賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「アイズ・フォー・ユー」

2013年12月31日 | バラ
神奈川県平塚市の“花菜(かな)ガーデン”で今年の秋に撮影したイギリスで作出されたバラの最終回です。

フロリバンダの「アイズ・フォー・ユー」。
  
2009年にPeter J. Jamesが作出。
白~淡ライラック色の花弁に、大きな赤紫色の目が入り、目は後に灰紫色に変化する。
数輪の房咲きになり花付きが良く、中くらいのスパイス系の香りがある。
写真をパッとみると牡丹の花かと思っちゃいますね。


「プリンセス・ノブコ」
2002年にイギリスのコッカーが作出したハイブリッド・ティー。
ピンクの剣弁高芯咲きで、寛仁親王妃の信子さまに捧げられたバラ。

  
「グロリアーナ」はクライミングミニチュア(ClMin)で1997年にC.H. Warnerが作出。
赤紫色の整った花は数輪の房咲きになり、花付きが良い。中くらいの香りがある。


シュラブの「ラプソディー・イン・ブルー」。1999年にCowlishawが作出。
紫色の半八重咲きで日向や気温が高いと色あせ、日陰では色鮮やかになって黄金色の花芯がよく映える。
数輪の房咲きになり、花付きが良い。スパイス系の強い芳香がある。


「ポリー」は1926年以前にG.Beckwituが作出。
名花「オフェリア」を親にもつアプリコットホワイトのハイブリッド・ティー。

  
「マーシャ・スタンホープ」は1922年にLilleyが作出したアーリー・ハイブリッド・ティー。
「フラウ・カール・ドルシュキ」の実生品種でシトラスとダマスクの強い香りがある。

ツバキ 「細川秋の山」

2013年12月30日 | 椿・サザンカ
町田市のの薬師池公園・椿園で2008年12月30日に撮影したデータの中からブログで紹介していなかったツバキを。
傷みの激しいものや品種データが見つからずに保留したままになっていたものです。
  
「細川秋の山」はNETで検索しても全くヒットしません。
山の斜面の中ほどに植えられていて遠く見上げるように撮りますのでキツめにシャープネスかけています。
2枚目は2009年2月15日の撮影でピントはいくらかましだったようです。

  
「子守唄」は品種データを見つけたのですが、そのデータは
濃紅地に白斑が入る一重、筒~ラッパ咲きの小輪。花期2~4月。熊本産。ということで同名異種のようです。
2枚とも2009年2月15日の撮影データです。

  
「松島」は今年3月26日に川崎市緑化センターで購入した鉢植えで紹介しています。
白地に紅色の大柄な縦・小絞り・吹掛絞りの入る一重、盃状咲き、筒しべの大輪。花期3~4月。
東京・板橋産で「天人松島」に類似、1970年頃発表。というデータがありました。
3月には「天人松島かも?」としていましたが「松島」という品種もあるということですね。

ダリア 「上総紅葉」

2013年12月29日 | ダリア
今回は千葉の小西氏が作出したダリアで、
まずは2008年10月に秋田国際ダリア園で撮影した2種から。

「上総紅葉」。
  
朱紅色に爪黄のセミカクタス咲き中大輪。
「上総~」はこれまで何種か載せています。
「上総の舞」
「上総満月」
「上総春暁」「上総白波」「上総浪漫」

  
「朱宝冠」。緋赤色爪黄の巨大輪でセミカクタス咲き。

以下は町田ダリア園での撮影。
  
「銀婚式」。白地に弁先が淡藤色のインフォーマルデコラ咲き巨大輪。2011年10月2日撮影。


「暁雲」。朱紅色のインフォーマルデコラ咲き巨大輪。2008年6月と7月撮影

  
「山河」。サーモンピンク色で底黄のセミカクタス咲き超巨大輪。2009年10月と8月撮影。


「東天紅」。 濃緋紅色で、こちらもセミカクタス咲きの超巨大輪。2010年7月と2011年7月撮影。

バラ 「ギルト・エッジド」

2013年12月28日 | バラ
神奈川県平塚市の“花菜(かな)ガーデン”で今年の秋に撮影したなかから
イギリスで作出されたバラを続けます。

クライミングミニチュア(ClMin)の「ギルト・エッジド」。
1997年にWarnerが作出。濃黄色にオレンジ色の覆輪が入る整った剣弁高芯咲き。
花つき、花もちともによく淡い香りがある。


「ナイス・ディ」も1994年にWarnerが作出したつるバラ。
  
サーモン・ピンクの整った花で中くらいの香りがある。数輪の房咲きになり、花付きが良い。

  
ミニバラの「ベビー・ラブ」は1992年にL.Scrivensが作出
明るい黄色の一重咲きで、数輪の房咲きになって開花し、花付きがとても良い。
黄色系の品種としては耐病性が強く樹勢も強いので初心者でも栽培が容易。

  
「イングリッシュ・ミス」は1977年にCantsが作出したフロリバンダ。
淡桃色の丸弁平咲き。数輪の房咲きになり、多花性で、強い香りがある。

ツバキ 「風月御殿」

2013年12月27日 | 椿・サザンカ
12月4日の薬師池公園・椿園で咲いていたツバキを載せていましたが、
ネタギレ(今年すでに載せた品種ばかり残っています)で、まだ一度も
載せたことのないのを過去にさかのぼって探してみました。
なかなか見つからなくて昨日はブログお休みとなってしまいました。
今朝再びトライしてようやく1件見つかったので早速。
  
「風月御殿」は2010年4月10日の撮影。
撮影データでは4輪咲いていたようです。
  
あとの1輪は傷みがあって、なおかつブレブレで割愛。
2008年まで探してみましたが撮影したのはこの年のこの日だけでした。


ダリア 「緋牡丹」

2013年12月25日 | ダリア
2008年に秋田国際ダリア園で撮影してブログに載せていなかった品種の続き。
今回も日本語の品種名ですので、たぶん秋田国際ダリア園の鷲沢氏の作出だと思います。
  
「緋牡丹」

同じ2008年に町田ダリア園でも「緋牡丹」を撮っていましたが、これは2010年10月31日に撮ったもの

  
「北都」

  
「遠灯」


「明快」。

バラ 「シャーベット・フィズ」

2013年12月24日 | バラ
神奈川県平塚市の“花菜(かな)ガーデン”で今年の秋に撮影した
イギリスのピアース(Colin A. Pearce)が作出したバラを。

2003年作出のシュラブ「シャーベット・フィズ」。
  
濃い桃色の剣弁平咲きの小花を多数咲かせる。大きな房咲きになり花付きも良い。微香。


「レッド・ロマンス」は2002年作出のシュラブ。
  
濃い赤色のダイヤモンド咲き。香りは微か。

  
2004年作出のシュラブ「ラズベリー・ロイヤル」。
明るい赤色のカップ咲きの中輪。花は大きな房になって開花し花付きが良い。微香。


「ブライト・ファイヤー」は1996年作出のラージ フラワード クライマー( LCl)。
鮮明なオレンジ色の整った花で、一輪もしくは数輪の房咲きになって開花し、花付きは良い。微香。

  
ミニバラの「ドリーム・ラバー」は1998年の作出。
ピンク色を含んだラヴェンダー色で数輪の房咲きになり、花付きがとても良い。
咲き始めは平咲きに近く、開花とともにポンポン咲きに近い花型に変化する。中香。

ツバキ 「初嵐(白玉)」

2013年12月23日 | 椿・サザンカ
12月4日の薬師池公園・椿園で咲いていたツバキを 。
  
「初嵐」。名札は「初嵐」でしたが、2枚目に写っている蕾が球形なので「初嵐(白玉)」の方みたいです。
白色の一重、抱え咲き、筒しべの小輪。花期10~3月。
薬師池公園にある「初嵐」はけっこう撮影していますが、ブログに載せるのは初めてになるようです。
初嵐の白玉と嵯峨についてはこちらを参照してください。



「大日の曙」は2011年2月19日に紹介済み。品種データはそちらを参照してください。
  
もう1輪はを角度を変えて撮りました。前回も咲いていたのは2輪だけでしたね。

ダリア 「雪晴れ」

2013年12月22日 | ダリア
2008年に秋田国際ダリア園で撮影してブログに載せていなかった品種がどんどん出てきます。
日本語の品種名ですので、たぶん秋田国際ダリア園の鷲沢氏の作出でしょうね。
花のデータなど分からないので羅列です。

「雪晴れ」

  
「香花」

  
「輝石」

  
「上海」


今回の最後は「白宇宙」

バラ 「グレー・パール」

2013年12月21日 | バラ
神奈川県平塚市の“花菜(かな)ガーデン”で今年の秋に撮影した
イギリスで作出されたバラから、まずはマグレディの2種。

1945年作出の「グレー・パール」。
剣弁高芯咲きからクォーター・ロゼット咲きへと変化するハイブリッド・ティーで芳香がある。
シルバーのシックな花色で現在も人気が高いが、樹勢が弱く育てにくいところがある
  
「エレクトロン」は1970年作出のハイブリッド・ティー。
濃いローズ色の整った半剣弁高芯咲き、大輪。香りは強い。
株はコンパクトにまとまるので鉢栽培にも向いている。

次の3種はLeGriceの作出。

「パープル・スプレンダー」は1976年に作出したフロリバンダ。
赤紫色の丸弁カップ咲きで弁縁は大きく波打つ。香りは中くらい。
花色は気温が高いと桃色を帯び、低くなるほど濃厚な色合いになる。
  
「オールゴールド」は1958年作出のフロリバンダ。
鮮やかな濃黄色の高芯丸弁咲きで香りは微か。
  
ハイブリッド・ティーの「マイ・チョイス」も1958年の作出。
RNRS金賞やポートランド金賞を受賞している品種だそうです。

ツバキ 「絞八朔」

2013年12月20日 | 椿・サザンカ
12月4日の薬師池公園・椿園で咲いていたツバキを 。

「絞八朔」は白地に紅色の縦絞りの一重でラッパ咲きの小~中輪。
  
愛知産で尾張と美濃地方に多い古品種。花期は9~4月。
こちらの撮影は2010年12月11日と2011年2月3日。

  
「散椿」。
散椿としては「五色八重散椿」を紹介済みです。
  
こちらは今年2月10日に撮影していた「散椿」。
ごく淡いピンクの花で、花弁は1枚ずつハラハラと散っていきます。

ダリア 「千秋満月」

2013年12月19日 | ダリア
2008年に秋田国際ダリア園で撮影してブログに載せていなかった品種が、
まだまだ残っていましたので、もう少し続けます。
  
「千秋満月」は秋田国際ダリア園の鷲沢氏が作出したものと思います。
「千秋~」とつく品種は
「千秋乙女」
「千秋しぐれ」
「千秋の舞」
「千秋美人」
「千秋日和」が紹介済みです。

  
「天望」は、数枚撮った写真から想像して、咲き始めが黄色で

咲き進むと外弁からオレンジ色に変化する品種なのかと推測しましたが…?

  
「清雅」も黄色の花ですが、やや淡い色合いです。

  
「親密」の花色は濃桃紫色とでもいうのでしょうか。弁先がやや淡くなっています。
以上の3種もたぶん秋田国際ダリア園の鷲沢氏の作出でしょうね。

バラ 「シルバーライニング」

2013年12月18日 | バラ
神奈川県平塚市の“花菜(かな)ガーデン”で今年の秋に撮影したイギリスで作出されたバラから、
まずはディクソン作出の3種を。
  
「シルバーライニング」は1958年作出のハイブリッド・ティー。
淡桃色で弁端が濃くなる剣弁高芯咲き。芳香がある。

「グランパ・ディクソン」は1966年に作出したハイブリッド・ティー。
ソフトなレモンイエローで整った形の剣弁高芯咲き、巨大輪。香りは弱い。
  
「デーム・エディス・ヘレン」は1926年作出のハイブリッド・ティー。
濃いローズピンクの大輪で、ダマスク系の強い香りがある。
背の高いところに花が咲いているので同じようなカットでしか撮れませんでした。

  
「エレン・ウィルモット」は1936年にArcherが作出したハイブリッド・ティー。
白い花弁の弁端に淡い桃色のぼかしが入る一重の平咲き、微香。
これも樹高がありましたが、細い花首を傾げて咲いた1輪が素顔をのぞかせてくれました。

  
「フレンシャム」は1946年にA.Normanが作出したフロリバンダ。香りは微か。
花はビロードのかかった緋紅色で半八重。房咲きになり黄色のしべとの対比が美しい。

ツバキ 「大白玉」

2013年12月17日 | 椿・サザンカ
12月4日の薬師池公園・椿園で咲いていたツバキを 。

「大白玉」は今年8月31日に果実の方を載せました。
花のほうはといえば2008年11月25日に載せて以来と実に久しぶりのこととなります。
  
「大白玉」は毎年撮っていて、こちらの2枚は2012年3月18日と11月11日に撮影。
白色の一重、椀咲き、筒しべの中~大輪。花期は11~3月。
晩秋から咲く数多い白花品種の中で最も豊満で大型の花。ふくらんでくる大きな蕾は冬の茶席に好適。


「弓場絞」も2009年1月12日以来の登場。
葉の陰に隠れていたり傷んでいたりで、いい状態の花とはなかなかお目にかかれませんでした。

「舞吹雪」も同様に傷みのある花と遭遇することが多くて久しぶりになります。
奇しくも前回載せたのが上の「弓場絞」といっしょでした。
品種データは「弓場絞」に貼ったリンク先を参照してください。

  
「舞吹雪」の枝変わりの「白太神楽」は2009年12月15日にこどもの国の花を掲載して以来。
薬師池公園では2度ほど見かけていましたが、いい状態の花とは巡り合うことができず、
今回1輪だけでしたが何とか載せられそうなのを撮影できました。位置をちょっと代えて…。


「琴姫」は2、3年前に載せたのかなと思っていたら、4年前のことでしたね。
2009年12月6日に載せていますので品種データなどはそちらで…。

ダリア 「ラララ」

2013年12月16日 | ダリア
ダリアをもう少し続けます。
ちょっと古いですが、2008年に秋田国際ダリア園で撮影して、ブログに載せていなかった品種を。
  
「ラララ」。赤に弁先が白、思わずラララ♪~のフォーマルデコラ咲きで中輪。

「春爛漫(はるらんまん)」。ほのぼのと心温まる色合いのインフォーマルデコラ咲きの中輪。
以上の2種は秋田国際ダリア園の鷲沢氏が作出。というか、次の3種もおそらく鷲沢氏の作かと。
  
花見酒で「春歌」をがなって浮かれるうちに時は過ぎ、
  
あっという間に「初冠雪」…。今年の秋田は、すでにだいぶ積もっているようですね。
  
これから「春恋し」と思う日々が続きます。