ、複雑な色になる。


四季咲き性が強く、鉢栽培が真価を一番発揮する。
香りはティー系の芳香。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)

イングリッシュ・ローズ 「エグランタイン “マサコ”」

2016年06月29日 | バラ
今回のバラも2008年6月1日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した

「エグランタイン “マサコ”」。
英名の「エグランタイン」は20世紀初頭のイギリスの慈善事業家エグランタイン・ジェブを顕彰して。
「マサコ」は日本向けの品種名で、皇太子さまのご成婚にちなんで名づけられた。


イギリスのオースチンが1994年に作出したシュラブ。
淡桃色で花弁の詰まったカップ咲きからロゼット咲きに変化する。


大船植物園は「マサコ」の品種名で、2015年5月7日に撮影。
満開になると花弁の縁が少し反り返り、いっそう豊かな姿になる。
花芯はボタン・アイになる。


町田市の野津田公園ばら広場の名札も「マサコ」の表記で、
これは2010年6月5日に撮影。


こちらは同年11月21日にばら広場で撮った秋の花。
栽培環境により秋には咲きにくいことがあるそうですが、たまたま撮っていました。
厚みのある照り葉は病気に強い。甘い芳香がある。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)

イングリッシュ・ローズ 「レディ・オブ・メギンチ」

2016年06月28日 | バラ
今回のバラも2008年6月1日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した

「レディ・オブ・メギンチ」。
イギリスのオースチンが2006年に作出したシュラブ。


わずかにオレンジ色が混じった、深みのあるピンクから、ローズピンクへと変化する。


八重、多弁のかなりな大輪でカップ咲きのロゼット型の花になる。


こちらは2012年5月19日に撮影。
ラズベリー風味のフルーティーなオールドローズの香りがある。


秋の花は2010年10月16日のものを。
スコットランドのメギンチ城は、戦争で夫を失った女性の団体の代表を務めた
バロネス公爵夫人の生家。
(品種説明はデビッド・オースチン・ロージズ社のオフィシャル・ウェブサイトから引用)

イングリッシュ・ローズ 「コンテ・デ・シャンパーニュ」

2016年06月27日 | バラ
今回のバラも2008年6月1日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した

「コンテ・デ・シャンパーニュ」。
イギリスのオースチンが2002年に作出したシュラブ。


明るい黄色~アプリコット色が開花につれ淡い黄色から白色近くまで変化する。


半八重のオープンカップ咲き。


ここからの2枚は2012年6月2日の撮影。
香りは中くらいで、蜂蜜とムスク系の香りがする。


流通名はフランス・シャンパーニュ地方の高級ワインの名前から。

イングリッシュ・ローズ 「L.D.ブレイスウエイト」

2016年06月26日 | バラ
今回のバラも2008年6月1日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した

「L.D.ブレイスウエイト」。
イギリスのオースチンが1988年に作出したシュラブ。


イングリッシュ・ローズの中で最も鮮やかな濃赤色。
早咲きでカップ咲きから満開時にはクォーターロゼット咲きになる。


満開の花壇の様子は2012年5月26日の画像で。
3~5輪の房咲きになり、花期が長い。ダマスク系の芳醇な香りがする。


こちらは同年5月19日に撮影した花。
強健でがっちりした半横張り形の樹形になり、枝には大きなとげがある。


秋の花は2009年10月24日までさかのぼります。
流通名は作出者の義理の父の名にちなむ。
なお、参照しているNHK出版「バラ大百科」では「L.D.ブレスウェイト」と表記されています。

イングリッシュ・ローズ 「シスター・エリザベス」

2016年06月25日 | バラ
今回のバラは2008年6月1日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した

「シスター・エリザベス」。
イギリスのオースチンが2006年に作出したシュラブ。
3~5輪の房咲き。香りはダマスク香でスパイシーな香りがのる。


形のよいロゼット咲きでボタン・アイが見られ、ややうつむいて咲く。


ローズ色で外弁が淡桃色となり、美しいコントラストをしている。


こちらは平塚市の花菜ガーデンで2014年10月20日に撮影。
コンパクトな品種で鉢栽培に向く。
品種名はホリー・クロス修道院のバラ愛好家の尼僧にちなむ。

イングリッシュ・ローズ 「ジェントル・ハーマイオニ」

2016年06月24日 | バラ
今回のバラも2008年5月31日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、

「ジェントル・ハーマイオニ」。これは2012年5月26日の撮影。
当時のブログでは最初に扱っていたのですが、ここ数年は撮影していなくて後回しにしました。


ここからの2枚は同年5月19日に撮ったもの。

2005年にイギリスのオースチンが作出したシュラブ。
淡桃色で外側に向かい淡色になる浅めのカップ咲き。
ダマスク香に、ティーローズ香やミルラ香が混ざる。


花や株姿の様子、つやのない葉にオールドローズの雰囲気がある。
とげはやや少なめで、耐病性にすぐれ、丈夫で初心者にも育てやすい。


こちらは2010年5月29日に撮影。
品種名はシェークスピアの“冬物語”に登場するリオンディーズ王の妻の名から。

イングリッシュ・ローズ 「ザ・ジェネラス・ガーデナー」

2016年06月23日 | バラ
今回のバラも2008年5月31日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、今年5月13日に生田緑地ばら苑で撮影した


「ザ・ジェネラス・ガーデナー」。


2002年にイギリスのオースチンが作出したシュラブ。


中心は桃色で外側に向かって淡桃色になるロゼット咲き。
香りはミルラ香にムスク香が混じる。


3輪ほどの房咲きでうつむきかげんに咲く。


こちらは2011年6月4日に撮影。
枝は大小のとげが多く、堅く太くなるので誘引するときは跳ね返りに注意が必要。

イングリッシュ・ローズ  「ティージング・ジョージア」

2016年06月22日 | バラ
今回のバラも2008年5月31日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月13日に生田緑地ばら苑で撮影した


「ティージング・ジョージア」。


1998年にイギリスのオースチンが作出したシュラブ。


山吹色のカップ咲きで、中は深みのある黄色のロゼット模様になり、
やがて外弁が開き気味のカップ&ソーサー形になる。
日照不足や半日陰でも花をつけ、病気に強く、繰り返し咲く。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)


こちらは2011年10月29日に撮影していた秋の花。
フルーティーな香りを含んだティー・ローズの芳香で
王立バラ協会の香りの賞、ハリー・エドランド・メダル受賞。


咲き誇る花壇の様子は2010年5月29日撮影の画像で。

イングリッシュ・ローズ 「ハーロウ・カー」 

2016年06月21日 | バラ
今回のバラも2008年5月31日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、


「ハーロウ・カー」。
今年5月25日に生田緑地ばら苑で久々に撮影しましたが、盛りは過ぎた状態でした。


その前に撮ったのは2012年5月26日のこと。
「ハーロウ・カー」は2004年にイギリスのオースチンが作出したシュラブ。


ローズピンクの整った形をした浅いカップ咲きで、最後まで形がくずれにくい。
オールドローズの特徴を受け継いだ品種で花をつぎつぎと咲かせる。


強いオールドローズの香りがある。コンパクトな樹形で枝をよく伸ばし、鉢植えにも適す。


秋の花は2009年10月24日以来撮影していません。
名前はヨークシャー州にある英国王立園芸協会のガーデン名から。

イングリッシュ・ローズ 「ザ・ダーク・レディ」

2016年06月20日 | バラ
今回のバラも2008年5月31日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影してきた

「ザ・ダーク・レディ」。
1991年にイギリスのオースチンが作出したシュラブ。


やや黒みのある赤紫色。同系色のイングリッシュ・ローズのなかでは一番の大輪。


咲き始めはロゼット咲きで、次第に花弁が盛り上がりボタンのようになる。
花芯はボタン・アイになる。


夏花や暖地では花色が浅くなる。
ダマスク系オールドローズの強い香りがある。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)


花壇全体は撮っていなかったので、2012年5月26日の様子を。


秋の花は2011年10月29日に撮影したものを。

イングリッシュ・ローズ 「セプタード・アイル」

2016年06月19日 | バラ
今回のバラは2008年5月31日のブログに載せていたイングリッシュ・ローズのなかから、
今年5月25日に撮影してきた

「セプタード・アイル」。
1996年にイギリスのオースチンが作出したシュラブ。


桃色の抱え込むようなカップ咲きから、外弁が反り返り、カップ&ソーサの花形になる。
満開になると中の雄しべが見える。芳香を評価され英国王立バラ会からエドランド賞を受賞した。


平塚市の花菜ガーデンでは2014年10月20日と、


2014年5月14日に「セプタード・アイル」を撮影していました。

四季咲き性に富み、花つきもよい。病気に強く、強健で手がかからない。
樹形は直立性でスリムなので鉢栽培に適し、形もつくりやすい。花茎が強く、花は上を向いて咲く。
流通名はシェイクスピアの戯曲“リチャード2世”のセリフのなかからつけられた。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)

バラ 「万葉」

2016年06月18日 | バラ
前回の「聖火」を2010年5月21日に載せたときに一緒だったバラが

「万葉」。
1998年に京成バラ園芸の鈴木省三氏と平林浩氏が作出したフロリバンダ。
春は花弁の縁に欠刻が入り、ユニークな花形になる。


ここまでの2枚は、今年5月25日に、小田急線向ヶ丘遊園駅から
生田緑地ばら苑までのアクセスロード沿いに咲いていた花を撮影したもの。


平塚市の花菜ガーデンでは2013年11月6日に撮っていました。

濃いアプリコット色から輝くようなオレンジ色に変わる波状弁の平咲きで、
クラシカルな印象の優美な花。


町田市の野津田公園ばら広場からは2011年6月18日の春の花と、


2010年11月21日の秋の花を。

数輪の房咲きになって開花し、花つきはよい。香りはかすか。
樹形は横張り性で、わりあいコンパクトにまとまり、とげが少なく扱いやすい。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)

バラ 「聖火」

2016年06月17日 | バラ
今年5月25日に生田緑地ばら苑で撮影した品種から、

「つる 聖火」。
ハイブリッド・ティー「聖火」の枝変わりで、つる性はやや不安定。

 
全体の様子は撮っていませんでしたので2013年5月17日の画像を。
プレートは今年撮影のものです。


こちらは親のHT「聖火」。
神代植物公園バラ園で2014年5月30日に撮影しました。

「聖火」は1966年に京成バラ園芸の鈴木省三氏が作出。
白地にローズ色の覆輪、開花とともに全体がやや赤くなる。
半剣弁高芯咲きで花つきがよい。香りは微香。農林水産省登録第1号の品種。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)


こちらも同日撮影したもので、上記の説明からは咲き進んだ状態の花でしょうか。
花弁数は35~40枚。花径12~13cm。京成バラ園芸が作出した第1号品種だそうです。

ブログでは2010年5月21日にHTを2008年6月7日につるバラのほうを載せています。


バラ 「ショッキング・ブルー」

2016年06月16日 | バラ
前々回のバラ「マダム・ヴィオレ」を載せるときのブログ内検索で
2008年11月11日に「ショッキング・ブルー」がありました。
今年5月25日には生田緑地ばら苑で両品種を撮っていましたので、

今回はまず、その日の「ショッキング・ブルー」を。


そして2013年5月21日撮影の花。


大船植物園では2015年5月7日に撮っていました。

1974年にドイツのコルデスが作出した赤紫色の半剣弁高芯咲きハイブリッド・ティー。
1輪咲きまたは数輪の房咲きだが、花茎の数が多く花つきがよい。
とげが少なく、葉には照りがあって美しい。強い芳香がある。
(品種説明部分は、NHK出版「バラ大百科」から引用)


平塚市の花菜ガーデンからは2014年5月14日の様子を。


枝変わりの「つるショッキング・ブルー」も同日の花菜ガーデンで撮っていました。
紫色系のバラのなかでは花つきがよく、つる性の性質も安定している。