賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「リラ」

2015年11月30日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で今年5月27日に撮影した

「リラ」。


河合伸志氏が作出したクライミング・ミニチュア(ClMin)。
花菜ガーデンの名札の表記もこれだけで、ネット検索でもバラの品種データは見つかりませんでした。
花名はライラック(リラ)の明るい紫色から付けられたのだと思います。


こちらは2014年5月23日に撮影していた「リラ」。
こういう仕立てだったんですね。すっかり忘れていました。


こちらも2014年5月23日の撮影です。

バラ 「ラ・ペルラ」

2015年11月29日 | バラ
平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した

アンティークタッチのハイブリッド・ティー「ラ・ペルラ」。


2008年にドイツのコルデスが作出したアイボリー色の半剣弁高芯咲き。
花弁数は60~70枚、花径は約10cmで香りは微香。


撮影したのは2014年5月14日で、今年は見逃したのか、手持ちデータはこの3枚だけです。

バラ 「エンプレス・ジョセフィーヌ」

2015年11月28日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で今年5月27日に撮影した

「エンプレス・ジョセフィーヌ」。
1815年以前にフランスのJacques-Louis Descemetが作出したガリカ系のオールドローズ。
わずかに紫がかったピンクの花は中央部が濃く、ふちの方はやや淡い。
花径は7cmくらいで香りは中くらい。花弁はしわが入ったように波打つ。


ナポレオンの妻でバラを愛した皇妃ジョセフィーヌにちなんで名づけられた。

バラ 「群星(ぐんせい)」

2015年11月27日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で今年5月27日に撮影した

「群星」は1986年に菊地利吉氏が作出したクライミング・フロリバンダ(ClF)。


桃色を帯びた白色のポンポン咲きで、円すい状の大きな房になって花を咲かせる。
早咲きで、花もちがとてもよい。香りはかすか。


枝は細く、とげがないので誘引しやすい。早咲きのランブラーとして扱われている品種。


こちらは同じ日に撮影した「群舞」。1995年に菊池利吉が作出した「群星」の子品種。
「群舞」は2013年9月18日に一度紹介していますのでそちらも参照してください。

バラ 「珠玉(しゅぎょく)」

2015年11月26日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で今年5月27日に撮影した

「珠玉」。


2007年に河合伸志氏が作出した珊瑚色のクライミング・ポリアンサ(ClPol)。


コロコロとした可憐な花が大きな房になって咲く。香りはかすか。


多花性で花もちが良い。樹勢が強く、耐病性もあり育てやすい。


先に紹介していた河合伸志氏作出「紅玉」 の親品種である。

バラ 「伽羅奢(がらしゃ)」

2015年11月25日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で今年5月27日に撮影した

「伽羅奢」。


1995年に河合伸志氏が作出した淡桃色の半八重咲きクライミング・ミニチュア(ClMin)。


円すい状の大きな房咲きになり、花つき、花もちがとてもよい。
香りはかすか。


四季咲き性が強く、伸びる枝先に必ず花を咲かせる。
枝は細くしなやかで、自然状態ではほふくするように伸び、誘引は自由に行える。
品種説明は「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科」にある、作出者自身の評から引用。

バラ 「宇部小町」

2015年11月24日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「宇部小町」。


「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科」には一季咲きとありますが、返り咲きしたようです。


今年の春、5月27日に撮ったのもこんな感じで、今年はややさびしい花数でしたね。

でも、2014年5月23日は次の2枚に見られるように満開でした。

「宇部小町」は1997年に原田一雄氏が作出したクライミング・ミニチュア(ClMin)。


淡桃色のカップ咲きの花が無数につき、横張り性で細めの枝がよく伸びる。
とげは多めで、香りはほとんどない。

バラ 「ローズ・ドゥ・クミコ」

2015年11月23日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した

「ローズ・ドゥ・クミコ」は2011年に河合伸志氏が作出したフロリバンダ。


紫がかったマゼンタ色の中輪フルダブルのロゼット咲きでやや小振りの花。
秋は房咲き性が弱くなるが、花は開ききっても色褪せが少ない。


香りのタイプは“ダマスク・クラシック”で、さわやかなダマスク系の香りに
ヒヤシンスグリーンと蜜のような甘さがアクセントの繊細な香り。


国営越後丘陵公園の2013年第7回国際香りのばら新品種コンクールでフロリバンダ部門の銅賞を受賞。
品種の特徴などはその時の評を引用しました。

バラ 「ローズ・エドワード」

2015年11月22日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「ローズ・エドワード」。
1819年以前に発見されたブルボン系のオールドローズ。


ブルボン系は、1800年代初頭にフランスの植民地だったインド洋のブルボン島(レユニオン島)で発見された「オータム・ダマスク」とチャイナ・ローズとの自然交配種と思われる個体をもとに育成されてきた系統で、その後、ティー・ローズへと引き継がれていく。
返り咲きするものが多く、日本ではシュラブからつるバラになるものが多い。
(NHK出版編「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科」から引用)

バラ 「マーガレット・サッチャー」

2015年11月21日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「マーガレット・サッチャー」。


1983年に高取美穂氏が作出したフロリバンダ。
「ブライダルピンク」 の枝変わりで、ローズ色に白の絞りが入る。


こちらは2014年5月14日に撮影。花色がちょっと違いますがね。
マーガレット・サッチャーは「鉄の女(Iron Lady)」の異名で有名なイギリス保守党初の女性党首で初の女性首相(在任1979年~1990年)。


初めて撮ったのは2013年11月6日のこの花。

なお、WEBで検索したところ「フラミンゴ」 の別名が「マーガレット・サッチャー」とのことです。

バラ 「ホワイト・ノックアウト」

2015年11月20日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「ホワイト・ノックアウト」。


アイボリー色から純白になる平咲き。花つきがよく5輪ほどの房で次々に咲く。
咲きながら次の新芽が伸び、シーズンを通して花が途切れない。
香りはほとんどない。花枝が短く、株はコンパクト。耐病性、耐寒性にすぐれ、初心者向き。


花菜ガーデンの名札には、フロリバンダ、フランスのメイアン、2009年と記載されていました。


品種説明部分を引用した「別冊NHK趣味の園芸 バラ大図鑑」の作出者の項目には、
Radler,W.、アメリカ、2009年とあります。「ノックアウト 」と同じ作出者ですね。
丈夫なバラの代名詞ノックアウトシリーズに待望の白が登場と宣伝されていたようです。

ノックアウトシリーズは、今回の「ホワイト・ノックアウト」と上のリンク先で5種、そして
「ピンク・ノックアウト」 と「ブラッシング・ノックアウト」で現在8種あるようです。


その「ブラッシング・ノックアウト」は2014年10月20日の集合写真の1枚だけでした。
濃いピンクもありますが、淡いピンク色のほうが本来の「ブラッシング・ノックアウト」のようです。

バラ 「ブノワ・マジメル」

2015年11月19日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「ブノワ・マジメル」。
2010年に岩下篤也氏が作出したシュラブ。


アイボリー色だが春や秋の低温時には弁縁が桃色を帯びる。
ルーズなクォーターロゼット咲きで3輪ほどの房咲きになる。


さわやかなティーローズの香りがある。
樹形は直立性で秋花は花枝が長くなるので支柱を必要とする。


品種名はフランスの俳優にちなむ。

バラ 「スノー・ドロップス」

2015年11月18日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「スノー・ドロップス」は1978年に山崎和子氏が作出したミニチュア。


白色の極小輪ロゼット咲きで大きな房になる。(上の画像の中心部のアップ)


香りはないが、花もちがとてもよい。
枝は細く、やや弱いので開花時に雨に打たれると株姿が乱れる。


こちらは2013年11月6日に花菜ガーデンで撮影していた「スノー・ドロップス」。

バラ 「南部ざくら」

2015年11月17日 | バラ
前回は吉池貞蔵氏が作出した「アンゲリカ」を紹介しましたが、今年の5月27日にも
同氏が作出したバラを“花菜(かな)ガーデン”で撮影していました。


「南部ざくら」は2008年に作出したハイブリッド・ムルティフローラ(H Mult)。


淡桃色で開花後にやや白く退色し、満開時には2色咲きに見える。


枝はとげがなく、細くしなやかで誘引しやすい。


花つき、花もちがよく、円錐状の大房で開花する。

バラ 「アンゲリカ」

2015年11月16日 | バラ
10月13日に平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」で撮影した


「アンゲリカ」。


2010年に吉池貞蔵氏が作出したフロリバンダで強いフルーツ香がある。


花つきがよく、夏、秋も繰り返し咲く。花もちは中程度で、花弁は雨でも傷みにくい。
株はコンパクトにまとまり、鉢栽培にも向く。